嵐山・大覚寺桜散策コース(天龍寺・・・)
嵐山・大覚寺桜散策コース
嵐山・大覚寺桜散策コースは「日本さくら名所100選」に選ばれている京都屈指の桜名所である嵐山から京都有数の桜名所である大覚寺(大沢池)まで散策するコースです。嵐山・大覚寺桜散策コースは少し距離があることから無理は禁物です。また竹林の道などへの寄り道もおすすめです。
【京都の桜開花・満開予測】
●2025年1月下旬頃から京都の桜開花・満開・見ごろ情報を発信します。(順次情報更新中)
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)・
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)
【嵐山・大覚寺 桜散策ルート】
【京都桜 基礎知識】
桜は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開(桜の見ごろ)になるとも言われています。なお桜と言うと花見を連想するが、奈良時代に花見と言えば、中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に少しずつ変わって行ったそうです。それは貴族などが詠んだ和歌などにも現れ、「万葉集(奈良時代末期頃成立)」では梅を詠んだ歌が119首、桜を詠んだ歌が42種だったが、「古今和歌集(平安時代前期成立)」では梅を詠んだ歌が18首、桜を詠んだ歌が70種とその数が逆転します。(誤差あり)
【嵐山 桜概要】
桜の本数・・・染井吉野・山桜など約1500本
桜の見頃・・・3月下旬頃~4月上旬頃
【天龍寺 桜概要】
桜の本数・・・枝垂桜・染井吉野など約200本
桜の見頃・・・4月上旬頃
【大覚寺 桜概要】
桜の本数・・・染井吉野・山桜など約500本
桜の見頃・・・4月上旬頃
【嵐山・大覚寺桜散策コース 嵐山】
嵐山は「日本さくら名所100選」に選ばれる桜の名所です。嵐山は鎌倉時代に亀山上皇が「日本さくら名所100選」に選ばれている奈良・吉野山から山桜を移植したと言われています。なお嵐山は西京区にある標高約380メートルの山です。
嵐山桜見ごろ
【嵐山・大覚寺桜散策コース 渡月橋】
渡月橋は桂川の左岸と中州・嵐山公園中之島地区に架かる約150メートルの橋です。渡月橋は承和年間に僧・道昌が架けたことが起源とされ、角倉了以が現在の場所に架けました。なお渡月橋の名称は亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことに由来しています。
渡月橋(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【嵐山・大覚寺桜散策コース 天龍寺】
天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓疎石(むそうそせき)を開山として、離宮・亀山殿の地に創建しました。なお雲龍図は鈴木松年によって描かれたが、損傷が激しく、加山又造によって法堂天井に八方睨みの龍の雲龍図が描かれました。
天龍寺桜見ごろ・天龍寺見どころ(庭園・法堂など)
【嵐山・大覚寺桜散策コース 野宮神社】
野宮神社は天皇の代理で、伊勢神宮に仕える斎王が伊勢へ向かう前に身を清めた「野宮」に由来しています。嵯峨天皇の皇女・仁子内親王からは野宮神社に「野宮」が作られるようになりました。なお大黒天の側にある「お亀石」を撫でながら願うと1年以内に願い事が叶うと言われています。
野宮神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【嵐山・大覚寺桜散策コース 竹林の道(竹林の小径)】
竹林の道(竹林の小径)は嵯峨野にあり、野宮神社から大河内山荘に続く約300メートルの道です。嵯峨野は古くから貴族に愛され、貴族の別荘が置かれた場所でした。なお大河内山荘は俳優・大河内傳次郎が映画の出演料の大半を注ぎ、約30年の歳月を掛けて作り上げた回遊式庭園です。
竹林の道(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【嵐山・大覚寺桜散策コース 大沢池】
大沢池は814年(弘仁5年)頃に嵯峨天皇が中国・洞庭湖(どうていこ)を模して築造したとも言われています。大沢池は池泉舟遊式庭園で、奈良・猿沢池、滋賀・石山寺と合わせて、三大名月鑑賞地とされています。なお大沢池は周囲約1キロの日本最古の人工の庭池とも言われています。
【嵐山・大覚寺桜散策コース 大覚寺】
大覚寺は平安時代初期に第52代・嵯峨天皇が造営した離宮・嵯峨院があった場所です。876年(貞観18年)に嵯峨天皇の皇女で、第53代・淳和天皇の皇后・正子内親王が淳和天皇の第2皇子・恒寂入道親王(ごうじゃくにゅうどうしんのう・恒貞親王)を開山として離宮を寺院に改めました。
大覚寺桜見ごろ
【嵐山・大覚寺桜散策コース 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。