天龍寺の蝋梅見ごろ2025(時期:1月中旬~2月上旬頃)
天龍寺の蝋梅見ごろ・アクセス・概要
天龍寺の蝋梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。蝋梅見ごろは例年1月中旬頃から2月上旬頃です。天龍寺には曹源池庭園の隅や百花苑の北端に素心蝋梅が植えられています。だた本数はあまり多くありません。蝋梅は近づくと甘い香りが漂います。なお天龍寺では蝋梅が見ごろを迎える時期に椿・山茶花も見ごろを迎え、一緒に楽しむことができます。(詳細下記参照)
【天龍寺の蝋梅見ごろ(例年時期)】
天龍寺の蝋梅見ごろは例年1月中旬頃から2月上旬頃です。なお蝋梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都蝋梅名所・見ごろ・京都梅見ごろ
【天龍寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
最寄りバス停・・・嵐山天龍寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から天龍寺は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
*四条烏丸からは11系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩すぐ)
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*阪急電鉄嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約15分)
【天龍寺の蝋梅見ごろ(例年時期) 概要】
天龍寺は蝋梅の名所です。天龍寺の蝋梅の見ごろは例年1月中旬頃から2月上旬頃です。天龍寺は梅の名所でもあり、梅に先だって蝋梅が見ごろを迎えます。ちなみに梅の見ごろは例年3月上旬頃から3月中旬頃です。
天龍寺には曹源池庭園の隅や百花苑の北端に素心蝋梅(ソシンロウバイ)が植えられています。だた本数はあまり多くありません。蝋梅は近づくと甘い香りが漂います。なお天龍寺では蝋梅が見ごろを迎える時期に椿(つばき)・山茶花(さざんか)も見ごろを迎え、一緒に楽しむことができます。
素心蝋梅は中国が原産地で、明治時代に日本に伝わりました。素心蝋梅は樹高が2~5メートルで、花が花径約2センチです。素心蝋梅は花被片全体が黄色になります。素心蝋梅は葉の展開に先立って、花をたくさん咲かせます。
蝋梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する落葉樹(落葉低木)で、中国原産です。蝋梅の名称は「本草綱目」によると半透明で鈍いツヤのある黄色い花びらがまるで蝋細工のようで、臘月(旧暦12月)に咲くことに由来すると言われています。蝋梅は江戸時代初期に朝鮮半島を経て中国から伝来し、観賞用として植栽されるようになったと言われています。ちなみに蝋梅は中国で梅・水仙・椿とともに「雪中の四花」として尊ばれています。蝋梅は早生種が12月頃、晩生種が2月頃に黄色い花を咲かせ、芳しい香りを漂わせます。なお蝋梅にはソシンロウバイ(素心蝋梅)・マンゲツロウバイ(満月蝋梅)・トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があります。
曹源池庭園は大方丈・小方丈に面した曹源池を中心とした池泉回遊式庭園です。曹源池庭園は室町時代初期に夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が最晩年に作庭したと言われています。なお曹源池庭園は特別名勝・史跡です。
百花苑は1983年(昭和58年)に北門を建立した際に整備されました。百花苑では桜や紫陽花などを見ることができます。
●天龍寺の見どころ(庭園・法堂など)を紹介しています。
天龍寺見どころ(庭園・法堂など)
【天龍寺 歴史・簡単概要】
天龍寺は承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇の后・檀林皇后(橘嘉智子)が創建した日本最初の禅寺・壇林寺があった場所です。その後第60代・醍醐天皇の皇子・前中書王兼明親王の亀山山荘、後嵯峨上皇の仙洞御所、亀山上皇の離宮・亀山殿が造営され、1335年(建武2年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が亀山殿内に臨川寺を創建しました。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師・夢窓疎石を開山として創建しました。天龍寺は当初、元号から暦応資聖禅寺と称したが、その後足利尊氏が弟・直義が見たという大堰川から天に昇る金龍の夢から天龍資聖禅寺に改められました。1386年(元中3年)に京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の第1位に列せられました。
*参考・・・天龍寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【天龍寺 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
京都天龍寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報