東寺大般若会(毎月1日)

東寺見どころ(To-ji Temple) 

東寺大般若会

東寺大般若会(日程・時間・・・)を紹介しています。大般若会は毎月1日に行われています。大般若会では仏の教えを綴った大般若経600巻を転読し、国家安穏・五穀豊穰・家内安全を祈念します。なお大般若会では僧の退堂後、大般若経を頭に授け、仏の智慧を与える加持が行われます。

【東寺大般若会 日程時間(要確認)】
東寺大般若会は毎月1日10:00から行われます。

【東寺大般若会 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市南区九条町1
最寄り駅・バス停・・・東寺東門前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から東寺は42系統(C4乗り場)
*京都駅八条口(南口)アバンティ前からは71系統
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JRの場合、最寄り駅は京都駅(徒歩約15分)
*近鉄京都線の場合、最寄り駅は東寺駅(徒歩約10分)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【東寺大般若会 歴史・簡単概要】
東寺大般若会(だいはんにゃえ)は毎月1日に御影堂(大師堂・不動堂)で行われます。大般若会では仏の教えを綴った大般若経600巻を転読し、国家安穏・五穀豊穰・家内安全を祈念します。なお大般若会では僧の退堂後、大般若経を頭に授け、仏の智慧を与える加持が行われます。
大般若経の転読は古くから行われ、第42代・文武天皇の時代である703年(大宝3年)に行われたことが続日本紀(しょくにほんぎ)に記されているそうです。なお大般若の転読では大般若経600巻を僧侶が転読という速読法を使い、短時間に読み上げます。転読では経巻を傾けながらぱらぱらと落とし、経題など大声で読み上げます。ちなみに転読によって起こる梵風(ぼんぷう)は一切の災いを除くとも言われています。
大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)は630年頃に三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから中国に持ち帰り、663年に漢訳して作り上げた経典です。ただ大般若経のサンスクリット本は発見されていないそうです。大般若経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及びます。大般若経は最高の真理である般若(はんにゃ)から見ると全てのものは実体がない空(くう)だと説いているそうです。(諸法皆空の理)なお大般若経には魔をも折伏させる功力があるとも言われています。
御影堂(国宝)は後堂が1380年(天授6年)に再建され、前堂が1390年(元中7年)に増築されました。御影堂の後堂には空海の念持仏とされる不動明王坐像(国宝)、前堂には弘法大師坐像(国宝)を安置しています。
●東寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
東寺歴史(弘法大師・空海)
●東寺の見どころ(金堂・五重塔など)を紹介しています。
東寺見どころ(金堂・五重塔など)
●東寺の七不思議(瓢箪池など)を紹介しています。
東寺七不思議

【東寺 歴史・簡単概要】
東寺(とうじ)・教王護国寺(きょうおうごこくじ)は796年(延暦15年)に第50代・桓武天皇の発願により、西寺(右大寺)とともに国家鎮護の官寺(左大寺)として、都の入口である羅城門の東に創建されました。東寺は平安京の左京・西寺は平安京の右京、または東寺は東国・西寺は西国を守る意味が込められているとも言われています。ちなみに東寺は唯一残る平安京の遺構とも言われています。その後823年(弘仁14年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から賜り、大師堂(御影堂・不動堂)を住房とし、真言密教の根本道場になりました。東寺は「教えの王、国を護る」から教王護国寺と言われたそうです。鎌倉時代には弘法大師信仰の高まり、お大師様の寺として皇族から庶民まで篤く信仰されるようになりました。なお東寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
東寺は東寺真言宗の総本山です。
*参考・・・東寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【東寺大般若会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
東寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

関連記事

スポンサーリンク(Sponsor Link)

京都観光おすすめ

  1. 了徳寺大根焚・報恩講

    京都12月のイベント・行事(大根炊き・終い弘法・・・)

  2. 三十三間堂通し矢

    京都1月のイベント・行事(通し矢・初弘法・・・)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

ページ上部へ戻る