
祇園祭南観音山曳き初め
祇園祭南観音山曳き初め(日程・時間・・・)を紹介しています。祇園祭南観音山曳き初めは例年7月20日に行われています。南観音山曳き初めでは祇園祭山鉾巡行(後祭)に先立って、組み立てられた南観音山を本番さながらに動かします。曳き初めでは祇園囃子が奏でられ、音頭方による「エンヤラヤー」の掛け声とともに南観音山を動かします。(詳細下記参照)
★祇園祭2023は通常開催予定
【祇園祭南観音山曳き初め2023 日程時間(要確認)】
祇園祭南観音山曳き初め2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)7月20日(木曜日)15:00から行われます。
祇園祭2023日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【祇園祭南観音山曳き初め アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区新町通錦小路上る百足屋町
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約6分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
祇園祭山鉾マップ(後祭)by グーグルマップ
【祇園祭南観音山曳き初め 簡単概要】
祇園祭南観音山曳き初め(みなみかんのんやまひきぞめ)では7月24日の祇園祭山鉾巡行(後祭)に先立って、組み立てられたばかりの南観音山を本番さながらに動かします。南観音山曳き初めでは南観音山を見るだけでなく、一般人でも南観音山を曳く体験ができます。(要確認)南観音山曳き初めでは本番さながらに祇園囃子が奏でられ、2人の音頭方による「エンヤラヤー」の掛け声とともに参加者がひき綱を曳き、南観音山を動かします。ちなみに南観音山曳き初めでは警察による交通規制の中、新町通(しんまちどおり)を短距離だが曳いて動かします。なお7月20日には南観音山だけでなく、北観音山(きたかんのんやま)・大船鉾(おおふねほこ)・鷹山(たかやま)も曳かれます。
南観音山曳き初めに参加する場合、1時間ほど前から並んだ方がいいかもしれません。南観音山は北観音山・大船鉾・鷹山と同時間帯に曳き初めが行われることから曳けるチャンスは多いかもしれません。(要確認)
南観音山は2008年(平成20年)に測定されたデータによると重さは約9.5トンでした。
祇園祭山鉾巡行(後祭)
【祇園祭 歴史・簡単概要】
祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。970年(天禄元年)から例年6月14日に行われるようになりました。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)
【南観音山 歴史・簡単概要】
南観音山(読み方:みなみかんのんやま)は起源が明確ではありません。南観音山は室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))前の山鉾と地名を記した「祗園社記(ぎおんしゃき)」第15(八坂神社記録)には「普陀落山(錦小路町と四条坊門間)」と記され、応仁の乱前には既に創建されていたと言われています。南観音山は楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)と脇侍・善財童子像(ぜんざいどうし)を祀っていることに由来しています。楊柳観音像は恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)作と言われていたが、江戸時代後期の1788年(天明8年)の天明の大火によって頭部以外が焼失し、その後復元されました。楊柳観音は三十三観音(さんじゅうさんかんのん)の一観音で、病苦からの救済を使命(本誓(ほんぜい))としています。楊柳観音は右手に柳の枝を持っていることから楊柳観音と言われています。ただ柳の枝を水瓶に差している場合もあります。善財童子は華厳教(けごんきょう)の説話・入法界品(にゅうほっかいぼん)に記された童子の姿をした菩薩です。善財童子は法を求めて、南へ南へと53人の聖者(善知識・ぜんちしき)を訪ね、28番目の南海の辺に住む美しい観音にはあらゆる苦悩から人々を救うことを教えられ、最後の普賢菩薩(ふげんぼさつ)からは十大願を聞き、阿弥陀浄土(あみだじょうど)に往生することを願うようになりました。善財童子は仏法修業の段階を表し、また指南・東海道五十三次の語源にもなっているそうです。室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))頃から隣町の北観音山(きたかんのんやま)と一年交代で巡行していたが、明治時代から北観音山とともに毎年巡行するようになりました。ちなみに南観音山はかつて舁山(かきやま)だったが、曳山(ひきやま)に改められました。なお南観音山はかつては下り観音山とも言われていました。
*参考・・・南観音山(祇園祭山鉾後祭)
【祇園祭南観音山曳き初め 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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