祇園祭宵山2025年7月14日~16日・21日~23日(屋台露店)
祇園祭宵山(日程時間・アクセス・概要・・・)
祇園祭宵山(日程時間・楽しみ方・・・)を紹介しています。宵山とは本祭の前夜に行う小祭という意味があります。宵山の日程は前祭が7月14日~16日、後祭が7月21日~23日です。宵山(前祭)の7月15日・16日には屋台露店が立ち並び、夕方から歩行者天国になります。時間的には夕方以降に人出が多くなって混雑するが、午前中から少しずつ人出が多くなります。
★祇園祭最新情報。
【祇園祭宵山2025 日程時間(要確認)】
宵山は山鉾巡行・神輿渡御(7月17日・24日)の前3日間行われます。
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【祇園祭宵山 基礎知識】
宵山とは本祭の前夜に行う小祭という意味があります。宵山(前祭)は山鉾巡行(前祭)・神幸祭(しんこうさい・神輿渡御)が行われる7月17日の前3日間(14日~16日)、宵山(後祭)とは山鉾巡行(後祭)・還幸祭(かんこうさい・神輿渡御)が行われる7月24日の前3日間(21日~23日)です。宵山は祇園祭の中でも山鉾巡行とともに人気があり、14日~16日の宵山(前祭)は人出が多くなります。特に15日・16日は屋台露店が立ち並び、夕方から歩行者天国になることから大変人出が多くなります。いずれも大型の長刀鉾(なぎなたほこ)・函谷鉾(かんこほこ)・月鉾(つきほこ)・菊水鉾(きくすいほこ)・鶏鉾(にわとりほこ)周辺の四条烏丸(しじょうからすま)交差点・四条室町(しじょうむろまち)差点付近では身動きができないほど混雑することもあります。2016年(平成8年)7月16日(土曜日)には32万人の人出がありました。21日~23日の宵山(後祭)は比較的人出があまり多くなく、混雑することなく風情をじっくり楽しむことができます。なお宵山は時間に関係なく昼前頃から賑わうが、駒形提灯が灯されて祇園囃子が奏でられる夕方以降は昼間よりも賑わいます。
●日程がいつかと言うと前祭が7月14日~16日、後祭が7月21日~23日です。祇園祭では宵山・山鉾巡行・神輿渡御などの日程は固定されています。
●場所は山鉾が建ち並ぶ山鉾町です。前祭も後祭も四条通の南北に位置します。四条通の内、前祭が東側の東洞院通と西側の油小路通、後祭が東側の烏丸通と西側の新町通の間です。
●時間は午前中から厄除けちまきなどを買い求める人出があり、夕方以降に駒形提灯が灯され、祇園囃子が奏でられて混雑します。
●屋台露店は7月15日・16日の昼頃から立ち並びます。屋台露店は烏丸通・室町通・新町通などの一部に立ち並びます。(変更の場合あり)
●歩行者天国は7月15日・16日18:00~23:00です。歩行者天国は四条通・烏丸通などで行われます。他の通りでも交通規制が行われます。
●混雑は天候や曜日にもよるが、前祭は後祭よりも混雑します。特に7月15日・16日は屋台露店・歩行者天国があり、大変混雑します。
【前祭山鉾 マップ・地図】
●地下鉄烏丸線・四条駅または烏丸御池駅が最寄駅です。
祇園祭山鉾マップ(前祭)by グーグルマップ
【祇園祭宵山(前祭) 簡単概要】
宵山(前祭)は7月14日~16日です。夕方から23基の山鉾に駒形提灯が灯され、囃子方がある長刀鉾・函谷鉾・月鉾・船鉾・鶏鉾・放下鉾・菊水鉾・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾では祇園囃子(コンチキチン)が奏でられます。15日・16日は烏丸通・室町通・新町通などに屋台露店が立ち並び、夕方から烏丸通・四条通などが歩行者天国になります。(変更の場合あり)なお宵山の場所は長刀鉾・保昌山を除くと烏丸通の西側で、四条通を挟んだ北側と南側になります。
●山鉾(前祭)・・・長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・保昌山・孟宗山・占出山・山伏山・霰天神山・郭巨山・伯牙山・芦刈山・油天神山・木賊山・太子山・白楽天山・蟷螂山・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾
祇園祭屋台露店
【後祭山鉾 マップ・地図】
●地下鉄烏丸線・四条駅または烏丸御池駅が最寄駅です。
祇園祭山鉾マップ(後祭)by グーグルマップ
【祇園祭宵山(後祭) 簡単概要】
宵山(後祭)は7月21日~23日です。夕方から11基の山鉾に駒形提灯が灯され、囃子方がある北観音山・南観音山・大船鉾では祇園囃子(コンチキチン)が奏でられます。なお宵山の場所は烏丸通の西側で、大船鉾を除くと四条通の北側になります。
●山鉾(後祭)・・・橋弁慶山・鯉山・浄妙山・黒主山・役行者山・鈴鹿山・八幡山・北観音山・南観音山・大船鉾・鷹山
【駒形提灯・祇園囃子】
●宵山では駒形提灯が夕方以降に灯されます。駒形提灯の名称は縦・横に繋がれた俵型の提灯の全体の形が将棋の駒に似ていることに由来するとも言われています。なお祇園祭では商店街などでも提灯が飾られています。
●宵山では祇園囃子が夕方頃から奏でられます。祇園囃子は親しみを込めて「コンチキチン」とも言われています。祇園囃子は室町時代末期に能楽(能・狂言)をヒントに奏でられるようになり、江戸時代に現在のような様式に整えられたと言われています。祇園囃子は鉦(かね・摺り鉦)・笛(能菅)・太鼓(締め太鼓)で編成されています。なお16日の宵山(前祭)・23日の宵山(後祭)では日和神楽が行われます。
【囃子方(鉦・笛・太鼓)】
宵山では囃子方がいる山鉾で祇園囃子が奏でられます。囃子方は全ての山鉾ではなく、鉾(ほこ)・曳山(ひきやま)・船鉾(ふねほこ)・傘鉾(かさほこ)にいます。囃子方は独特の音色を響かせ、リズムを刻む鉦(かね・摺り鉦)・旋律(メロディー)を奏でる笛(能菅)・テンポを司って全体を統制する太鼓(締め太鼓)で構成されています。鉦は譜(楽譜)が体に染みつかないと演奏することができないことから小学生が囃子方に入門すると先ず全員が鉦方を担当し、15年ほど掛けて鉦の技術を習得します。その後技量が認められると笛方か、太鼓方かを選択して担当します。囃子方は山鉾によって異なるが、宵山だけでなく、1年を通して練習し、祇園祭が行われる7月に入ると連日・連夜数時間の練習が続くそうです。ちなみに祇園囃子には山鉾巡行中に賑やかにお囃子を奏でることにより、疫病の元とされる疫神(えきじん(疫病神・厄病神))を誘い出して引き寄せ、山鉾町に持ち帰って蔵に封じ込める役割があるとも言われています。祇園囃子は山鉾に共通している部分もあるが、多くが各山鉾独自のものです。なお山鉾巡行では四条烏丸から四条河原町までは緩テンポの渡り囃子(奉納囃子)、四条河原町以後は急テンポの戻り囃子が奏でられます。山鉾を90度方向転換させる辻回しの際に奏でられる曲目もあります。
【祇園祭宵山 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)