猿田彦神社初庚申祭(日程・時間・・・)

猿田彦神社初庚申祭
猿田彦神社初庚申祭(日程・時間・・・)を紹介しています。初庚申祭は新年最初の庚申の日後の日曜日に行われます。初庚申祭では今年が申年であることから猿行列が行われます。また初庚申祭では信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、祈願成就を願う大祈祷護摩奉修も行われます。(詳細下記参照)
【猿田彦神社初庚申祭2016 日程時間(要確認)】
猿田彦神社初庚申祭2016は2016年2月14日(日曜日)13:00から行われます。なお13:00からは猿行列(山王神社から猿田彦神社)、14:00からは大祈祷護摩奉修が行われます。
【猿田彦神社初庚申祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区山ノ内荒木町3
最寄り駅・バス停・・・猿田彦橋(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは84系統(C6乗り場)
京都バス・アクセスダイヤ
山王神社アクセス
【猿田彦神社初庚申祭 歴史・簡単概要】
猿田彦神社初庚申祭(はつこうしんさい)は新年最初の庚申(かのえさる)の日後の日曜日に行われます。庚申の日は十干十二支のひとつで、60日ごとに一度訪れます。初庚申祭では今年が申年(さるどし)であることから猿行列が行われます。猿行列は山王神社を出発し、三条通を経て猿田彦神社に向かいます。また初庚申祭では信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、祈願成就を願ったり、万福招来・病魔退散・交通災難除け・厄除けなどを祈願する大祈祷護摩奉修(だいきとうごまほうしゅう)も行われます。なお初庚申祭では特別祈祷も行われました。
庚申信仰は庚申の日の夜、人が眠っている間に体内にいる三尸虫(さんしちゅう)が体から抜け出し、寿命を司る天帝に罪(悪行)を告げて寿命を縮めるという考えに由来しています。その為庚申の日の夜は三尸虫を出さないように徹夜をし、善行を行うというものです。八坂庚申堂では徹夜で過ごす庚申待ち(こうしんまち)や一晩中火を灯す代待灯明(だいまちとうみょう)が現在も行われているそうです。八坂庚申堂の本尊・青面金剛(しょうめんこんごう)は三尸虫を食べるとも言われています。
【猿田彦神社 歴史・簡単概要】
猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)・山ノ内庚申(やまのうちこうしん)は起源は明確ではありません。猿田彦神社はかつて道祖神として信仰されていたとも、安井村に社殿があり、愛宕参りの参詣者が滝で身を清めていたとも言われています。また平安時代に伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄が坐禅する霊窟を探していたところ猿田彦大神が現れ、座禅石の近くに猿田彦大神を祀ったとも、鎌倉時代に後嵯峨天皇が行幸した際、猿田彦大神が道案内をしたことから社殿を造営したとも言われています。なお1885年(明治18年)に現在の場所に移され、1980年(昭和55年)に神殿が修復されました。
【猿田彦神社初庚申祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
猿田彦神社初庚申祭2016では甘酒の接待も行われます。なお今年は申(さる)年ということでだろうか、本物の猿も猿行列に参加しました。
猿田彦神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報