祇園祭山鉾(重量・高さ・車輪・・・)

船鉾

祇園祭山鉾

祇園祭山鉾(重量・高さ・・・)を紹介しています。祇園祭山鉾とはその形から鉾・曳山・船鉾・傘鉾・舁山に分類されます。山鉾の代表格である鉾とは疫神の依代となる真木を立て、高さが約25メ-トルにもなります。また鉾には4畳半~6畳ほどの囃台が設けられ、祇園囃子を奏でる囃子方などが搭乗でき、重量が約10~12トンにもなります。

【祇園祭 日程】
祇園祭は7月1日の吉符入(きっぷいり) から7月31日の疫神社(えきじんじゃ)の夏越祭(なごしさい)までの7月1ヶ月に渡って行われます。
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【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が禁苑(宮中の庭)である神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王(素戔嗚尊)を祀り、更に牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神とする八坂神社(祇園社)から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。その後970年(天禄元年)から毎年旧暦6月14日に行われるようになりました。
祇園祭歴史

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【分類】
祇園祭の山鉾はその形から鉾(ほこ)・曳山(ひきやま)・船鉾(ふねほこ)・傘鉾(かさほこ)・舁山(かきやま)に分類されます。なお山鉾巡行は999年(長保元年)に雑芸者・無骨(むこつ)が天皇の即位の礼の直後に行う新嘗祭・大嘗祭(だいじょうさい)の標山(しめやま)に似た作山を造り、山鉾巡行に参加したのが起源とも言われています。標山は神を祀る為の山型の造形物で、縁起のよい祥瑞(しようずい)を表す意匠が施されたそうです。
●鉾は疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真木(しんぎ)を立て、車輪が取り付けられています。鉾には4畳半~6畳ほどの囃台があり、祇園囃子を奏でる囃子方などが搭乗できます。鉾はその重量から方向転換の為に辻回しを行います。なお鉾にはいずれも前祭の長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・月鉾・菊水鉾・放下鉾があります。
●曳山は舁山と同じように真松を立て、鉾と同じように車輪が取り付けられています。曳山には鉾と同じように祇園囃子を奏でる囃子方などが搭乗できます。曳山はその重量から方向転換の為に辻回しを行います。なお曳山には前祭の岩戸山、いずれも後祭の北観音山・南観音山があります。
●船鉾は船の形をし、車輪が取り付けられています。ただ鉾と違って真木がありません。船鉾には鉾と同じように祇園囃子を奏でる囃子方などが搭乗できます。船鉾はその重量から方向転換の為に辻回しを行います。なお船鉾には前祭の船鉾と後祭の大船鉾があります。
●傘鉾は室町時代に流行した風流の拍子物(ひょうしもの)の系譜を伝える古い形態の鉾とも言われています。傘鉾にはいずれも前祭の綾傘鉾・四条傘鉾があります。
●舁山は山に見立て、疫神(えきじん(疫病神・厄病神))の依代(よりしろ)となる真松(真杉)を立て、日本・中国の故事・謡曲などの一場面を表現しています。ただ山を作らず、真松も立てない前祭の蟷螂山といずれも後祭の橋弁慶山・浄妙山は屋台に分類されることもあります。

【鉾(船鉾除く)】
鉾は疫神(疫病神・厄病神)の依代となる真木を立てているのが最大の特徴です。真木の先端には鉾頭が取り付けられ、なかほどの天王座に人形・像が祀られ、その下に榊が取り付けられています。ちなみに長刀鉾は鉾頭が長刀、天王座が和泉小次郎(いずみこじろう)の船を担いだ人形になります。函谷鉾は鉾頭が月に山形、天王座が孟嘗君(もうしょうくん)になります。鶏鉾は鉾頭が三角に日の丸、天王座が住吉明神(すみよしみょうじん)になります。月鉾は鉾頭が三日月、天王座が月読尊(つきよみのみこと)になります。菊水鉾は鉾頭が菊花、天王座が彭祖(ほうそ)になります。放下鉾は鉾頭が日月星、天王座が放下僧(ほうかそう)になります。ちなみに鉾は前掛・胴掛・見送・天水引・下水引・裾幕・角房などで彩られます。なお長刀鉾には生稚児(いきちご)が搭乗し、それ以外の鉾には人形が搭乗します。函谷鉾には稚児舞ができる嘉多丸(かたまる)、鶏鉾には名称不祥、月鉾には於兎丸(おとまる)、放下鉾には三光丸(さんこうまる)、菊水鉾には菊丸が搭乗します。
●重量・・・約10~12トン
●高さ・・・約25メ-トル(地上~鉾頭)、約8メートル(地上~鉾屋根)
●鉾屋根・・・約4.5メートル(長さ)、約3.5メートル(幅)
●囃台・・・約3.5メートル(長さ)、約2.7メートル(幅)
●車輪・・・約2メートル(直径)

【舁山(曳山除く)】
舁山は疫神(疫病神・厄病神)の依代となる真松を立てているのが最大の特徴です。ただ太子山は真松の代わりに真杉を立てています。ちなみに舁山は前掛・胴掛・見送・水引・角房などで彩られます。なお曳山に分類される岩戸山・北観音山・南観音山は高さが約15メ-トルになります。
●重量・・・約1.2~1.6トン
●高さ・・・約6メ-トル(地上~真松(真杉))、約4.5メートル(地上~屋根)

【備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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