十輪寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

十輪寺
十輪寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。十輪寺は在原業平が晩年隠棲し、塩焼きを楽しんだという塩がまの旧跡が残っており、11月23日午後1時からは「塩がま清めの祀り」が行われています。なお6月第3日曜日午後1時からは「声明と三弦を聞く会」も行われています。
【十輪寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区大原野小塩町481番地
最寄り駅・バス停・・・小塩(徒歩約1分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急電鉄京都本線・東向日駅からは66系統善峯寺行き
*JR・向日町駅からは66系統善峯寺行き
阪急バス・アクセスダイヤ
【十輪寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
【十輪寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人・大学生・高校生・中学生400円
【十輪寺 歴史・簡単概要】
十輪寺(じゅうりんじ)・業平寺(なりひら寺)は850年(嘉祥3年)に第55代・文徳天皇が染殿皇后(藤原明子・ふじわらのめいし)の安産を祈願する為、天台宗の宗祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄作の延命地蔵を安置したのが起源と言われています。その後第51代・平城天皇の孫で、六歌仙・三十六歌仙の一人である在原業平(ありわらのなりひら)が隠棲したことから業平寺(なりひらでら)と言われるようになりました。在原業平は大原野神社(おおはらのじんじゃ)に参詣した第52代・清和天皇の二条后(藤原高子・ふじわらのこうし)に塩竈の紫煙で変わらぬ思いを伝えたとも言われています。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火などによって衰退し、寛文年間(1661年~1673年)に藤原北家師実流の花山院家(清華家)21代当主・花山院定好(かざんいんさだよし)が再建し、1750年(寛延3年)には現在の本堂が再建されました。なお十輪寺は本尊・延命地蔵菩薩(秘仏)を安置し、京都洛西観音霊場の第三番札所です。
十輪寺は天台宗の寺院です。
*参考・・・十輪寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【十輪寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
十輪寺の見どころは在原業平が塩焼きを楽しんだという塩がまの旧跡と宝篋印塔です。
【十輪寺 行事・イベント(要確認)】
●声明と三弦を聞く会は例年6月の第3日曜日頃に行われています。声明と三弦を聞く会では邦楽のルーツともいえる仏教音楽の調べ・声明を聞き、三弦と調和する音色を愉しみます。
十輪寺声明と三弦を聞く会
●塩竈清祭は例年11月23日に行われています。塩竈清祭は在原業平が大原野神社に参詣した二条后に塩竈で塩を焼く紫煙で変わらぬ思いを伝えたという故事に因む行事です。境内裏山にある塩竈の前で三弦に合わせて読経が行われます。
十輪寺塩竈清祭
【十輪寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。三方普感の庭に枝を大きく広げて花を咲かせることから天蓋の桜とも言われる樹齢約200年の業平桜が植えられ、桜と庭・本堂・高廊下・業平御殿・茶室などの光景が美しいと言われています。
十輪寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内に在原業平に因んで、なりひらもみじ・なりひら楓とも称されるカエデ・イチョウなどが植えられ、紅葉と鳳輦形屋根の本堂・鐘楼などの光景が美しいと言われています。
十輪寺紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【十輪寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-331-0154
【十輪寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【十輪寺 おすすめ散策ルート】
十輪寺からのおすすめ散策ルートは善峯寺に向かうルートです。20分ほど散策すれば、西山や粟生の自然を感じながら善峯寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。ただ善峯寺までは坂道が続く為、あまり無理はしない方がいいかもしれません。なお十輪寺周辺にはあまり観光スポットが多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。