天授庵(アクセス・見どころ・・・)南禅寺

天授庵
天授庵(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。天授庵は紅葉の名所の為、紅葉が見頃を迎える11月中旬頃からライトアップが行われています。(要確認)なお天授庵周辺には紅葉が名所の南禅寺・南禅院・永観堂(禅林寺)があり、それらも立ち寄ってもいいかもしれません。
【天授庵 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区南禅寺福地町86-8
最寄り駅・バス停・・・南禅寺・永観堂道(徒歩約10分)、東天王町(徒歩約15分)、宮ノ前町(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から天授庵は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は蹴上駅(徒歩約6分)
【天授庵 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
9:00~16:30(冬季)
年中無休
【天授庵 拝観料金・料金(要確認)】
大人・大学生400円、高校生300円、中学生・小学生200円
【天授庵 歴史・簡単概要】
天授庵(てんじゅあん)は南北朝時代(1337年~1392年)の1339年(延元4年・暦応2年)に南禅寺(なんぜんじ)15世住持・虎関師錬(こかんしれん)が光厳上皇(北朝初代・光厳天皇(こうごんてんのう))の勅許により、南禅寺開山である大明国師(だいみょうこくし)・無関普門(むかんふもん)の塔所(開山塔)として創建しました。1292年(正応4年)に大明国師・無関普門は東福寺(とうふくじ)の塔頭(たちゅう)・龍吟庵(りょうぎんあん)で亡くなったが、南禅寺山内に塔所がないことを虎関師錬が遺憾に思ったそうです。室町時代(1336年~1573年)の1393年(明徳4年)・1447年(文安4年)の南禅寺大火・1467年(応仁元年)からの応仁の乱(おうにんのらん)で焼失し、戦国時代(1493年~1590年)に衰退したと言われています。江戸時代(1603年~1868年)初期の1602年(慶長7年)に大名で、歌人・細川藤孝(ほそかわふじたか・細川幽斎(ほそかわゆうさい))が再興し、細川藤孝が方丈を再建しました。細川藤孝と妻・細川マリアの墓が残されています。1853年(嘉永6年)に庫裏が再建されました。明治時代に池泉回遊式庭園である書院南庭が改修されました。なお天授庵は釈迦如来(しゃかにょらい)を本尊として安置しています。
天授庵は臨済宗南禅寺派・南禅寺の塔頭です。
*参考・・・天授庵(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【天授庵 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
天授庵の見どころは書院の南にある池泉回遊式庭園と方丈の前にある枯山水の庭園です。なおまた天授庵は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
重要文化財・・・絹本着色無関普門像、紙本墨画淡彩聖一国師(円爾)像、絹本着色平田慈均像、絹本着色細川幽斎像・幽斎夫人像、方丈障壁画、九条袈裟
南禅寺見どころ(水路閣・三門など)
【天授庵 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。紅葉ライトアップでは苔の中に敷石を鉤型鱗敷にした枯山水庭園と杉や楓が鬱蒼と茂る池泉回遊式庭園などがライトアップされます。
天授庵紅葉ライトアップ
【天授庵 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。境内にモミジなどが植えられ、紅葉と白砂と苔の方丈前庭・枯山水庭園とのコントラストが美しいと言われています。書院南庭・池泉回遊式庭園の池の水鏡には紅葉が映し出されます。
天授庵紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【天授庵 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-771-0744
【天授庵 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【天授庵 おすすめ散策ルート】
天授庵からのおすすめ散策ルートは南禅寺・永観堂(禅林寺)・哲学の道を経由し、銀閣寺(東山慈照寺)に向かうルートです。40分ほど散策すれば、世界遺産である銀閣寺まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天授庵周辺には天授庵と同じく南禅寺の塔頭である金地院・南禅院などもある為、それらを散策してから銀閣寺に向かってもいいかもしれません。