葵祭2025人気イベント(路頭の儀(時代行列)・・・)

葵祭(Aoi Matsuri Festival)

葵祭人気イベント(路頭の儀・流鏑馬神事・賀茂競馬)

葵祭人気イベントを紹介しています。一番人気のイベントはハイライトで、5月15日(順延あり)に行われる路頭の儀(時代行列)です。路頭の儀ではヒロインである斎王代が十二単を着て、供奉者が担ぐ腰輿に乗って巡行します。路頭の儀では平安装束を身に着けた人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿1丁など巡行し、時代絵巻が繰り広げられます。なおゴールデンウィーク中に人気の流鏑馬神事・賀茂競馬が行われます。

★葵祭2025の最新情報

【葵祭2025日程(要確認)】

葵祭2025・路頭の儀は2025年(令和7年)5月15日(木曜日)に行われます。ただ悪天候の場合、翌16日(金曜日)に順延されます。ちなみに途中降雨の場合、巡行が打ち切られる場合があります。
葵祭2025日程(時代行列・流鏑馬神事・・・)

【5月15日 路頭の儀(京都御苑~下鴨神社~上賀茂神社)】

路頭の儀(時代行列)は葵祭のハイライトで一番人気があります。路頭の儀はルートになっている京都御苑(京都御所)・下鴨神社・上賀茂神社だけでなく、一般道でもかなりの人出があります。京都御苑など人出が多い場所を避け、一般道など比較的人出が少ない場所で見ることができるのも魅力的です。京都御苑・下鴨神社では有料席も設けられます。(要確認)なお路頭の儀では下鴨神社・上賀茂神社で社頭の儀を行う為、乗尻・検非違使・山城使・御幣櫃・馬寮使・牛車・舞人・近衛使・陪従・内蔵使・斎王代・女人など人約500名・馬約40頭・牛4頭・牛車2台・輿1丁などが全長約8キロを巡行します。
葵祭路頭の儀(順延あり)

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【5月3日 流鏑馬神事(下鴨神社)】

流鏑馬神事は京都でも見られる機会が少ない流鏑馬を見られ、葵祭の中で人気があります。流鏑馬(騎射)は飛鳥時代(592年~710年)以前から行われていたとも言われています。流鏑馬神事では有料席の後ろにはなるが、無料で見られるのも魅力的です。(要確認)また糺の森はある程度日差しも避けられるのも魅力的です。なお流鏑馬神事では糺の森にある長さ500メートルの馬場に3つの的を設置し、公家・武家装束の射手が走る馬の上から「インヨー(陰陽)」の掛声とともに矢を放って的を狙います。
下鴨神社流鏑馬神事

【5月5日 賀茂競馬(上賀茂神社)】

賀茂競馬は平安時代後期に堀河天皇が宮中から上賀茂神社に移して900年以上歴史があり、葵祭の中で人気があります。足利義満・織田信長が自ら馬を出して観覧したり、「埒(らち)が明かない」の由来になったと言われています。賀茂競馬では有料席の後ろにはなるが、無料で見られるのも魅力的です。(要確認)ただ少し距離があったり、日差しを避けられないのが少し難点です。なお賀茂競馬では馬が2頭ずつ左方の赤・右方の黒に分かれて行われます。1馬身ほどの差をつけてスタートし、差が広がれば前の馬の勝ち、縮まれば後ろの馬の勝ちになります。ただ最初の競馬では左方が勝つことが決まっています。
上賀茂神社賀茂競馬

【5月5日 歩射神事(下鴨神社)】

歩射神事は無料で見られることから葵祭で人気があります。ただ見られる場所が限られていることから早めに場所取りする必要があります。歩射神事は平安時代に宮中で行われていた射礼の儀が起源とも言われています。なお歩射神事では高さ約13メートルの楼門を越えるように鏑矢を放つ屋越式が行われ、勅使が通る楼門の邪気を祓います。小笠原流による百手式も行われます。
下鴨神社歩射神事

【5月1日 賀茂競馬足汰式(上賀茂神社)】

賀茂競馬足汰式では有料席の後ろにはなるが、無料で見られることから葵祭で人気があります。(要確認)ただ少し距離があったり、日差しを避けられないのが少し難点です。なお賀茂競馬足汰式では賀茂競馬を前に馬の走る組み合わせや順番を決めます。賀茂競馬足汰式では馬の歯や毛並みから健康状態などを確認し、1頭ずつ走らせる素駆や賀茂競馬との同じように2頭ずつ走らせる競馳が行われます。
上賀茂神社賀茂競馬足汰式

【5月4日 斎王代禊の儀(上賀茂神社・下鴨神社)】

斎王代禊の儀(斎王代以下女人列御禊神事)は葵祭に先立って、ヒロインである十二単を纏った斎王代などを見られることから葵祭の中で人気があります。上賀茂神社と下鴨神社の1年交代制です。平安時代前期から鎌倉時代前期に斎王が鴨川で禊を行っていたことが起源です。なお斎王代は上賀茂神社の場合にはならの小川、下鴨神社の場合には御手洗川に両手をひたして身を清めます。女人列の女童・命婦・女嬬などが形代(上賀茂神社)または斎串(下鴨神社)で罪・穢れを祓います。
上賀茂神社斎王代禊の儀
下鴨神社斎王代禊の儀

【5月12日 御蔭祭(下鴨神社)】

御蔭祭は下鴨神社の糺の森(切芝)で舞楽・東游が奉納されることから葵祭で人気があります。神幸列は第2代・綏靖天皇の時代(紀元前581年~紀元前549年)に始まったともされ、日本最古の神幸列とも言われています。なお御蔭祭では下鴨神社の和御霊が御蔭神社のある御蔭山で生まれた神霊と一体となって若返った荒御魂になり、それを下鴨神社の本殿に迎え入れます。
下鴨神社御蔭祭

【葵祭 基礎知識】

葵祭は古墳時代(3世紀中頃~7世紀頃)後期の欽明天皇の時代(539年~571年)に京都をはじめ全国が風水害に見舞われて飢餓・疫病が流行し、賀茂大神(上賀茂神社・下鴨神社)の崇敬者・卜部伊吉若日子に占わせられたところ賀茂大神の祟りであると奏した為、4月吉日を選んで、馬に鈴を懸け、人は猪頭を被り、駆競して盛大に祭りを行ったことが起源です。なお葵祭とは俗称で、正式には賀茂祭だが、祭儀に関わる人や社殿の御簾・牛車に至るまで二葉葵を桂の小枝に挿し飾ることから葵祭と言われています。
葵祭歴史

【葵祭人気イベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
葵祭2025日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)

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