勝持寺の桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)花の寺
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勝持寺の桜見ごろ・アクセス・概要
勝持寺の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。勝持寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。勝持寺では桜ヶ丘などに西行桜と言われる八重桜・染井吉野など数種・約100本の桜の木が植えられ、桜と桜ヶ丘・阿弥陀堂(本堂)・参道などの光景が美しいと言われています。勝持寺は「花の寺」とも言われています。(詳細下記参照)
【勝持寺の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
勝持寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月9日、ウェザーニュースは京都嵐山で3月28日にソメイヨシノが開花すると予想しました。
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【勝持寺桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区大原野南春日町1194
最寄り駅・バス停・・・南春日町(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急電鉄・東向日駅からは63系統、65系統
阪急バス・アクセスダイヤ
【勝持寺の桜見ごろ(例年時期) 概要】
勝持寺は桜の名所です。勝持寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
勝持寺では桜ヶ丘などに西行桜(サイギョウザクラ)と言われる八重桜(ヤエザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)・紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)など数種・約100本の桜の木が植えられ、桜と桜ヶ丘・阿弥陀堂(本堂)・参道などの光景が美しいと言われています。西行桜は現在3代目で、鐘楼堂の側に植えられています。勝持寺には山吹(やまぶき)などの植物も植えられ、桜と一緒に楽しめる場合があります。ちなみに勝持寺は古くから西行桜などから「花の寺」とも言われています。
- 西行桜は平安時代に北面武士・佐藤藤兵衛義清(さとうのりきよ)として鳥羽院(第74代・鳥羽天皇(とばてんのう))に仕え、その後1140年(保延6年)に勝持寺で出家したとも言われている歌人で、僧・西行法師(さいぎょうほうし)が植えたとも言われています。ただ現在の西行桜は3代目とも言われています。ちなみに西行法師は生涯で約2,090首の和歌を詠み、その内の230首が桜を詠んだものです。勝持寺では「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の とがにはありける」と詠みなした。なお西行桜は謡曲の西行桜・能の西行桜・狂言の花折りなどの題材になったり、俳人・高浜虚子(たかはまきょし)が「地のとどく 西行桜 したしけれ」と詠んだりしています。
- 桜ヶ丘は鐘楼堂の南側にあります。桜ヶ丘には紅枝垂桜・染井吉野などが植えられています。桜ヶ丘からは和歌の歌枕(うたまくら)として知られる冴野の沼(さえののぬま)を眺めることができます。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
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【勝持寺 歴史・簡単概要】
勝持寺は679年(白鳳8年)に修験道の祖で、神変大菩薩と言われる役行者・役小角が第40代・天武天皇の勅によって創建したのが起源と言われています。その後791年(延暦10年)に天台宗の宗祖である伝教大師・最澄が第50代・桓武天皇の勅により、伽羅を再建し、一刀三礼をもって自ら刻んだ薬師瑠璃光如来を本尊として安置して小塩山大原寺と称したと言われています。838年(承和5年)に第54代・仁明天皇の勅によって塔頭49院が創建されました。1140年(保延6年)には西行法師が勝持寺で出家したとも言われています。その後室町時代に応仁の乱で仁王門を除いた伽藍などを焼失し、天正年間(1573年~1592年)に伽藍が再建されました。江戸時代には江戸幕府5代将軍・徳川綱吉や生母・桂昌院の帰依を受けたそうです。なお勝持寺は本尊・木造薬師如来坐像を阿弥陀堂(本堂)に安置しています。
*参考・・・勝持寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【勝持寺桜 備考】
勝持寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)