浄安寺椿見ごろ2024(2月中旬~4月中旬頃)
浄安寺椿見ごろ(見頃)
浄安寺椿見ごろ(イベント・・・)を紹介。浄安寺には江戸時代後期から伝わり、門外不出とされる固有種・浄安寺椿や胡蝶侘助・日光椿・明日香など約230種の椿の木が植えられています。浄安寺では山門を入ると名石を配した庭園が広がり、梅・松などの老木に混じって椿が植えられています。(詳細下記参照)
【浄安寺椿見ごろ(例年時期)】
浄安寺の椿見ごろは例年2月中旬頃~4月中旬頃です。なお椿の見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都椿名所・見ごろ
【浄安寺椿見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府久世郡久御山町佐山双置80
最寄り駅・バス停・・・佐山(徒歩約2分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*近鉄京都線・大久保駅から京都京阪バス
*京阪本線・淀駅から京都京阪バス
【浄安寺椿見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
浄安寺は京都で知られている椿の名所です。浄安寺の椿見ごろは例年2月中旬頃~4月中旬頃です。ちなみに浄安寺では椿の開花が例年12月頃に始まり、5月頃まで続きます。
浄安寺には江戸時代後期から伝わり、門外不出とされる固有種・浄安寺椿や胡蝶侘助(こちょうわびすけ)・日光椿(じっこうつばき)・明日香(あすか)・王昭君(おうしょうくん)・京の誉(きょうのほまれ)・光源氏椿(ひかりげんじつばき)など約230種の椿の木が植えられています。浄安寺では山門を入ると名石を配した庭園が広がり、梅・松などの老木に混じって椿が植えられています。浄安寺では例年椿が見ごろ迎える時期・春に椿展が行われています。(要確認)椿展では本堂で椿の一輪挿しが飾られます。
浄安寺には白侘助・紅侘助・姫侘助・黒侘助・紺侘助・奥侘助・雛侘助・覆輪雛侘助・胡蝶侘助・数寄屋侘助・浄安寺椿・白玉・加茂本阿弥・窓の月・玉兎・白菊・京錦・綾錦・蝦夷錦・素粧・新司錦・太陽錦・蜀光錦・白露錦・黒椿・初嵐・絞初嵐・紅初嵐・光源氏・乙女椿・緋乙女・絞乙女・荒獅子・諫早・太郎庵・関戸太郎庵・御簾の内・曙・散椿・神楽・清緋・初雁・日光・日光(朴伴)・桃色朴伴・孔雀・百合椿・御瀬山・有楽などが植えられています。
椿は日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑樹(照葉樹林)です。椿は北海道などを除く、日本各地に自生しています。椿は日本最古の正史「日本書紀」に第12代・景行天皇が熊襲(くまそ)の乱を鎮めた際、土蜘蛛(つちぐも)に対して海石榴(ツバキ)の椎を用いたと記されています。椿は安土桃山時代に関白・豊臣秀吉が茶の湯に好んで用いると茶道で茶花として重要な地位を占めるようになりました。椿は江戸時代以降に多くの園芸品種が作られ、500以上の園芸品種があると言われています。なお椿は邪悪を祓うとも言われ、正倉院には災いを祓う海石榴の卯杖(うづえ)が収められています。
【浄安寺 歴史・簡単概要】
浄安寺(じょうあんじ)・椿寺は平安時代後期の1053年(天喜元年)に仁海僧正(にんがいそうじょう)が創建した浄福寺(じょうふくじ)が起源とも言われています。平安時代後期の1124年(天治元年)に雙栗神社(さぐりじんじゃ・椏本八幡宮(あてもとはちまんぐう))の神宮寺(じんぐうじ)になったと言われています。ちなみに雙栗神社は起源が明確ではないが、歴史書「三代実録(にほんさんだいじつろく)・901年(延喜元年)成立」の859年(貞観元年)正月27日の条に「雙栗神」と記され、平安時代前期には既に祀られていたとも言われています。また雙栗神社は平安時代中期の「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)・927年(延長5年)編纂」に「山城国久世郡 雙栗神社三座 鍬靫」と記され、式内社(しきないしゃ)に列せられました。鎌倉時代後期の1331年(元弘元年)に勅願寺(ちょくがんじ)になったとも言われています。安土桃山時代の1573年(天正元年)に平等院(びょうどういん)の玄誉徹公上人(げんよてつこうしょうにん)が中興して堂宇を再建しました。その後正親町天皇(おうぎまちてんのう)から浄安寺に寺号を改めたとも言われています。なお浄安寺は平安時代後期(10世紀後半~11世紀前半)作の一木造聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)立像(久御山町指定有形文化財)を安置しています。
浄安寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・浄安寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【浄安寺椿見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
浄安寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報