八坂神社初能奉納2025年1月3日(日程時間・・・)
八坂神社初能奉納
八坂神社初能奉納(日程・時間・・・)を紹介しています。初能奉納は例年1月3日に行われています。初能奉納では各年交代で、金剛流・観世流の家元による能・翁(おきな)と仕舞(しまい)が能舞台で奉納されます。翁は寺院の法会・神社の祭礼で演じられた演目を起源とし、格式の高い別格の演目とされ、正月や祝賀などおめでたい席で演じられます。(詳細下記参照)
【八坂神社初能奉納2025 日程時間(要確認)】
八坂神社初能奉納2025は2025年(令和7年)1月3日(金曜日)9:00から能舞台で行われます。1月3日13:00からかるた始め式も行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・八坂神社ホームページ
★京都での初詣ランキングを紹介しています。(下記リンク参照)
京都初詣ランキング2025
【八坂神社初能奉納 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区祇園町北側625番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂神社は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約8分)
【八坂神社初能奉納 歴史・簡単概要】
八坂神社初能奉納(はつのうほうのう)は新春恒例の行事です。初能奉納では各年交代で、金剛流(こんごうりゅう)・観世流(かんぜりゅう)の家元による能・翁(おきな)と仕舞(しまい)が能舞台で奉納されます。なお仕舞は年により、演目が変わります。
翁は翁・千歳(せんざい)・三番叟(さんばそう)の3人で演じられる演目です。翁は寺院の法会(ほうえ)・神社の祭礼(さいれい)で演じられた演目を起源とし、格式の高い別格の演目とされ、正月や祝賀などおめでたい席で演じられます。その為翁は能にして能にあらずとも言われています。なお翁は元々父尉・翁・三番猿楽の3演目から成り、式三番(しきさんばん)とも言われています。
仕舞は一般的に囃子がなく、面や装束を付けずに紋付袴(もんつきはかま)や裃(かみしも)などで演じられる能の略式形態です。
能は狂言とともに平安時代に起こった猿楽を起源とするストーリー性のある歌舞劇です。能は室町時代に室町幕府3代将軍・足利義満の庇護により、観阿弥(かんあみ)と子・世阿弥(ぜあみ)親子が大成させました。能は演じる立方(たちかた)・声楽を謡う地謡方(じうたいかた)・器楽を奏でる囃子方(はやしかた)などで構成されています。なお能は明治維新前までは猿楽と言われていたが、明治維新後は狂言とともに能楽と言われるようになりました。
金剛流は奈良・法隆寺に仕えた猿楽座・坂戸座(さかとざ)を起源とし、坂戸孫太郎氏勝が流祖です。金剛流6世・善岳正明以後、金剛と称するようになりました。なお金剛流は京都風の華麗な芸風から舞金剛、面などの名品を多く所蔵することから面金剛とも言われています。
観世流は大和猿楽・結崎座(ゆうざきざ)を起源とし、観阿弥清次(かんあみきよつぐ)が流祖です。観世流の名称は流祖・観阿弥の幼名・観世丸に由来しています。なお観世流は江戸時代に四座一流の筆頭とされ、現在もシテ方の五流(観世流・金剛流・宝生流・金春流・喜多流)の最大流派です。
●八坂神社の歴史(創建から現在)を紹介しています。
八坂神社歴史(伊利之使主・円如)
●八坂神社の見どころ(本殿・西楼門など)を紹介しています。
八坂神社見どころ(本殿・西楼門など)
【八坂神社 歴史・簡単概要】
八坂神社(やさかじんじゃ)は起源が明確ではありません。八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗(高句麗)から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王(ごずてんのう)を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都(奈良)の僧・円如(えんにょ)が堂(観慶寺)を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神(祇園神)が東山の麓・祇園林に垂跡(すいじゃく)したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に参議・紀百継(きのももつぐ)が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院(かんしんいん)の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める御霊会(ごりょうえ)が神泉苑で行われたのが祇園祭の起源と言われ、970年(天禄元年)からは毎年御霊会が行われるようになりました。995年(長徳元年)に王城鎮護の社として二十一社(二十二社)に数えられ、1072年(延久4年)には第71代・後三条天皇が初めて行幸しました。なお八坂神社はかつて感神院・祇園社(ぎおんしゃ)と言われていました。
八坂神社は全国の八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする神社の総本社です。
*参考・・・京都・八坂神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【八坂神社初能奉納 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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