千本ゑんま堂(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

千本ゑんま堂

千本ゑんま堂

千本ゑんま堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。千本ゑんま堂の正式名称は引接寺で、引接とは仏が人をあの世に導くという意味だそうです。ちなみに千本ゑんま堂は蓮台野(れんだいの)・化野(あだしの)・鳥辺野(とりべの)とともにかつて京の三大墓地と言われた蓮台野の入り口にあります。

【千本ゑんま堂 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区千本通鞍馬口下ル閻魔前町34
最寄り駅・バス停・・・乾隆校前(徒歩約2分)、千本鞍馬口(徒歩約2分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは206系統(A3乗り場)
*四条河原町からは46系統、59系統
*四条大宮からは6系統、46系統
*三条京阪からは59系統
路線・時刻表・運賃チェック

【千本ゑんま堂 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休

【千本ゑんま堂 拝観料金・料金(要確認)】
本殿昇殿・・・500円

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【千本ゑんま堂 歴史・簡単概要】
千本ゑんま堂(せんぼんえんまどう)・千本ゑんま堂・引接寺(いんじょうじ)は起源が明確ではありません。千本ゑんま堂は平安時代初期に公卿・小野篁(おののたかむら)が創建したのが起源とも、1017年(寛仁元年)に恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)の法弟・定覚上人(じょうかくしょうにん)が道場・諸人化導引接仏道を創建し、光明山歓喜院引接寺と称したのが起源とも言われています。その後1273年(文永10年)明善律師が中興しました。室町時代に室町幕府3代将軍・足利義満から寄進を受け、ゑんま堂狂言(ゑんま堂大念仏狂言)が始まったとも言われています。なお千本ゑんま堂は1574年(天正2年)織田信長が上杉謙信に贈ったと言われている国宝・洛中洛外図屏風の中で、ゑんま堂狂言の閻魔庁が演じらている様子が描かれています。また1565年(永禄8年)宣教師ルイス・フロイスが記した「Historia de Iapan(日本史)」の中にも千本ゑんま堂の様子が記されています。
千本ゑんま堂は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・千本ゑんま堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【千本ゑんま堂 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
千本ゑんま堂の見どころは重要文化財であり、紫式部の供養塔と言われているされている十重石塔です。なお十重石塔には1386年(至徳3年)の銘があります。

重要文化財・・・引接寺塔婆(十重石塔)

【千本ゑんま堂 行事・イベント(要確認)】
●ゑんま堂狂言は例年5月1日から4日まで行われています。ゑんま堂狂言は壬生大念仏狂言・嵯峨大念仏狂言とともに京の三大狂言に数えられています。ただ他の狂言と異なり、無言だけでなく、有言の演目もあります。
千本ゑんま堂ゑんま堂狂言
●お精霊迎えは例年8月7日から15日、お精霊送りは例年8月16日に行われています。お精霊迎え・お精霊送りは千本ゑんま堂がある場所がかつて京の三大墓地と言われた蓮台野の入り口にあることなどに由来するとも言われているそうです。
千本ゑんま堂お精霊迎えお精霊送り

【千本ゑんま堂 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月中旬頃から4月下旬頃です。普賢象・二尊院普賢象・一葉・関山などが植えられ、桜と紫式部(むらさきしきぶ)の供養塔(重要文化財)などの光景が美しいと言われています。
千本ゑんま堂桜見ごろ

*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)

【千本ゑんま堂 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-462-3332

【千本ゑんま堂 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都節分祭・豆まき

【千本ゑんま堂 おすすめ散策ルート】
千本ゑんま堂からのおすすめ散策ルートは千本釈迦堂(大報恩寺)を経由し、北野天満宮に向かうルートです。ルートの周辺には五花街のひとつである上七軒や西陣織で有名な西陣もあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお千本ゑんま堂の北西には世界遺産である金閣寺、北東には一休さん(一休宗純)でお馴染みの大徳寺がある為、それらを散策するのもいいかもしれません。

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