野宮神社夏越祓(例年6月30日)
野宮神社夏越祓
野宮神社夏越祓(日程・時間・・・)を紹介しています。夏越祓は例年6月30日に行われています。夏越祓(なごしのはらえ)では半年間の罪・穢れを祓い、夏を元気に過ごせるよう祈願します。夏越祓では平安の風情を伝える黒木の鳥居に茅の輪(ちのわ)が設置されます。なお黒木の鳥居はかつて5年ごとに建て替えていたそうです。(詳細下記参照)
【野宮神社夏越祓 日程時間(要確認)】
野宮神社夏越祓(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は例年6月30日14:00から行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・野宮神社ホームページ
【野宮神社夏越祓 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨野々宮町1
最寄り駅・バス停・・・野々宮(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から野宮神社は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
*四条烏丸からは11系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約10分)
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
【野宮神社夏越祓 歴史・簡単概要】
野宮神社夏越祓(なごしのはらえ)では半年間の罪・穢れを祓い、夏を元気に過ごせるよう祈願します。なお夏越祓では平安の風情を伝える黒木の鳥居に茅の輪(ちのわ)が設置されます。なお黒木の鳥居はかつて樹齢20年以上のクヌギの木を使い、5年ごとに建て替えていたそうです。ただ現在は鉄管に樹脂でクヌギを模造しています。
茅の輪は素戔嗚尊(すさのおのみこと)が后を求めて旅に出た際、貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)が快くもてなし、素戔嗚尊の教えに従って茅の輪を腰に付けたところ疫病を逃れることができ、子々孫々まで繁栄したという故事に由来する古来からの風習です。茅の輪くぐりでは先ず左足から茅の輪をくぐって左に回り、次に右足から茅の輪をくぐり右に回り、最後に左足から茅の輪をくぐり左に抜けます。つまり茅の輪は八の字を描くように合計3回くぐります。くぐる際には「水無月の 夏越の祓へする人は 千歳の命 延ぶというなり」などと心の中で唱えます。ちなみに「水無月の・・・」には茅の輪をくぐると寿命が1,000年延びるという意味があります。
京都では6月30日に厄除けに和菓子・水無月(みなづき)を食べる風習もあります。かつて宮中では旧暦の6月1日に氷室(ひむろ)から氷を取り寄せ、健康に夏を過ごせるよう祈願しました。しかし庶民には氷が貴重だったことから氷を象った三角形の外郎(ういろう)に厄除けの小豆を散らした水無月が食べるようになりました。
野宮神社見どころ
【野宮神社 歴史・簡単概要】
野宮神社(ののみやじんじゃ)は天皇の代理で、伊勢神宮に仕える斎王(さいおう)が伊勢へ向かう前に身を清めた「野宮」に由来しています。斎王は未婚の皇女・女王から選ばれ、宮中の初斎院(しょさいいん)で1年間、「野宮」で1年間身を清め、伊勢神宮に向かったそうです。「野宮」の場所は天皇の即位ごとに定められ、当初毎回違っていたが、第52代・嵯峨天皇の第10皇女・仁子内親王(じんしないしんのう)からは野宮神社に「野宮」が作られるようになりました。しかし南北朝時代の兵火により、南朝の初代で、第96代・後醍醐天皇の第2皇女・祥子内親王(しょうしないしんのう・さちこないしんのう)を最後に斎王制度が廃絶され、「野宮」は野宮神社となって勅祭が行われるようになりました。その後第105代・後奈良天皇、第114代・中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され、篤く崇敬されたと言われています。
*参考・・・京都・野宮神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【野宮神社夏越祓 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
野宮神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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