東福寺見どころの完全解説2-修学旅行・観光ガイド

東福寺見どころ

東福寺見どころの完全解説

東福寺見どころを簡単にまとめてポイント解説します。東福寺には放生池・京都屈指と言われる紅葉(通天モミジ)・涅槃会と京都三大涅槃図・雪舟が作庭したという庭園がある芬陀院などの見どころがあります。(個別解説下記参照)

●三門(国宝)・禅堂(重要文化財)・通天橋などの東福寺見どころは下記リンクから確認することができます。
東福寺見どころ(三門・通天橋など)

【東福寺の歴史・簡単概要】

東福寺(とうふくじ)は平安時代に公卿(くぎょう)・藤原忠平(ふじわらのただひら)が創建した藤原氏の氏寺・法性寺(ほっしょうじ)があった場所です。東福寺は鎌倉時代前期の1236年(嘉禎2年)に摂政(せっしょう)・九条道家(くじょうみちいえ)が高さ5丈(約15メートル)の釈迦(しゃか)像を安置する寺院を創建することを発願し、仏殿を建立したのが起源です。ただ鎌倉時代後期の1319年(元応元年)の火災で釈迦像は焼失し、14世紀半ばに再興されたが、1881年(明治14年)の火災で再び焼失しました。なお寺号は華厳宗(けごんしゅう)の大本山である奈良・東大寺と法相宗(ほっそうしゅう)の大本山である奈良・興福寺(こうふくじ)から1字ずつ取り、「東福寺」となりました。
東福寺歴史(起源・・・)

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【鐘楼(重要文化財)・梵鐘】

  • 見どころポイント・・・鐘楼は現在、塔頭・万寿寺にあります。鐘楼は上層に梵鐘を釣り、下層は門を兼ねています。
  • 歴史ポイント・・・鐘楼は室町時代中期(1393年~1466年)に建立されました。
  • 様式ポイント・・・鐘楼は袴腰(はかまごし)付きで、屋根が入母屋造の桟瓦葺です。
  • 梵鐘・・・梵鐘は奈良時代に鋳造されたと言われています。

【十三重石塔(重要文化財)】

  • 見どころポイント・・・十三重石塔は初重軸部に金剛界(こんごうかい)四仏の梵字(ぼんじ)があります。
  • 歴史ポイント・・・十三重石塔は1343年(興国4年・康永2年)に建立されました。十三重石塔には開基・九条道家(くじょうみちいえ)が建立したと言われる伝承があります。
  • 様式ポイント・・・十三重石塔は花崗岩(かこうがん)製です。

【臥雲橋(京都府指定重要文化財)】

  • 見どころポイント・・・臥雲橋(がうんきょう)は渓谷・洗玉澗に架かる木造橋廊です。臥雲橋は通天橋・偃月橋とともに三名橋と言われ、一番西側にあります。臥雲橋は紅葉に彩られた通天橋を見られるインスタ映えスポットです。
  • 豆知識・・・臥雲橋は拝観エリア外にあり、時間を気にすることなく、橋を通ったり、通天橋を眺めたりすることができます。

【庫裏・方丈唐門】

  • 見どころポイント・・・庫裏(くり)は切妻を正面とする禅宗寺院の典型な建物です。唐門は恩賜門(おんしもん)と言われています。なお庫裏では御朱印などを授与しています。(要確認)
  • 歴史ポイント・・・庫裏・方丈唐門は1910年(明治43年)に第122代・明治天皇(めいじてんのう)の皇后・昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)の恩賜(おんし)によって再建されました。

【五社成就宮(京都府有形指定文化財)】

  • 見どころポイント・・・五社成就宮(鎮守社)は東福寺の鎮守社です。五社成就宮は石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)・賀茂社(かもしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・春日社(かすがしゃ)・日吉社(ひよししゃ)の五社を祀り、五社明神社とも言われています。五社成就宮には家内安全・無病息災・商売繁盛などのご利益があると言われています。
  • 歴史ポイント・・・五社成就宮は1594年(文禄3年)に建立されました。ちなみに五社成就宮はかつては藤原忠平(ふじわらのただひら)が創建した法性寺(ほっしょうじ)の総社とも言われています。
  • 様式ポイント・・・五社成就宮は一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)で、屋根が檜皮葺です。

【光明宝殿】

  • 見どころポイント・・・光明宝殿は所有する文化財を収蔵・展示しています。光明宝殿は通常非公開だが、春などに特別公開されています。
  • 歴史ポイント・・・光明宝殿は1981年(昭和56年)に建設されました。

【放生池・蓮(ハス)】

  • 見どころポイント・・・放生池(ほうじょうち)は三門前にあります。放生池は捕らえた魚などを殺さずに放す放生会(ほうじょうえ)を行う為の池です。放生池には蓮(ハス)が植えられ、例年初夏から見ごろを迎えます。なお放生池は思遠池(しおんち)、蓮は思遠の蓮とも言われています。

【紅葉・見ごろ】★ハイライト

  • 見どころポイント・・・東福寺は紅葉の名所です。山内には葉先が3つに分かれ、聖一国師・円爾が宋(中国)から持ち帰った通天モミジ(唐楓)が約2,000本植えられています。ちなみに通天モミジの名称は渓谷・洗玉澗に架けられた通天橋に由来しています。紅葉は例年11月中旬頃から11月下旬頃に見ごろを迎えます。なお紅葉の見ごろに拝観時間が通常より早められることがあります。(要確認)
  • 通天モミジ

  • 歴史ポイント・・・通天モミジは桜と同じように1869年(明治2年)に第288世・海州楚棟(かいしゅうそとう)が一度全て伐採しました。東福寺はかつて桜の名所だったが、吉山明兆(兆殿司)が桜見物で遊興の地となることを危惧して桜が伐採されました。

東福寺紅葉見ごろ

【涅槃会・涅槃図】

  • 見どころポイント・・・涅槃会(ねはんえ)は例年3月14日から16日に行われます。涅槃会ではお釈迦様が娑羅双樹(さらそうじゅ)の下で横たわり、弟子などが嘆き悲しむ様子を描いた涅槃図が掲げられます。なお涅槃図は縦12メートル・横6メートルで、京都三大涅槃図のひとつです
  • 歴史ポイント・・・涅槃図は画僧・吉山明兆(兆殿司)が猫を描いたことから「猫入り涅槃図」とも言われています。

東福寺涅槃会

【特別由緒寺院・最勝金剛院】

  • 見どころポイント・・・最勝金剛院(さいしょうこんごういん)は東福寺の特別由緒寺院です。最勝金剛院は1150年(久安6年)に関白・藤原忠通の妻・宗子が法性寺近くに建立したと言われています。

最勝金剛院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【塔頭・芬陀院】

  • 見どころポイント・・・芬陀院(ふんだいん)は東福寺の塔頭です。芬陀院は元亨年間(1321年~1323年)に関白・一条経通が父・内経の為に創建しました。芬陀院は絵師・雪舟が作庭したという庭園があることから雪舟寺と言われています。

芬陀院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【塔頭・龍吟庵】

  • 見どころポイント・・・龍吟庵(りょうぎんあん)は東福寺の塔頭です。龍吟庵は1291年(正応4年)に大明国師・無関普門が建てた住房跡です。無関普門は1251年(建長3年)に宋(中国)に渡り、1262年(弘長2年)に帰国し、1262年(弘安4年)に関白・一条実経の招きによって東福寺第3世住持になり、1291年(正応4年)12月に亡くなりました。
  • 豆知識・・・龍吟庵は東福寺の塔頭の中で、第1位に置かれています。

龍吟庵(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【塔頭・天得院】

  • 見どころポイント・・・天得院(てんとくいん)は東福寺の塔頭です。天得院は正平年間(1346年~1370年)に東福寺第30世住持・無夢一清禅師が創建した5塔頭のひとつが起源です。その後衰微し、大機慧雄禅師が再興しました。

天得院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【塔頭・勝林寺】

  • 見どころポイント・・・勝林寺(しょうりんじ)は東福寺の塔頭です。勝林寺は1550年(天文19年)に東福寺205世住持・高岳令松が勝林庵として創建しました。勝林寺は元々塔頭・海蔵院の鬼門に位置することから海蔵院の鎮守だったが、その後東福寺とその塔頭の鎮守になりました。

勝林寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【退耕庵などの塔頭】

  • 見どころポイント・・・山内には芬陀院・龍吟庵・天得院・勝林寺以外にも退耕庵(たいこうあん)・龍眠庵(りゅうみんあん)などの25の塔頭があります。なお塔頭は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。
  • 退耕庵・・・退耕庵は1346年(貞和2年)に東福寺第43世・性海霊見が退隠所として創建しました。その後応仁の乱で衰微したが、慶長年間(1596年~1614年)に東福寺224世・安国寺恵瓊が再興しました。

退耕庵(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【東福寺見どころの簡単まとめ 備考(参考リンク)】
*参考・・・京都・東福寺(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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