大豊神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)梅名所

大豊神社
大豊神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。大豊神社の末社・大国社(だいこくしゃ)は大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀り、大国主命が野火に囲まれた際、鼠に案内されて窮地から逃れた神話(古事記)に因み、狛犬の代わりに「狛鼠」が祀られています。
【大豊神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
最寄り駅・バス停・・・東天王町(徒歩約10分)、宮ノ前町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から大豊神社は5系統(A1乗り場)東
*四条河原町からは5系統東、32系統宮東、203系統東
*四条烏丸からは5系統東、32系統宮東、203系統東
*河原町丸太町からは93系統東、204系統東
路線・時刻表・運賃チェック
【大豊神社 拝観時間・時間(要確認)】
自由
年中無休
【大豊神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【大豊神社 歴史・簡単概要】
大豊神社(おおとよじんじゃ)は社伝によると平安時代(794年~1185年)前期の887年(仁和3年)に第55代・文徳天皇(もんとくてんのう)の外伯父、第57代・陽成天皇(ようぜいてんのう)の外祖父である権中納言・藤原長良(ふじわらのながら・ふじわらのながよし)の次女で、第59代・宇多天皇(うだてんのう)の女官(尚侍)・藤原淑子(ふじわらのしゅくし・ふじわらのよしこ)が宇多天皇の病気平癒祈願の為、医薬の神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を椿ヶ峰(つばきがみね)に祀ったのが起源と言われています。藤原淑子は宇多天皇となる定省王(さだみおう)を猶子とし、その即位に貢献したと言われています。当初、椿ヶ峰山天神(ちんぽうざんてんじん)と称し、勅願社になりました。その後皇室・公家などから篤く信仰され、大宝大明神(おおたからだいみょうじん)と言われました。また宇多天皇の信任の厚かった菅原道真(すがわらのみちざね)と第15代・応神天皇(おうじんてんおう)が祭神として合祀されました。889年(寛平元年)に藤原淑子が亡夫・藤原氏宗(ふじわらのうじむね)の菩提(ぼだい)を弔う為に円成寺(えんじょうじ)を創建し、鎮守社になりました。1017年(寛仁元年)に現在の場所である鹿ヶ谷(ししがたに)に移され、神号「大豊大明神(おおとよだいみょうじん)」を賜わりました。北側は法然院(ほうねんいん)・霊鑑寺(れいかんじ)、南側は永観堂(えいかんどう)・南禅寺(なんぜんじ)までの産土神(うぶすながみ)になりました。南北朝時代(1337年~1392年)の兵火や1467年(応仁元年)からの応仁の乱(おうにんのらん)で焼失したが、その後再建されました。1954年(昭和29年)に京都市の名勝地に指定されました。1969年(昭和44年)に末社・大国社(だいこくしゃ)が建立されました。なお大豊神社は少彦名命、菅原道真、第15代・応神天皇を祀り、大国社は大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。
*参考・・・大豊神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【大豊神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
大豊神社の見どころは境内に植えられている椿です。大豊神社は1954年(昭和29年)に京都市の名勝地に指定されています。なお大豊神社は梅の名所でもあり、見どころです。
【大豊神社 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●椿見ごろは例年3月頃から4月頃です。境内に仙人卜伴・不老門・肥後京錦・太神楽・紀州司・神代椿など30本を超える椿が植えられています。裏山は椿ヶ峰と言われ、古くから椿の名所だったとも言われています。
大豊神社椿見ごろ
●梅見ごろは例年3月上旬頃から3月下旬頃です。本殿前に枝垂桜とともに樹齢約250年の枝垂梅が植えられ、枝垂梅と本殿などの光景が美しいと言われています。
大豊神社梅見ごろ
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。大豊神社には本殿前に樹齢約40年の枝垂桜・三ノ鳥居横に染井吉野などが植えられ、枝垂桜と本殿・本殿前の鳥居などの光景が美しいと言われています。里桜・関山・松月なども植えられています。
大豊神社桜見ごろ
*京都には多くの梅名所があり、その梅見ごろを下記リンクから確認できます。
京都梅見ごろ2025(北野天満宮・梅宮大社・・・)
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【大豊神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-771-1351
【大豊神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
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【大豊神社 おすすめ散策ルート】
大豊神社からのおすすめ散策ルートは西側にある哲学の道を北に進み、銀閣寺(東山慈照寺)に向かうルートです。30分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら世界遺産である銀閣寺まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお銀閣寺とは逆に哲学の道を南に進むと永観堂(禅林寺)・南禅寺があり、それらを散策するのもいいかもしれません。