京都五花街

祇園

京都には現在五つの花街(祇園甲部・上七軒・先斗町・祇園東・宮川町)があり、五花街と言われています。五花街は寺院や神社と同じく、京都の人気の観光スポットになり、五花街で行われる春や秋のをどり(おどり)は人気の観光イベントにもなっています。

【五花街 マップ・地図】

【祇園甲部 歴史・簡単概要】
祇園甲部(ぎおんこうぶ)は江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。京都所司代・板倉重宗から茶点て女を置くことが許可され、八坂神社(祇園社)門前の茶屋町を「祇園町」と言うようになりました。なお祇園甲部(祇園甲部歌舞会)は毎年4月1日から4月30日まで都をどりを開催しています。
祇園甲部・都をどり

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【先斗町 歴史・簡単概要】
先斗町(ぽんとちょう)は江戸時代初期に鴨川の州を埋め立て、茶屋や旅籠が置かれたのが始まりと言われています。先斗町の先斗という地名はポルトガル語のponto(先)が語源と言われたり、先斗町が鴨川と高瀬川の2本の川に挟まれている為、2枚の皮に挟まれている鼓に例えられ、鼓の「ポン」と鳴る音に掛けたとも言われています。なお先斗町(先斗町歌舞会)は毎年5月1日から24日まで鴨川をどりを開催しています。
先斗町・鴨川をどり

【宮川町 歴史・簡単概要】
宮川町(みやがわちょう)は江戸時代に人気になった出雲・阿国(おくに)の歌舞伎踊りの頃から始まりました。当初は遊女などが接待していたが、江戸時代の三大改革によって打撃を受けました。なお宮川町(宮川町歌舞会)は毎年4月初旬から下旬まで京おどりを開催しています。
宮川町・京おどり

【上七軒 歴史・簡単概要】
上七軒(かみしちけん)は室町時代に北野天満宮が再建された際、残った資材を使って7軒の茶店が建てられたのが起源とされ、「上七軒」と言われるようになりました。桃山時代に関白・豊臣秀吉が北野天満宮で茶会(北野大茶湯)を開いた際、茶店が団子を献上しました。その後江戸時代に下の森や五番町に茶屋株を貸し、芸妓中心の花街として発展しました。なお上七軒(上七軒歌舞会)は毎年3月25日から4月7まで北野をどりを開催しています。
上七軒・北野をどり

【祇園東 歴史・簡単概要】
祇園東(ぎおんひがし)は江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。京都所司代・板倉重宗から茶点て女を置くことが許可され、八坂神社(祇園社)門前の茶屋町を「祇園町」と言うようになりました。その後明治時代に祇園東は祇園甲部から分離独立し、祇園乙部と言われていたが、戦後に祇園東新地、そして祇園東に名称を変更しました。なお祇園東(祇園東歌舞会)は毎年11月1日から10日まで祇園をどりを開催しています。
祇園東・祇園をどり

【五花街 備考】
京都にはかつて五花街以外に花街・島原(しまばら)があり、五花街と合わせて六花街と言われていました。島原には現在もかつての風情を感じさせる輪違屋(わちがいや)・島原大門が残っています。なお輪違屋は現在も宴席場として営業しているそうです。

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