善願寺の桜見ごろ2025(時期:3月下旬~4月上旬頃)
善願寺の桜見ごろ・アクセス・概要
善願寺の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。善願寺では境内にソメイヨシノが植えられ、桜と境内などの光景が美しいと言われています。善願寺には伏見区・区民の誇りの木に選ばれている樹齢1,000年を超える小町榧も植えられ、お花見だけでなく、小町榧を眺めるのもいいかもしれません。(詳細下記参照)
【善願寺の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
善願寺の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月9日、ウェザーニュースは京都嵐山で3月28日にソメイヨシノが開花すると予想しました。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【善願寺桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区醍醐南里町33
最寄り駅・バス停・・・醍醐寺(徒歩約10分)
京阪アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅八条口から善願寺は山急醍醐寺行き
*京阪六地蔵駅からは22系統、22A系統
*四条河原町・五条京阪からは86号系統、86B系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は醍醐駅(徒歩約15分)
【善願寺 の桜見ごろ(例年時期) 概要】
善願寺はあまり知られていない桜の名所です。善願寺の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。
善願寺では境内にソメイヨシノ(染井吉野)が植えられ、桜と境内などの光景が美しいと言われています。善願寺には伏見区・区民の誇りの木に選ばれている樹齢1,000年を超える小町榧(こまちがや)も植えられ、お花見だけでなく、小町榧を眺めるのもいいかもしれません。
ソメイヨシノは幕末(江戸時代末期)に江戸(東京)染井村の植木職人がいずれも日本国内に自生するサクラ属の基本野生種とされるエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)を交配させて生み出したと言われています。ソメイヨシノは当初奈良吉野山に因んで、ヨシノ(吉野)・ヨシノザクラ(吉野桜)と言われていたが、染井村からソメイヨシノと言われるようになりました。その後明治時代初期から日本各地に広まり、戦後の高度経済成長期に多く植えられたと言われています。ソメイヨシノはほぼ全てがクローンで、気象庁が沖縄県以東、札幌以西のサクラの開花・満開を判断する標本木として利用されています。ソメイヨシノは寿命が比較的短いとされています。
小町榧は樹齢1,000年を超える神木です。小町榧は小野小町(おののこまち)が深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜通い(ももよがよい)の際、蒔いた99個の榧の実のひとつが生育したものとも言われています。小町榧には1955年(昭和30年)頃に住職の夢の中に不動尊(ふどうそん)が立ったことから不動明王(ふどうみょうおう)像が彫られています。なお百夜通いでは深草少将が小野小町を愛し、小野小町から百日間通い続けたら結婚しようと言われ、小野小町の元に九十九夜通ったが、雪の降る日に雪に埋まって亡くなり、思いは叶わなかったとされています。
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になると言われています。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【善願寺 歴史・簡単概要】
善願寺(ぜんがんじ)・腹帯地蔵さんは奈良時代前期の天平年間(729年~749年)に僧・行基(ぎょうき・ぎょうぎ)が第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)の后・光明皇后(こうみょうこうごう)の発願により、地蔵尊(じぞうそん)を本尊として創建したと言われています。その後荒廃し、平安時代中期の長保年間(999年~1004年)に天台宗(てんだいしゅう)の僧である恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が現在の場所に再興し、善願寺と称したとも言われています。また平安時代後期に平清盛(たいらのきよもり)が五男・平重衡(たいらのしげひら)の誕生の際に安産祈願の為に堂宇が建立されたとも言われています。(諸説あり)江戸時代後期の1844年(弘化元年)に第19世・慈円上人が地蔵堂(本堂)を再建したと言われています。
善願寺は天台宗の寺院です。
【善願寺桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
善願寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)