柳谷観音・楊谷寺(アクセス・マップ・歴史・・・)
柳谷観音・楊谷寺
柳谷観音・楊谷寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。柳谷観音を創建したと言われている延鎮上人(えんちんしょうにん)・賢心(けんしん)は奈良時代末期の778年(宝亀9年)に「南の地を去れ」という霊夢により、音羽山(おとわやま)に庵を結んで、世界遺産である清水寺の起源となったと言われています。
【柳谷観音・楊谷寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府長岡京市浄土谷2
最寄り駅・バス停・・・奥海印寺(徒歩約30分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急京都本線・長岡天神駅から阪急バス
*JR京都線・長岡京駅から阪急バス
阪急バス・アクセスダイヤ
●毎月17日の縁日にはJR長岡京駅・阪急西山天王山駅から臨時シャトルバスが運行されます。(要確認)
【柳谷観音・楊谷寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:50終了
奥之院は16:00に閉門
【柳谷観音・楊谷寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【柳谷観音・楊谷寺 歴史・簡単概要】
柳谷観音(やなぎだにかんのん)・楊谷寺(ようこくじ)は起源が明確ではありません。柳谷観音は寺伝によると806年(大同元年)に清水寺(きよみずでら)を創建した延鎮僧都(えんちんそうず)・賢心(けんしん)が創建したとも言われています。延鎮僧都は「西山にて生身の観音様に出会うことができる」という夢告により、清水寺から西山の柳(楊)が生い茂る渓谷に入り、岩上に古来から眼病に霊験あらたかな生身の十一面千手千眼観世音菩薩を見つけ、 その場所に堂宇を建立して観音様を祀り、楊谷寺と称したと言われています。その後延鎮僧都が清水寺に戻り、811年(弘仁2年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が乙訓寺(おとくにでら)の別当に任じられ、柳谷観音を参詣したと言われています。空海はある日、目のつぶれた子猿の目を親猿がお堂近くの溜まり水で洗っている姿を目撃し、17日間祈祷したところ子猿の眼が開き、更に祈祷を行った霊水が独鈷水(おこうずい)と言われるようになりました。江戸時代に眼の悪かった第112代・霊元天皇が独鈷水で眼病を治癒されたとされ、以後歴代の天皇へ献上されるようになりました。なお柳谷観音は善峯寺(よしみねでら)・光明寺(こうみょうじ)とともに京都・西山三山と言われています。
柳谷観音は西山浄土宗の寺院です。
*参考・・・柳谷観音・楊谷寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【柳谷観音・楊谷寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
柳谷観音の見どころは境内に植えられているアジサイ(紫陽花)です。ちなみに柳谷観音は紫陽花の寺とも言われています。なお毎月17日の縁日も見どころです。縁日では十一面千手観音立像がご開帳されるそうです。(要確認)
【柳谷観音・楊谷寺 行事・イベント(要確認)】
●採燈開眼大護摩供は例年2月17日に行われています。採燈開眼大護摩供は江戸時代から行われています。奈良吉野の大峰山から山伏を招き、聖域に設けられた祭壇(護摩壇)で人形を焚き上げます。
柳谷観音採燈開眼大護摩供
●あじさいまつりは毎年アジサイが見ごろを迎える時期に行われています。あじさいまつりでは寺宝展が開催されます。またお茶席が設けられたり、特産物が販売されたりします。
柳谷観音あじさいまつり
【柳谷観音・楊谷寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●柳谷観音のアジサイ見ごろは例年6月中旬頃から7月上旬頃です。長さ約300メートルのあじさいのみちや奥之院へ続くあじさい回廊にクロヒメ・幻のアジサイとも言われるシチダンカ・ジョウガサキなど22種の日本アジサイ、シビラなど5種の西洋アジサイ、合計約27種・約4,500株のアジサイが植えられています。
柳谷観音アジサイ見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から12月上旬頃です。山内にカエデ・モミジ・ドウダンツツジなどが分布し、紅葉と庭園・浄土苑・奥之院参道・眼力稲荷などの光景が美しいと言われています。
柳谷観音紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【柳谷観音・楊谷寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-956-0017
【柳谷観音・楊谷寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【柳谷観音・楊谷寺 おすすめ散策ルート】
柳谷観音からのおすすめ散策ルートは奥海印寺バス停近くの聖徳寺に向かうルートです。40分ほど散策すれば、聖徳寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお柳谷観音は市街地からかなり離れ、周囲にはあまり観光スポットが多くない為、次の観光スポットに向かい、その観光スポット周辺を散策してもいいかもしれません。