祇園祭2020ハイライト(後祭)
祇園祭ハイライト(後祭)
祇園祭は7月1ヶ月間に渡って行われます。その内、7月23日・24日だけでも祇園祭を楽しむことができます。7月23日の宵山(後祭)では山鉾の駒形提灯が灯され、祇園囃子が奏でられます。7月24日の山鉾巡行(後祭)では山鉾10基と鷹山(唐櫃巡行)が御池通などを巡行します。後祭は規模が小さいが、それでも23日・24日は祇園祭のハイライトです。
【祇園祭2020 日程時間(要確認)】
●祇園祭宵山(後祭)2020・・・・・7月21日(火曜日)~23日(木曜日)
祇園祭宵山(後祭)
●祇園祭山鉾巡行(後祭)2020・・・7月24日(金曜日)9:30 烏丸御池出発
祇園祭山鉾巡行(後祭)
【祇園祭宵山(後祭) 山鉾マップ・地図】
●祇園祭宵山(前祭)では地下鉄烏丸線・四条駅または烏丸御池駅が最寄駅です。
【祇園祭宵山(後祭) ハイライト】
祇園祭は7月1か月間にも及ぶ長丁場で、その期間中には様々なイベントが行われ、その全部を見ることは京都市民でも難しいかもしれません。ただ7月23日・24日だけでも祇園祭の中でも人気の宵山と山鉾巡行を楽しむことができます。後祭は前祭に比べると規模が小さく、その分じっくり楽しむことができます。
【祇園祭宵山(後祭) 歴史・簡単概要】
祇園祭宵山(後祭)は7月21日から23日です。7月23日は翌24日に山鉾巡行(後祭)が行われることから泊まり掛けの観光客などで賑わいます。23日は夕方から山鉾10基に駒形提灯(こまがたちょうちん)が灯され、北観音山・南観音山・大船鉾など囃子方がある山鉾では祇園囃子が奏でられます。
【祇園祭山鉾巡行(後祭) ルート・時間】
●山鉾巡行(後祭)の時間
烏丸御池出発(9:30)→河原町御池(10:00頃)→四条河原町(10:40頃)→四条烏丸到着(11:20頃)
【祇園祭山鉾巡行(後祭) 簡単概要】
祇園祭山鉾巡行(後祭)は7月24日に行われます。山鉾巡行(後祭)は午後からの還幸祭(かんこうさい・おかえり)に先立って、午前中に行われます。山鉾巡行(後祭)では橋弁慶山(はしべんけいやま)を先頭に山鉾10基と鷹山(唐櫃巡行)が烏丸御池の交差点を出発し、御池通・河原町通・四条通の順に巡行します。京都市役所前ではくじ改め、河原町御池・四条河原町の交差点などでは辻回しが行われます。なお7月24日の午前中には花傘巡行(はながさじゅんこう)も行われます。
●昨年の山鉾巡行(後祭)順番は橋弁慶山・北観音山・鯉山・八幡山・黒主山・南観音山・役行者山・浄妙山・鈴鹿山・鷹山・大船鉾の順に巡行します。
祇園祭還幸祭
【祇園祭山鉾(後祭) 簡単概要】
祇園祭山鉾(後祭)は橋弁慶山(はしべんけいやま)・鯉山(こいやま)・浄妙山(じょうみょうやま)・黒主山(くろぬしやま)・役行者山(えんのぎょうじゃやま)・鈴鹿山(すずかやま)・八幡山(はちまんやま)・北観音山(きたかんのんやま)・南観音山(みなみかんのんやま)・大船鉾(おおふねほこ)・鷹山(たかやま)の11基です。北観音山・南観音山・大船鉾には囃子方があります。
【祇園祭 7月23日・24日のイベント】
7月23日には煎茶献茶祭・琵琶奉納・役行者山護摩焚き・オハケ清祓・日和神楽・南観音山あばれ観音、24日には花傘巡行・還幸祭も行われます。
【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭山鉾巡行は平安時代の999年(長保元年)に雑芸者・無骨(むこつ)が天皇の即位の礼の直後に行う新嘗祭・大嘗祭(だいじょうさい)の標山(しめやま)に似た作山を造り、祇園祭に参加したのが起源とも言われています。標山は神を祀る為の山型の造形物で、縁起のよい祥瑞(しようずい)を表す意匠が施されました。その後鎌倉時代に鉾・長刀などで装飾したものが加わり、室町時代には町ごとに趣向を凝らした山鉾が造られたと言われています。ちなみに山鉾巡行の山鉾は粟田神社(あわたじんじゃ)の剣鉾が原型とも言われています。室町時代の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))後、町衆主体の山鉾巡行を中心とした祭りになったと言われています。なお山鉾巡行などの山鉾行事はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)
【祇園祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)