龍安寺・妙心寺紅葉散策コース(退蔵院・西源院・大龍院・・・)

龍安寺・妙心寺紅葉散策コース
龍安寺・妙心寺紅葉散策コースは世界遺産である龍安寺と龍安寺の本山・妙心寺周辺の紅葉名所を散策するコースです。龍安寺は洛西エリア(西部)に位置し、洛西を代表する洛西スポットになっています。また龍安寺近くには世界遺産で、ライトアップを行っている紅葉名所である仁和寺もあり、一緒に紅葉狩りを楽しみましょう。龍安寺・妙心寺紅葉散策コース周辺には西源院・退蔵院・大龍院などもあり、チャンスがあれば立ち寄りましょう。仁和寺では紅葉ライトアップを行う場合があります。
【龍安寺・妙心寺紅葉散策コース】
【紅葉の見頃(例年)】
●2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
龍安寺・・・11月中旬~11月下旬頃
仁和寺・・・11月中旬~11月下旬頃
妙心寺・・・11月中旬~11月下旬頃
退蔵院・・・11月下旬~12月上旬頃
京都紅葉見ごろ2025
【龍安寺(りょうあんじ) 概要】
龍安寺ではモミジ・桜などが分布し、紅葉と石庭・鏡容池などが見どころです。鏡容池の水鏡に美しい紅葉が映し出されます。龍安寺は984年(永観元年)に創建された円融天皇の御願寺・円融寺があった場所です。その後藤原実能が山荘を営み、徳大寺を創建しました。龍安寺は1450年(宝徳2年)に細川勝元が徳大寺公有から山荘を譲り受け、妙心寺5世・義天玄詔を開山、玄詔の師である妙心寺4世・日峰宗舜を勧請開山として創建しました。しかし応仁の乱で焼失し、1488年(長享2年)に勝元の子・細川政元が特芳禅傑とともに再興し、方丈が再建・石庭が作庭されたと言われています。
龍安寺紅葉見ごろ
【仁和寺(にんなじ) 概要】
仁和寺ではイロハモミジ・桜などが分布し、紅葉と参道・五重塔などが見どころです。御殿の庭園も見どころです。仁和寺ではライトアップを行う場合があります。仁和寺は886年(仁和2年)に光孝天皇が西山御願寺を創建することを発願したのが起源です。しかし翌887年(仁和3年)に崩御し、888年(仁和4年)に宇多天皇が父・光孝天皇の遺志を引き継いで創建しました。仁和寺は西山御願寺と言われていたが、その後年号寺・仁和寺に名称を改められました。897年(寛平9年)に宇多天皇は醍醐天皇に譲位し、899年(昌秦2年)に落髪して仁和寺1世になりました。その後904年(延喜4年)に宇多法皇は僧房・御室を建てて住み、御室御所と言われるようになりました。
仁和寺紅葉見ごろ・仁和寺紅葉ライトアップ
【妙心寺(みょうしんじ) 概要】
妙心寺は鎌倉時代後期に花園上皇の花園御所があった場所です。妙心寺は1335年(建武2年)に花園上皇が落飾して法皇になり、花園御所を禅寺に改めることを発願したのが起源です。ただ1337年(延元2年・建武4年)に禅の師である大燈国師・宗峰妙超が亡くなった為、1342年(興国3年)に宗峰妙超の高弟・関山慧玄が美濃から京都に戻って開山になりました。正法山妙心寺の山号・寺号は宗峰妙超が命名しました。1398年(応永5年)に足利義満の祈願所になったが、応仁の乱で伽藍の多くが焼失しました。1477年(文明9年)に雪江宗深が後土御門天皇の勅と細川勝元・政元親子らの援助によって再興しました。
妙心寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【西源院(せいげんいん) 概要】
西源院は妙心寺の塔頭です。西源院は通常非公開です。西源院は室町時代に細川勝元が徳大寺家から寺地を得て、清源庵を建立したのが起源とも言われています。また1489年(延徳元年)に勝元の子・細川政元が妙心寺10世住持・特芳禅傑を請じて建立したのが起源とも言われています。1606年(慶長11年)に織田信長の弟・織田信包が方丈を建立したが、その後龍安寺に移築されました。1888年(明治21年)に龍安寺の塔頭・東皐院を併寺しました。
西源院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【退蔵院(たいぞういん) 概要】
退蔵院は妙心寺の塔頭です。退蔵院ではイロハモミジ・ノムラモミジなどが分布し、紅葉と余香苑などが見どころです。抹茶を味わいながら景色を楽しむことができます。退蔵院は1404年(応永11年)に波多野出雲守重通が妙心寺3世・無因宗因を開山として千本通松原に創建したのが起源です。その後妙心寺4世・日峰宗舜が妙心寺内に移したが、応仁の乱で妙心寺とともに焼失しました。1597年(慶長2年)に妙心寺34世・亀年禅愉が現在の場所に再建し、1602年(慶長7年)に現在の方丈が建立されと言われています。退蔵には「価値あるものをしまっておく」という意味があり、陰徳を積み重ね、内に秘めながら布教することを示すそうです。
退蔵院紅葉見ごろ
【大龍院(だいりょういん) 概要】
大龍院は妙心寺の塔頭です。大龍院は通常非公開です。大龍院は1606年(慶長11年)に中村忠一が父・中村一氏の七回忌に妙心寺80世・鉄山宗鈍を開山として創建しました。その後明治時代に現在の場所に移ったが、1878年(明治11年)に建物を取り壊し、大領院と合寺し、大龍院に改めました。
大龍院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【龍安寺・妙心寺紅葉散策コース 備考】
散策コースではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。
京都紅葉名所