京の冬の旅2025年1月10日~3月18日(日程時間・・・)
京の冬の旅・非公開文化財特別公開
京の冬の旅・非公開文化財特別公開は1967年(昭和42年)に始まり、冬の京都の魅力を発信しています。2025年の京の冬の旅では「世界遺産登録30周年」と「洛陽三十三所観音霊場再興20周年」をテーマに貴重な文化財が期間限定で特別公開されます。
【京の冬の旅2025 日程時間(要確認)】
京の冬の旅2025は2025年(令和7年)1月10日(金曜日)~3月18日(火曜日)10:00~16:30(受付16:00終了)に行われます。ただ期間・時間・休止日などは寺社によって異なります。なお法要・悪天候などにより、拝観・見学できない場合があります。(下記参照)
★拝観料は1ヶ所・800円です。ただ寺社によって異なる場合があります。なお一部団体割引あり。
★銀閣寺の本堂・弄清亭、天龍寺の祥雲閣・甘雨亭はWEB予約優先です。僧侶が案内する西本願寺の書院・経蔵、東本願寺の諸殿はWEB事前予約が必須です。
京の冬の旅ホームページ
【京の冬の旅・非公開文化財特別公開 歴史・簡単概要】
京の冬の旅・非公開文化財特別公開は1967年(昭和42年)に始まり、冬の京都の魅力を発信しています。
【銀閣寺(左京区) 2月8日~3月18日(WEB予約優先)】
銀閣寺(慈照寺)は浄土寺があった場所です。1473年(文明5年)に室町幕府8代将軍・足利義政が長子・義尚に将軍職を譲り、浄土寺跡に東山山荘・東山殿の造営を始め、1489年(長享3年)に銀閣が建立されました。1490年(延徳2年)に義政が亡くなると遺命により、禅寺・慈照院に改められました。
公開・・・本堂、与謝蕪村・池大雅筆の襖絵(複製)、弄清亭(御香座敷)、奥田元宋筆の襖絵
備考・・・10:00・11:00・12:00・13:30・14:30・15:30~(1日6回・所要時間約30分)
銀閣寺(アクセス・歴史概要・・・)・銀閣寺見どころ
【西来院(東山区) 1月10日~3月18日】
西来院は応永年間(1394年~1428年)に建仁寺11世・蘭渓道隆が創建し、住持寺になりました。その後応永年間に道隆4世法孫・大宗□盛が清本流を再建し、山号を西来院に改めました。
公開・・・方丈、蘭渓道隆坐像、2024年に奉納された天井画「白龍図」、枯山水庭園・峨眉乗雲の庭、九華青蓮の庭、寺宝展示
西来院(アクセス・歴史概要・・・)
【清水寺(東山区) 1月10日~3月18日】
清水寺は778年(宝亀9年)に奈良・興福寺の僧で、子島寺で修行していた延鎮上人・賢心が「南の地を去れ」という霊夢により、音羽山に庵を結んだのが起源と言われています。780年(宝亀11年)に坂上田村麻呂が延鎮上人から鹿狩りの殺生を戒められ、観世音菩薩の教えを諭されて、自らの邸宅を仏殿に寄進しました。
公開・・・随求堂、本尊・大随求菩薩坐像、胎内めぐり
備考・・・拝観時間は9:00~16:30(受付16:00終了)
清水寺(アクセス・歴史概要・・・)・清水寺見どころ
【六角堂(中京区) 1月10日~3月18日(3月15日は休止)】
六角堂(頂法寺)は寺伝によると587年(用明天皇2年)に第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子が創建したと言われています。ただ発掘調査によると飛鳥時代(592年~710年)の遺構は見つからず、10世紀後半頃(平安時代(794年~1185年)中期)に創建されたと推定されるそうです。
公開・・・本堂(六角堂)、如意輪観世音菩薩像(秘仏)の御前立、毘沙門天立像(重文)、いけばな資料館で「立花図(重文)」・「鞘仏」と言われる本尊の御前立
六角堂(アクセス・歴史概要・・・)
【平等寺(下京区) 1月10日~3月18日】
平等寺(因幡堂)は1003年(長保5年)に橘行平が自宅を改造し、薬師如来立像を安置したのが起源です。橘行平は997年(長徳3年)に因幡から京都への帰路に急病になり、その際の夢告で因幡賀留津の海中から薬師如来立像を引き上げたと言われています。
公開・・・日本三如来に数えられる薬師如来立像(重文)、清凉寺式釈迦如来像(重文)、如意輪観音坐像(重文)、二体の十一面観音菩薩像、寺宝展示
平等寺(アクセス・歴史概要・・・)
【地蔵院(北区) 1月10日~3月18日】
地蔵院(椿寺)は726年(神亀3年)に僧・行基が第45代・聖武天皇の勅願により、大阪摂津の昆陽池の畔に創建したのが起源と言われています。その後平安時代に衣笠山麓に移され、天正年間(1573年~1592年)に関白・豊臣秀吉の命によって現在の場所に移されました。
公開・・・本堂、五劫思惟阿弥陀如来像、観音堂、十一面観世音菩薩立像 、五色八重散椿(京都市指定天然記念物)
地蔵院(アクセス・歴史概要・・・)
【金閣寺(北区) 2月8日~3月18日】
金閣寺(鹿苑寺)は山荘・北山第があった場所です。1397年(応永4年)に室町幕府3代将軍・足利義満が河内の領地との交換により、北山第を譲り受けて御所・北山殿を造営しました。1408年(応永15年)に義満が亡くなり、1420年(応永27年)に夢窓疎石を開山として、禅寺・北山鹿苑寺に改められました。
公開・・・方丈、狩野外記筆の襖絵、陸舟の松、石踊達哉・森田りえ子による杉戸絵、寺宝特別展示
金閣寺(アクセス・歴史概要・・・)・金閣寺見どころ
【龍安寺(右京区) 1月10日~3月18日】
龍安寺は円融寺・徳大寺があった場所です。龍安寺は1450年(宝徳2年)に室町幕府管領・細川勝元が権大納言・徳大寺公有から山荘を譲り受け、妙心寺5世・義天玄詔を開山、義天玄詔の師である妙心寺4世・日峰宗舜を勧請開山として創建しました。
公開・・・仏殿、天井龍図、釈迦如来像、西の庭、細川勝元像を祀る細川廟 、石庭(史跡・特別名勝)
備考・・・仏殿・西の庭の拝観時間は受付15:45終了。3月10日~18日は茶室・蔵六庵、龍頭龍尾図の特別公開に変更
龍安寺(アクセス・歴史概要・・・)・龍安寺見どころ
【仁和寺(右京区) 1月10日~3月18日】
仁和寺は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が西山御願寺を創建することを発願したのが起源です。しかし翌887年(仁和3年)に光孝天皇が完成を見ずに崩御し、888年(仁和4年)に第59代・宇多天皇が父・光孝天皇の遺志を引き継いで創建しました。
公開・・・経蔵(重文)、八角輪蔵、極彩色の壁画、五重塔(重文)、胎蔵界五仏、極彩色の仏画や文様(僧侶による堂内解説付き)
備考・・・経蔵・五重塔の拝観時間(1・2月)は10:00~16:00(受付15:30終了)、(3月)は10:00~16:30(受付16:00終了)
仁和寺(アクセス・歴史概要・・・)・仁和寺見どころ
【天龍寺(右京区) 1月10日~3月18日(WEB予約優先)(1月15日・2月1日~3日・14日・15日・3月1日・15日は休止】
天龍寺は壇林寺があった場所です。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が南朝初代で、第96代・後醍醐天皇を弔う為、夢窓疎石を開山として創建しました。当初、暦応資聖禅寺と称したが、尊氏が弟・直義が見たという大堰川から天に昇る金龍の夢から天龍資聖禅寺に改められました。
公開・・・表千家の残月亭写しの茶室・祥雲閣、五畳半台目の茶室・甘雨亭、曹源池庭園(史跡・特別名勝)
備考・・・9:00・9:45・10:30・11:15・12:45・13:30・14:15・15:00・15:45~(1日9回・所要時間約30分)
天龍寺(アクセス・歴史概要・・・)・天龍寺見どころ
【東本願寺(下京区) 1月10日~3月18日】
東本願寺は1602年(慶長7年)に本願寺第11世宗主・顕如の長男で、東本願寺第12代法主・教如が江戸幕府初代将軍・徳川家康から寺地を寄進され、本願寺(西本願寺)の東に創建しました。その結果本願寺は東西に分立することになりました。
公開・・・宮御殿(重文)、「宮中の四季行事」の襖絵、池泉式庭園、桜下亭(重文)、円山応挙筆の襖絵
備考・・・宮御殿・桜下亭の拝観時間(1・2月)は10:00~16:00(受付15:30終了)、(3月)は10:00~16:30(受付16:00終了)
★僧侶が案内する特別拝観・・・1月10日~3月15日の金・土曜日9:00・15:30~(1日2回・所要時間約70分)2月21日15:30、3月7日9:00からは休止
★僧侶が案内する特別拝観・・・諸殿、能舞台(重文)外観、宮御殿(重文)と庭園、桜下亭(重文)、円山応挙の襖絵
東本願寺(アクセス・歴史概要・・・)・東本願寺見どころ
【東寺(南区) 1月10日~3月18日】
東寺は796年(延暦15年)に第50代・桓武天皇の発願により、西寺とともに国家鎮護の官寺として、都の入口である羅城門の東に創建されました。823年(弘仁14年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から賜り、大師堂を住房とし、真言密教の根本道場になりました。
公開・・・五重塔(国宝)初層内部公開、金堂(国宝)、薬師三尊像(重文)、講堂(重文)、21体の立体曼荼羅
備考・・・五重塔の拝観時間は8:30~17:00(受付16:30終了)
東寺(アクセス・歴史概要・・・)・東寺見どころ
【三宝院(伏見区) 1月10日~3月18日】
三宝院は1115年(永久3年)に左大臣・源俊房の子で、醍醐寺14代座主・勝覚が創建し、灌頂院と称したのが起源と言われています。その後仏教の三宝(仏・法・僧)に因んで、寺号が三宝院に改められました。
公開・・・表書院(国宝)障壁画、豊臣秀吉設計の庭園(特別史跡・特別名勝)、弥勒堂(重文)外陣、快慶作の弥勒菩薩坐像(重文)、純浄観(重文)、浜田泰介筆の襖絵、奥宸殿(重文)、醍醐棚、茶室・松月亭、寺宝特別展示
備考・・・三宝院の拝観時間(1・2月)は9:00~16:30(受付16:00終了)、(3月)は9:00~17:00(受付16:30終了)
三宝院(アクセス・歴史概要・・・)・三宝院見どころ
【西本願寺(下京区)】
西本願寺は1272年(文永9年)に浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の末娘・覚信尼が東山鳥辺野北大谷(元大谷)の石塔に納められていた親鸞聖人の遺骨を改葬し、東山吉水北に六角の廟堂を建立して親鸞聖人の影像を安置したのが起源です。覚信尼は廟堂の守護をする留守職に就き、以後覚信尼の子孫が門弟の了承を得て就任しました。
★僧侶が案内する特別拝観・・・書院(国宝)、虎の間、南能舞台、鴻の間、白書院、北能舞台、虎渓の庭(特別名勝)、経蔵(重文) (御影堂(国宝)・阿弥陀堂(国宝)は自由参拝)
★僧侶が案内する特別拝観・・・1月20日~3月4日10:00・15:00~(1日2回・所要時間約75分)1月27日~31日・2月2日・15日・16日は休止、15:00からは1月25日・2月1日・2月8日・3月1日のみ実施
西本願寺(アクセス・歴史概要・・・)・西本願寺見どころ
【京の冬の旅 備考】
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