京の三弘法めぐり

東寺

京の三弘法めぐりは四国八十八ヵ所巡礼の出発前に無事を祈る為に行ったり、巡礼後にお礼参りの為に行ったりします。京の三弘法めぐりは毎月21日の弘法大師・空海の縁日にゆかりの深い東寺(とうじ)・神光院(じんこういん)・仁和寺(にんなじ)の3か寺を巡ります。ちなみに東寺・仁和寺は世界遺産です。

【京の三弘法めぐり マップ・地図】
東寺・・・京都府京都市南区九条町1
神光院・・・京都府京都市北区西賀茂神光院町120
仁和寺・・・京都府京都市右京区御室大内33

【京の三弘法めぐり 歴史・簡単概要】
京の三弘法めぐり(きょうのさんこうぼうめぐり)・京都三弘法まいり(さんこうぼうまいり)は江戸時代中期に始まったとも言われています。京の三弘法めぐりは四国八十八ヵ所巡礼の出発前に無事を祈る為に行ったり、巡礼後にお礼参りの為に行ったりします。京の三弘法めぐりは毎月21日の弘法大師・空海の縁日にゆかりの深い東寺(とうじ)・神光院(じんこういん)・仁和寺(にんなじ)の3か寺を巡ります。なお正月3日に東寺・神光院・仁和寺の3か寺を巡ることは三弘法詣(さんこうぼうもうで)と言うそうです。
四国八十八カ所巡礼は平安時代末期の弘法大師・空海信仰が盛んであった時代に始まったと言われています。四国八十八カ所巡礼では弘法大師・空海ゆかりの88の寺院(徳島23か寺・高知16か寺・愛媛26か寺・香川23か寺)を巡ります。1番から順番通り巡礼することを「順打ち」、逆に巡礼することを「逆打ち(さかうち)」と言い、「逆打ち」は道に迷うなどの苦労も多いことから「順打ち」の3倍のご利益があるとも言われています。なお四国八十八カ所巡礼は全行程約1千3百キロで、歩くと約2カ月掛かると言われています。(個人差あり)
空海は774年(宝亀5年)讃岐(香川県善通寺市)で父・佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)と母・阿刀大足(あとのおおたり)の妹の間に生まれました。空海は讃岐から15歳で京都に上京し、804年(延暦23年)に遣唐使として唐に渡り、真言密教を日本に伝えて真言宗の開祖になったり、日本最初の私立学校・綜芸種智院を創立したりしました。その後空海は835年(承和2年)3月21日に高野山で亡くなりました。

スポンサーリンク


【京の三弘法めぐり 東寺】
東寺(とうじ)・教王護国寺(きょうおうごこくじ)は796年(延暦15年)に第50代・桓武天皇の発願により、西寺(右大寺)とともに国家鎮護の官寺(左大寺)として、都の入口である羅城門の東に創建されました。東寺は平安京の左京・西寺は平安京の右京、または東寺は東国・西寺は西国を守る意味が込められているとも言われています。ちなみに東寺は唯一残る平安京の遺構とも言われています。その後823年(弘仁14年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から賜り、大師堂(御影堂・不動堂)を住房とし、真言密教の根本道場になりました。東寺は「教えの王、国を護る」から教王護国寺と言われたそうです。鎌倉時代には弘法大師信仰の高まり、お大師様の寺として皇族から庶民まで篤く信仰されるようになりました。
東寺(アクセス・見どころ・・・)
東寺見どころ

【京の三弘法めぐり 神光院】
神光院(じんこういん)は1217年(建保5年)上賀茂神社(賀茂別雷神社)の神職・松下能久が「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」との神託を受け、慶円(けいえん・きょうえん)を招いて建立したのが起源です。神光院の名称は「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」に由来しています。その後天保年間に堂宇を焼失し、明治維新後の廃仏毀釈によって一時廃寺になったが、1878年(明治11年)和田月心が再興しました。なお神光院は以前京都御所に奉納する瓦職人の宿があったことから瓦屋寺とも言われていました。
神光院(アクセス・見どころ・・・)

【京の三弘法めぐり 仁和寺】
仁和寺(にんなじ)は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が西山御願寺を創建することを発願したのが起源です。しかし翌887年(仁和3年)に光孝天皇が完成を見ずに崩御し、888年(仁和4年)に第59代・宇多天皇が父・光孝天皇の遺志を引き継いで創建し、周忌御斎会(しゅうきございえ)を行いました。仁和寺は当初西山御願寺と言われていたが、その後年号寺・仁和寺に名称を改められました。897年(寛平9年)に宇多天皇は第60代・醍醐天皇に譲位し、899年(昌秦2年)に東寺一長者・益信(やくしん)を戒師として落髪して仁和寺1世になりました。その後904年(延喜4年)に宇多法皇は僧房・御室(御座所)を建てて住み、御室御所(おむろごしょ)と言われるようになり、931年(承平1年)に宇多法皇が崩御しました。
仁和寺(アクセス・見どころ・・・)
仁和寺見どころ

【京の三弘法めぐり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場
  2. 竹林の道
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る