東林院小豆粥で初春を祝う会2025/1/15~31(日程時間・・・)
東林院小豆粥で初春を祝う会
東林院小豆粥で初春を祝う会(日程・時間・・・)を紹介しています。小豆粥で初春を祝う会は例年1月15日から31日まで行われています。小豆粥で初春を祝う会では小正月に食すると1年の邪気を祓い、万病を除くとも言われる小豆粥を食べます。なお初日には禅寺に伝わる食事作法・生飯取り(さばとり)に由来する法要・散飯式(さんはんしき)が行われます。(詳細下記参照)
【東林院小豆粥で初春を祝う会2025 日程時間(要確認)】
東林院小豆粥で初春を祝う会2025は2025年(令和7年)1月15日(水曜日)~31日(金曜日)11:00~15:00に行われます。(予約不要)なお15日10:00から散飯式が行われます。(現在確認中・要注意)
【東林院小豆粥で初春を祝う会 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区花園妙心寺町59
最寄り駅・バス停・・・妙心寺前(徒歩約6分)、妙心寺北門前(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から東林院は26系統(D3乗り場)北
*四条烏丸からは26系統北、91系統前
*四条河原町からは10系統北
*河原町丸太町からは10系統北、93系統前
路線・時刻表・運賃チェック
【東林院小豆粥で初春を祝う会 歴史・簡単概要】
東林院小豆粥で初春を祝う会(あずきがゆでしんしゅんをいわうかい)は小正月の朝に小豆粥を食べて初春を祝う平安時代からの風習に因んで行われます。小豆粥で初春を祝う会は例年1月15日から31日まで行われています。なお東林院は通常非公開だが、小豆粥で初春を祝う会以外にも6月の沙羅の花を愛でる会・10月の梵燈のあかりに親しむ会などでも特別拝観できます。
小豆粥で初春を祝う会では小正月に食すると1年の邪気を祓い、万病を除くとも言われる小豆粥を食べます。なお小豆粥で初春を祝う会では初日に禅寺に伝わる食事作法・生飯取り(さばとり)に由来する法要・散飯式(さんはんしき)が行われます。散飯式では器から小豆粥を1さじずつ移して沙羅双樹の木に供え、自然の恵みに感謝します。
小正月は1月15日のことを言ったり、1月14日から16日までの3日間のことを言ったりします。また1月1日から15日までの15日間のことを言ったりすることもあるそうです。小正月は小年(こどし)・二番正月・女正月(おんなしょうがつ)・花正月などとも言うそうです。なお小正月では朝に小豆粥を食べて初春を祝い、正月飾りを焚き上げる左義長などが行われます。
小豆粥は小豆を米と炊き込んだ粥で、赤飯と同じく、ハレの日に食べる食べ物とされています。小豆粥は1月15日の望の日に食べられることから望粥(もちがゆ)・十五日粥(じゅうごにちがゆ)とも言われています。また小豆粥はその色から桜粥・紅調粥(うんじょうしゅく)とも言われています。小豆の「あ」は赤を意味するそうです。なお小豆粥は小豆の数により、豊凶を占ったりしていたそうです。
小豆は日本からヒマラヤまでの東アジアが原産で、縄文遺跡からも発掘され、日本最古の歴史書・古事記にも記されています。高天原(たかまのはら)から追放された素戔嗚尊(すさのおのみこと)がお腹が空いた際、オオゲツヒメと出会い、オオゲツヒメが差し出した食べ物を汚いものと勘違いし、オオゲツヒメを斬り殺してしまいます。 そのオオゲツヒメの亡骸から小豆・大豆・稲・粟・麦の五穀が芽生えたとされています。
【東林院 歴史・簡単概要】
東林院(とうりんいん)・沙羅双樹の寺(さらそうじゅのてら)は1531年(享禄4年)に室町幕府の最後の管領・細川氏綱(ほそかわうじつな)が養父・細川高国(ほそかわたかくに・三友院殿)の菩提を弔う為、清蔵口(せいぞうぐち)の細川家邸宅内に創建した三友院(さんゆういん)が起源と言われています。その後1556年(弘治2年)に高国の孫・山名豊国(やまなとよくに)が高国の猶子で、妙心寺第51世・直指宗諤(じきしそうがく)を開山に妙心寺(みょうしんじ)山内に移して再興し、東林院に名称を改めました。1626年(寛永3年)に豊国が亡くなり、山名家菩提所塔頭になりました。なお1832年(天保3年)に伽藍が大破したが、その後山名義蕃(やまなよしあきら)が本堂・庫裏を再建しました。
東林院は臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭です。
*参考・・・東林院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【東林院小豆粥で初春を祝う会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
東林院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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