西本願寺の紅葉見ごろ2024(時期:11月下旬~12月上旬頃)
西本願寺の紅葉見ごろ・アクセス・概要
西本願寺の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。西本願寺では御影堂前に樹齢400年とも言われる逆さ銀杏、阿弥陀堂・御影堂門近くに大イチョウが植えられ、紅葉(黄葉)と御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの光景が美しと言われています。(詳細下記参照)
【西本願寺の紅葉見ごろ(例年時期)・2024年予測】
西本願寺の紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年10月31日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年よりやや遅いと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【西本願寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
最寄り駅・バス停・・・西本願寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*京都駅から西本願寺は9系統(B1乗り場)、28系統(D3乗り場)、50系統(B2乗り場)、75系統(C5乗り場)
*四条堀川からは9系統
*堀川丸太町からは9系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR西日本の場合、最寄り駅は京都駅(徒歩約15分)
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は五条駅(徒歩約15分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は大宮駅(徒歩約20分)
【西本願寺の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
西本願寺は紅葉の名所です。西本願寺の紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。西本願寺は標高約29メートルです。
西本願寺では御影堂前に樹齢400年とも言われる逆さ銀杏(京都市の天然記念物)、阿弥陀堂・御影堂門近くに大イチョウが植えられ、紅葉(黄葉)と御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの光景が美しと言われています。逆さ銀杏は樹高約7メートル・枝張り約24メートルです。西本願寺は早朝5:30から拝観でき、拝観料も必要ないことからじっくり拝観できます。(要確認)
逆さ銀杏は御影堂が1636年(寛永13年)に再建されたことから樹齢400年とも言われています。逆さ銀杏は地上2、3メートルの低い位置から水平・斜め方向などに枝が伸び、特徴的な樹形をしています。樹形は行き届いた剪定の結果だと言われています。逆さ銀杏は葉などに他の植物と比べると多くの水分を含み、1788年(天明8年)・1864年(元治元年)の大火でも火の粉を浴びながら生き抜きました。逆さ銀杏は西本願寺を火災から守ったとも言われ、水吹き銀杏とも言われます。
イチョウ(銀杏)は裸子植物で、落葉性高木です。イチョウ類はペルム紀(約2億9,900万年前~約2億5,100万年前)に出現し、世界で最古の現生樹種のひとつに数えられています。イチョウは中国原産で、日本には仏教の伝来とともに伝わったとも言われています。
御影堂は1636年(寛永13年)に再建され、宝暦・文化・安政・明治に修復が行われ、1999年(平成11年)から大修復が行われました。御影堂は内陣に浄土真宗の開祖・親鸞聖人坐像を安置し、両脇に歴代宗主の影像、両余間に十字名号・九字名号を安置しています。御影堂は南北約62メートル・東西約48メートル・高さ約29メートルで、入母屋造の本瓦葺です。
阿弥陀堂は1760年(宝暦10年)に再建され、1985年(昭和60年)に修復が行われました。阿弥陀堂は内陣に本尊・阿弥陀如来像を安置し、両脇に龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師・道綽禅師・善導大師・源信和尚、両余間に法然聖人と聖徳太子の影像を安置しています。阿弥陀堂は南北約45メートル・東西約42メートル・高さ約25メートルで、入母屋造の本瓦葺です。
御影堂門は1645年(正保2年)に建立されました。御影堂門は入母屋造の本瓦葺です。御影堂門は堀川通に面した門の中で一番大きく、棟高約14メートルです。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。
●西本願寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
西本願寺歴史(親鸞聖人・覚信尼)
●西本願寺の見どころ(御影堂・阿弥陀堂など)を紹介しています。
西本願寺見どころ(御影堂・阿弥陀堂など)
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)
【西本願寺 歴史・簡単概要】
西本願寺(にしほんがんじ)・龍谷山本願寺(りゅうこくざんほんがんじ)は鎌倉時代の1272年(文永9年)に浄土真宗の開祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の末娘・覚信尼(かくしんに)が東山鳥辺野北大谷(元大谷)の石塔に納められていた親鸞聖人の遺骨を改葬し、東山吉水北に六角の廟堂を建立して親鸞聖人の影像(えいぞう)を安置したのが起源です。覚信尼は廟堂の守護をする留守職(るすしき)に就き、以後覚信尼の子孫が門弟の了承を得て就任しました。西本願寺は当初専修寺(せんじゅじ)と号していたが、比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の抗議により、1321年(元亨元年)に寺号を本願寺に改めました。その後西本願寺は度々移り、1582年(天正10年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)から大坂天満の土地を寄進されて移り、更に1591年(天正19年)に豊臣秀吉から京都堀川六条の土地を寄進されて移りました。江戸時代初期の1602年(慶長7年)に本願寺第11世宗主・顕如(けんにょ)の長男で、東本願寺第12代法主・教如(きょうにょ)が江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)から寺地を寄進され、西本願寺の東に東本願寺を創建しました。なお西本願寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山です。
*参考・・・西本願寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【西本願寺紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
西本願寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)