永観堂の桜見ごろ2025平年並(4月上旬頃)

永観堂の桜見ごろ・アクセス・概要
永観堂の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。永観堂では総門から中門に至る参道・多宝塔周辺・庭園などにソメイヨシノなどの桜の木が植えられ、桜と総門・多宝塔・庭園などの光景が美しいと言われています。桜と御影堂・多宝塔を一緒に撮影するのが人気です。(詳細下記参照)
【永観堂の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
永観堂の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年3月6日、ウェザーマップは桜の開花・満開が平年並で、京都で3月26日に開花、4月3日に満開になると予想しました。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【永観堂桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区永観堂町48
最寄り駅・バス停・・・南禅寺・永観堂道(徒歩約3分)、東天王町(徒歩約8分)、宮ノ前町(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から永観堂は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は蹴上駅(徒歩約15分)
【永観堂の桜見ごろ(例年時期) 概要】
永観堂はあまり知られていない桜の名所です。永観堂の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
永観堂では総門から中門(京都府指定文化財)に至る参道・多宝塔周辺・庭園などにソメイヨシノ(染井吉野)などの桜の木が植えられ、桜と総門・多宝塔・庭園などの光景が美しいと言われています。桜と御影堂・多宝塔を一緒に撮影するのが人気です。多宝塔は140段の石段の上の若王子山に建立され、境内で最も高い場所にあります。なお永観堂は京都屈指の桜の名所である哲学の道南側付近にあり、哲学の道を散策するのもおすすめです。
中門は1713年(正徳3年)に建立されました。中門は薬医門で、切妻造の本瓦葺です。
多宝塔は1928年(昭和3年)に篤志家の寄付によって建立されました。多宝塔は下部が方形、上部が円形の二重塔で、銅板葺の屋根に九輪・水煙が付けられています。
御影堂は1912年(大正元年)に建立れました。御影堂は本尊・阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂よりも大きく、「仏説無量寿経」に説かれている阿弥陀四十八本願に因んで、48本の丸柱が使われています。御影堂は総欅造で、入母屋造の本瓦葺です。
庭園は放生池を中心に東山を借景にした池泉回遊式庭園です。庭園の放生池には弁天島があり、周囲にカエデが植えられています。
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になると言われています。
永観堂歴史(真紹・永観律師)
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【永観堂 歴史・簡単概要】
永観堂(えいかんどう・ようかんどう)・禅林寺(ぜんりんじ)は平安時代に歌人で、貴族であった藤原関雄(ふじわらのせきお)の別荘・東山山荘があった場所です。永観堂は平安時代前期の853年(仁寿3年)に真言宗(しんごんしゅう)の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の高弟である河内観心寺(かんしんじ)・真紹僧都(しんじょうそうず)が京都における真言宗密教の実践道場の創建を志し、藤原関雄から寄進されとも、買い取ったとも言われる東山山荘に五智如来(ごちにょらい)を安置したのが起源と言われています。その後863年(貞観5年)に第56代・清和天皇(せいわてんのう)から鎮護国家の道場・定額寺(じょうがくじ)として勅額を賜わり、禅林寺と名付けられました。平安時代後期の承暦年間(1077年~1080年)に中興の祖で、7世住持・永観律師(ようかんりっし)が東南院を興して浄土念仏道場に改め、阿弥陀如来(あみだにょらい)を本尊にしました。永観律師は境内に施療院・薬王院を建て、病人救済などの慈善事業も行いました。永観堂の名称は永観律師に由来しています。鎌倉時代初期に12世住持・静遍僧都(じょうへんそうず)が浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)に帰依して浄土宗に改めました。
永観堂は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院です。
*参考・・・京都・永観堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【永観堂桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
永観堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)