平等院の桜見ごろ2025(時期:3月下旬~4月上旬頃)
平等院の桜見ごろ・アクセス・概要
平等院の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。平等院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。平等院では鳳凰堂が中島に建立されている阿字池周辺などに染井吉野・枝垂桜など約30本の桜の木が植えられ、桜と鳳凰堂・阿字池などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【平等院の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
平等院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月9日、ウェザーニュースは京都で3月26日にソメイヨシノが開花すると予想しました。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【平等院桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治蓮華116
最寄り駅・バス停・・・JR宇治駅(徒歩約10分)、京阪宇治駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から平等院はJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【平等院の桜見ごろ(例年時期) 概要】
平等院は宇治市を代表する桜の名所です。平等院の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。
平等院では鳳凰堂(阿弥陀堂)が中島に建立されている阿字池(あじいけ)周辺などに染井吉野(ソメイヨシノ)・遅咲きの枝垂桜(シダレザクラ)・山桜(ヤマザクラ)・八重桜(ヤエザクラ)など約30本の桜の木が植えられ、桜と鳳凰堂・阿字池などの光景が美しいと言われています。桜越しの鳳凰堂が美しいと言われています。また阿字池の水鏡に映し出された鳳凰堂と桜の情景も美しいと言われています。鳳凰堂斜め左からは大きな枝垂桜越しに見ることができます。平等院の塔頭(たちゅう)・浄土院(じょうどいん)に植えられている深紅のボケも楽しめます。桜の見ごろにライトアップが行われています。(要確認)京都市内でライトアップを行っている桜名所は多いが、宇治市で行っている数少ない桜名所です。ライトアップ・夜間拝観では幻想的な光景を眺めることができます。
平等院桜ライトアップ
- 鳳凰堂は阿字池の中島にあり、極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように見えると言われています。鳳凰堂は中堂・北翼廊・南翼廊・尾廊に分かれています。鳳凰堂は仏師・定朝作と唯一確証がある阿弥陀如来坐像(国宝)を安置しています。なお鳳凰堂は1053年(天喜元年)に建立されました。
- 庭園は阿字池の中島に鳳凰堂が建っている浄土式庭園です。阿字池は大乗仏教の経典「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」の極楽浄土・宝池(ほうち)を表しているそうです。なお庭園は平安時代の歌人・橘俊綱が「今鏡」の中で当代きってのものと謳いました。
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【平等院 歴史・簡単概要】
平等院は859年(貞観元年)に第52代・嵯峨天皇の皇子で、光源氏のモデルとも言われている左大臣・源融が造営した別荘があった場所です。その後別荘は第59代・宇多天皇、宇多天皇の孫である源重信、そして関白・藤原道長が源重信の婦人から譲り受けて別荘・宇治殿になりました。平等院は1052年(永承7年)に藤原道長の子である関白・藤原頼通が宇治殿の寝殿を本堂に改め、天台宗の僧・明尊を開山に藤原氏の氏寺として創建しました。ちなみに1052年(永承7年)は末法初年とされ、お釈迦様の入滅後に徐々に正しい教法が衰滅するという末法思想が貴族などに広がっていたと言われています。その後1053年(天喜元年)に西方極楽浄土を出現させたような鳳凰堂(阿弥陀堂)が建立され、定朝作の阿弥陀如来坐像が安置されました。1067年(治暦3年)に第70代・後冷泉天皇が初めて行幸したと言われています。
*参考・・・平等院(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【平等院桜 備考】
平等院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)