狸谷山不動院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
狸谷山不動院
狸谷山不動院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。狸谷山不動院には剣豪・宮本武蔵が心の剣を研いたと言われている「武蔵之滝」があります。なお狸谷山不動院がある一乗寺下り松は宮本武蔵が兵法家・吉岡一門と決闘行った場所としても有名です。
【狸谷山不動院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区一乗寺松原町6
最寄り駅・バス停・・・一乗寺下り松町(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*叡山電鉄の場合、最寄り駅は一乗寺駅(徒歩約15分)
【狸谷山不動院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00 受付16:00終了
【狸谷山不動院 拝観料金・料金(要確認)】
500円
【狸谷山不動院 歴史・簡単概要】
狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)・狸谷のお不動さんは平安時代初期に第50代・桓武天皇の勅願により、平安京の鬼門(北東)守護として咤怒鬼(たぬき)不動明王を安置したのが起源とも言われています。1249年(建長3年)に本堂内にある高さ・深さともに2丈からなる石窟に咤怒鬼不動明王が移されて安置されたと言われています。その後1604年(慶長9年)に剣豪・宮本武蔵が吉岡一門との決闘を前に滝行を行い、己に克つ不動心を感得したとも言われています。狸谷山不動院は1718年(享保3年)に木食正禅養阿上人(もくじきしょうぜんようあしょうにん)・朋厚房正禅法師が創建しました。朋厚房正禅法師は木食行実践の為に石窟に入山し、その後自ら刻んだ身の丈5尺の石造不動尊像を狸谷山修験道の本尊として安置したと言われています。石造不動尊像は桓武天皇が安置した咤怒鬼不動明王と尊容が同じとも言われています。明治維新後の廃仏毀釈によって荒廃したが、1944年(昭和19年)に修験道大本山一乗寺狸谷山不動院として寺法を制定し、1947年(昭和22年)には寺地が拡張され、本殿も造営されました。
狸谷山不動院は真言宗の単立寺院です。
*参考・・・狸谷山不動院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【狸谷山不動院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
狸谷山不動院の見どころは7月28日に行われる火渡り祭です。
【狸谷山不動院 行事・イベント(要確認)】
●節分祭・豆まき式は例年節分に行われています。節分祭・豆まき式では厄除け・招福を祈願します。福男・福女などが「福来たる 福来たる」と厄除・開運などを祈願し、福豆・福飴・落花生など総数約5万個をまきます。
狸谷山不動院節分祭・豆まき式
●火渡り祭は例年7月28日に行われています。火渡り祭では紫灯護摩壇が崩されて火種を叩き消し、約5メートルの火床が作られ、火渡りが安全に行われるように九字を切る山伏を先頭に火渡りおふだを手にした参詣者が素足で渡ります。
狸谷山不動院火渡り祭
●秋まつり・おつながり参拝は例年11月3日に行われています。秋まつり・おつながり参拝は本堂に安置されているお不動様の右手の剣に布を結び付けて、本堂下にある柴灯護摩道場まで伸ばし、お不動様と参拝者が一本の線で繋がって仏縁を結びます。
狸谷山不動院秋まつり・おつながり参拝
【狸谷山不動院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●狸谷山不動院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。本堂に通じる参道の途中に建立されている交通安全自動車祈祷殿近くに枝垂桜が植えられ、枝垂桜と朱塗りの交通安全自動車祈祷殿などの光景が美しいと言われています。
狸谷山不動院桜見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【狸谷山不動院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-722-0025
【狸谷山不動院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都節分祭・豆まき
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は一乗寺下り松町(徒歩約10分)
京都バス・アクセスダイヤ
【狸谷山不動院 おすすめ散策ルート】
狸谷山不動院からのおすすめ散策ルートは八大神社・詩仙堂を経由し、北にある曼殊院に向かうルートです。20分ほど散策すれば、比叡山周辺の自然を感じながら曼殊院に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお狸谷山不動院周辺には圓光寺・金福寺・本願寺北山別院もあり、それらも一緒に散策するのもいいかもしれません。