京都桜穴場・見頃(円山公園・天神川・半木の道・・・)
京都桜穴場・見頃
京都桜穴場・見頃を紹介しています。京都にはよく知られている桜名所と同じぐらいあまり知られていない桜穴場があります。また有名な桜名所でも時間帯によっては桜穴場にもなります。特に午前中、早朝は狙い目です。なお桜穴場は京都の中心部から少し距離があったり、交通の便があまりよくなかったりすることもあります。その分じっくり、ゆっくり桜を楽しむことができます。
【京都の桜開花・満開予測】
●2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。(順次情報更新中)
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【京都・桜の基礎知識】
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開(桜の見ごろ)になるとも言われています。また桜は地域によって差があるが、開花してから5日から1週間ほどで満開(桜の見ごろ)になるとも言われています。なお京都市内では桜の標準木が二条城内にあり、桜が5~6輪以上咲くと開花宣言が出されます。ちなみに京都では桜は例年3月27日頃に開花し、4月7日頃に満開(桜の見ごろ)になります。(2010年までの過去30年平均)
【嵐山(時期:3月下旬~4月上旬頃) 右京区】
●嵐山は京都を代表する観光スポットで、「日本さくら名所100選」に選ばれている桜名所でもあります。その為桜シーズンだけでなく、季節を問わずにたくさんの観光客が訪れます。ただ嵐山は時間制限となる拝観時間がなかったり、エリアが広かったりする為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。嵐山は渡月橋・桂川(大堰川)との構図が美しいと言われています。ちなみに桂川の中州に整備された嵐山公園中之島地区も比較的穴場です。
●桜の本数・・・染井吉野・山桜・八重桜・枝垂桜など約1,500本
嵐山見ごろ
【京都御苑(時期:3月下旬~4月中旬頃) 上京区】
●京都御苑は日頃から京都市民の憩いの場で、観光客にあまり知られていない桜名所でもあります。京都御苑は24時間利用できたり、エリアが広かったりする為、観光客が少ない桜穴場になります。京都御苑は地下鉄烏丸線が利用でき、交通の便がよいのも魅力です。京都御苑は桜だけでなく、約5万本の樹木が植えられ、自然に心が癒されます。ちなみに京都御苑内の京都御所には左近の桜が植えられています。
●桜の本数・・・山桜・枝垂桜・大島桜・里桜など約1,000本
京都御苑見ごろ
【祇園白川(時期:3月下旬~4月上旬頃) 東山区】
●祇園白川は京都を代表する花街・祇園にあり、桜の本数はあまり多くないが、人気の桜名所です。ただ祇園白川は時間制限となる拝観時間がない為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。ちなみに祇園白川では桜の見ごろにライトアップが行われ、観光客で大変賑わいます。祇園白川は京都を代表する繁華街である祇園・河原町に近く、飲食の前後に花街の風情を感じながらお花見を楽しむのがおすすめです。
祇園白川桜ライトアップ
●桜の本数・・・染井吉野・枝垂桜など約40本
祇園白川見ごろ
【哲学の道(時期:4月上旬頃) 左京区】
●哲学の道は京都屈指の桜名所で、桜シーズンには観光客で大変混雑します。ただ哲学の道は時間制限となる拝観時間がない為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。哲学の道は「日本の道100選」に選ばれ、琵琶湖疏水分線沿いを散策しながらお花見を楽しむのがおすすめです。哲学の道には道幅が狭い場所があり、注意しながらお花見を楽しみましょう。熊野若王子神社・大豊神社・南禅寺などへの寄り道もおすすめ。
●桜の本数・・・染井吉野・山桜・大島桜・里桜など約430本
哲学の道見ごろ
【岡崎疏水(時期:4月上旬頃) 左京区】
●岡崎疏水は哲学の道と同じく、琵琶湖疏水の一部で、桜名所です。岡崎疏水ではライトアップ・十石舟めぐりが行われ、観光客に人気になっています。京都で船上からお花見を楽しめる場所はあまり多くありません。ただ岡崎疏水は時間制限となる拝観時間がない為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。岡崎疏水は疏水沿いを散策しながらお花見を楽しみましょう。
岡崎疏水ライトアップ・岡崎疏水十石舟めぐり
●桜の本数・・・染井吉野など約400本
岡崎疏水見ごろ
【蹴上インクライン(時期:3月下旬~4月上旬頃) 左京区】
●蹴上インクラインは哲学の道・岡崎疏水と同じく、琵琶湖疏水の一部で、桜名所です。ちなみに蹴上インクラインは琵琶湖疏水の内、南禅寺舟溜と蹴上舟溜を繋ぐ全長約600メートルの傾斜鉄道跡です。蹴上インクラインは時間制限となる拝観時間がない為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。蹴上インクラインは岡崎疏水とともにお花見を楽しむのがおすすめです。
●桜の本数・・・染井吉野約90本
蹴上インクライン見ごろ
【山科疏水(時期:4月上旬頃) 山科区】
●山科疏水は哲学の道・岡崎疏水・蹴上インクラインと同じく、琵琶湖疏水の一部で、桜名所です。山科疏水は山科にあることから午前中は観光客が少ない桜穴場になります。山科疏水では長く桜並木が続き、疏水沿いを散策しながらお花見を楽しむのがおすすめです。疏水沿いには菜の花が分布している場所もあり、桜と一緒に楽しむことができます。なお山科疏水では近年びわ湖疏水船(琵琶湖疏水通船)が運航されています。
●桜の本数・・・山桜・染井吉野など約800本
山科疏水見ごろ
【平野神社(時期:4月上旬頃) 北区】
●平野神社は京都を代表する桜名所で、古くから「平野の夜桜」と言われた夜桜が有名です。ちなみに平野神社では桜の見ごろにライトアップが行われ、観光客で大変賑わいます。平野神社は午前6:00から参拝でき、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。また平野神社は多品種の桜が植えられ、長期間(1ヶ月以上)お花見を楽しめ、お花見のチャンスが多いのも魅力です。
平野神社桜ライトアップ
●桜の本数・・・魁・桃桜・染井吉野など約50種・約400本
平野神社見ごろ
【半木の道(時期:4月上旬頃) 左京区】
●半木の道は八重紅枝垂桜が植えられ、桜のトンネルとなる桜名所です。半木の道は観光客にあまり知られおらず、時間制限となる拝観時間がない為、午前中は観光客が少ない桜穴場になります。半木の道はゆっくり散策しながらお花見を楽しむことができます。なお賀茂川・鴨川沿いには染井吉野などが植えられています。
●桜の本数・・・八重紅枝垂桜など約70本
半木の道見ごろ
【円山公園(時期:4月上旬頃) 東山区】
●円山公園は京都一有名で、祇園の枝垂桜と言われている一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)が植えられている桜名所です。円山公園では桜の見ごろにライトアップ・かがり火が行われ、京都市民や観光客に人気になっています。ただ円山公園は時間制限となる拝観時間がない為、午前中は京都市民や観光客が少ない桜穴場になります。祇園・河原町などで飲食を楽しむ前後にお花見を楽しむのがおすすめです。
円山公園桜ライトアップ
●桜の本数・・・枝垂桜・染井吉野・山桜など約680本
【木屋町通(時期:3月下旬~4月上旬頃) 中京区・下京区】
●木屋町通は観光客にあまり知られていない桜名所です。下木屋町は桜の見ごろにライトアップが行われています。木屋町通は繁華街に近い為、夜間を中心に賑わうが、午前中は人が少ない桜穴場になります。木屋町・河原町などで飲食を楽しむ前後にお花見を楽しむのがおすすめです。
木屋町通桜ライトアップ
●桜の本数・・・染井吉野など約320本
木屋町通見ごろ
【鴨川左岸(時期:4月上旬頃) 中京区】
●鴨川左岸は京都市民に親しまれている桜名所です。鴨川左岸は時間制限となる拝観時間がない為、午前中は京都市民や観光客が少ない桜穴場になります。鴨川沿いを散策しながらお花見を楽しむのがおすすめです。
●桜の本数・・・染井吉野・枝垂桜など約160本(御池から五条)
鴨川見ごろ
【天神川(時期:4月上旬頃) 右京区】
●天神川は観光客だけでなく、京都市民にもあまり知られていない桜名所です。三条付近から西京極橋付近まで約2キロに渡って染井吉野の桜並木が続きます。天神川は交通の便があまりよくないこともあり、京都市民や観光客を気にすることなく、お花見を楽しむことができます。天神川は穴場中の穴場とも言えるかもしれません。
●桜の本数・・・染井吉野など多数
天神川見ごろ
【京都桜穴場・見頃 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
桜の穴場として、寺社など拝観時間がある場所でなく、24時間開放・利用されている桜名所を中心にピックアップしました。午前中、特に早朝の時間帯なら観光客をあまり気にすることなく、桜をじっくり楽しむことができると思います。
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)