和中庵秋の特別公開2019/11/22~12/1(日程時間・・・)
和中庵秋の特別公開
和中庵秋の特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。秋の特別公開は毎年秋に行われています。秋の特別公開では小川が流れ、カエデ・モミジなどが分布する広大な庭園や廊下でつながり、和洋折衷の風雅な建築美を見せる洋館・客殿(奥座敷)などが公開されます。和中庵の紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。(詳細下記参照)
【和中庵秋の特別公開2019 日程時間(要確認)】
和中庵秋の特別公開2019は2019年(令和元年)11月22日(金曜日)~12月1日(日曜日)10:00~16:30まで行われます。(受付16:00終了)
【和中庵秋の特別公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区鹿ケ谷桜谷町110
最寄り駅・バス停・・・錦林車庫前(徒歩約8分)、上宮ノ前町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは5系統(A1乗り場)、17系統(A2乗り場)、100系統(D1乗り場)
*四条河原町からは5系統、17系統、32系統、203系統
*四条烏丸からは5系統、203系統
路線・時刻表・運賃チェック
【和中庵秋の特別公開 歴史・簡単概要】
和中庵秋の特別公開(あきのとくべつこうかい)は毎年秋、紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。ちなみに和中庵の紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。
秋の特別公開では小川が流れ、カエデ・モミジなどが分布する広大な庭園や廊下でつながり、和洋折衷の風雅な建築美を見せる洋館・客殿(奥座敷)などが公開されます。
庭園は例年8月16日に五山送り火(大文字山)が行われる標高約465メートルの大文字山(だいもんじやま)の山裾を切り開き、和中庵から西に広がる眺めは天下一品とも言われたそうです。庭園には東山から途絶えることなく清流が流れ出て、石橋・豊里橋が架けられ、大きな石や石灯篭が置かれています。
洋館・客殿(奥座敷)は2014年(平成26年)から2年間に渡る改修工事・耐震工事が行われました。洋館はスパニッシュを基調とした2階建で、S字瓦葺です。1階には2つの洋間があり、寄木細工の床や団炉跡があります。2階にはかつて礼拝堂として使われ、天井に装飾・床に寄木細工が施されたホールがあります。2階のホールからはかつてエドヒガン桜の大木を眺めることができたことから桜ホールとも言われています。客殿(奥座敷)は桁行6間半・梁間3間の平屋建で、入母屋造の桟瓦葺です。客殿(奥座敷)は良質の松を使った書院造で、床の間の天井や欄間(らんま)などに数寄屋(すきや)風の意匠が取り入れられています。洋館・客殿(奥座敷)は廊下で繋がっています。廊下は紅葉の名所である東福寺(とうふくじ)の通天橋(つうてんきょう)を模しているとも言われています。ちなみに洋館はかつて取り壊された主屋とも廊下で繋がっていたそうです。なお洋館は1階でノートルダム女学院中学校・高等学校の2者面談(校長と生徒)などに使われることもあるそうです。
和中庵紅葉見ごろ
【和中庵 歴史・簡単概要】
和中庵(わちゅうあん)は1926年(大正15年)に日本の化学繊維市場の礎を築いたパイオニアの一人と言われる藤井彦四郎(ふじいひこしろう)が標高約465メートルの大文字山(だいもんじやま)のすそ野にある鹿ヶ谷桜谷町の土地約1万数千坪を取得し、本邸とともに家族・親族の住宅を建設したのが始まりです。藤井彦四郎は共同毛織・共同毛糸紡績(倉敷紡績)を興し、スキー毛糸のブランドで成功して財を成しました。本邸は藤井彦四郎の友で、漢学者・書家・画家・篆刻家である長尾雨山(ながおうざん)が「何事にも偏らず公平に」をモットーに「和中庵」と命名し、1928年(昭和3年)4月にお披露目の会が行われました。昭和初期に賀陽宮恒憲王殿下(かやのみやつねのりおう)・久邇宮多嘉王殿下(くにのみやたかおう)などが訪れたり、宿泊したりしたそうです。太平洋戦争後の1948年(昭和23年)にカトリック教会の女子修道会であるノートルダム教育修道女会が取得し、シスターなどが生活する修道院として改修されました。その後2008年(平成20年)春にシスターの高齢化に伴ってノートルダム女学院中学校・高等学校に移管されました。なお和中庵は老朽化が進んで一時解体が決定されたが、その後取り壊された主屋を除き、洋館・奥座敷(客殿)・蔵・茶室などは2014年(平成26年)から2年間に渡る改修工事・耐震工事が行われ、教育施設として活用できるようになりました。
*参考・・・和中庵(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【和中庵秋の特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
和中庵(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報