祇園祭山鉾巡行ルート(前祭)2024/7/17・グーグルマップ

祇園祭山鉾巡行(Former Festival Yamahoko-Junko)

祇園祭山鉾巡行ルート(前祭)・辻回し・穴場

祇園祭山鉾巡行ルート(前祭)ではグーグルマップ(Google Maps)を使って、ルート・時間を紹介しています。山鉾巡行ルートは四条通・河原町通・御池通で、山鉾23基が四条烏丸を出発し、四条通・河原町通・御池通の順に巡行します。時間は9:00に四条烏丸を出発、9:45頃に四条河原町、10:30頃に河原町御池、11:20頃に新町御池に到着し、四条河原町・河原町御池で辻回しが行われます。

★祇園祭2024は最新情報。

【祇園祭山鉾巡行(前祭) 日程時間(要確認)】

祇園祭山鉾巡行(前祭)は7月17日9:00から四条烏丸を出発し、四条通・河原町通・御池通の順に巡行します。なお原則、雨天決行です。
時間・四条烏丸出発(9:00)→四条河原町(9:45頃)→河原町御池(10:30頃)→新町御池到着(11:20頃)
祇園祭山鉾巡行(前祭)
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2024日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭山鉾巡行ルート(前祭) マップ・地図】

山鉾巡行ルート(前祭)は四条通(四条烏丸~四条河原町)を東に進み、河原町通(四条河原町~河原町御池)を北上し、御池通(河原町御池~新町御池)を西に進みます。辻回しは四条河原町・河原町御池、穴場はルート後半です。

●四条烏丸の最寄駅は地下鉄烏丸線・四条駅

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【四条通に山鉾が進入】

四条通(しじょうどおり)以外に組み立てられている山鉾がルートの出発点である四条烏丸を目指して進みます。7月2日のくじ取り式で決まった順番で進入が調整されます。大型の山鉾は交差点でルートを変更する為に90度方向転換する辻回しを行います。
祇園祭くじ取り式

  • 四条通は東端の祇園祭を主催する八坂神社の石段下(東大路通)から西端の松尾大社(松尾橋)まで東西に走っています。四条通はかつて新京極通から天神川近辺までは平安京の四条大路でした。

四条通(アクセス・マップ・・・)

【四条烏丸交差点で長刀鉾稚児搭乗】

四条烏丸(しじょうからすま)交差点では山鉾巡行(前祭)で先頭を巡行する長刀鉾がバックでルートの出発点である四条烏丸に向けて西に進みます。長刀鉾稚児は強力の肩に担がれ、梯子を登って乗り込みます。

  • 稚児は7月13日の祇園祭長刀鉾稚児社参(お位もらい)で、正五位少将・十万石大名の位を授かると神のお使いとされ、公の場では地面に足をつけず、強力の肩に担がれて移動します。

祇園祭長刀鉾稚児社参

【四条烏丸交差点 9:00にスタート】

四条烏丸交差点から長刀鉾を先頭に函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・保昌山・孟宗山・占出山・山伏山・霰天神山・郭巨山・伯牙山・芦刈山・油天神山・木賊山・太子山・白楽天山・蟷螂山・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾の23基が出発し、山鉾巡行がスタートします。全山鉾が出発するには少し時間が掛かります。

  • 烏丸通(からすまどおり)は北端の今宮通から南端の十条通南まで南北に走っています。

烏丸通(アクセス・マップ・・・)

【四条通を山鉾が東に進む】★くじ改め・注連縄切り

四条通を山鉾が東に進みます。囃子方がいる長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・岩戸山・綾傘鉾・四条傘鉾・船鉾は祇園囃子を奏でながら進みます。長刀鉾は町名が変わる度に稚児による稚児舞(太平の舞)を披露します。ルートの途中にある四条堺町(しじょうさかいまち)でくじ改め、四条麩屋町(しじょうふやまち)で長刀鉾稚児による注連縄切りが行われます。祇園祭の際に神輿を奉安する四条御旅所(おたびしょ)の前も通過します。
祇園祭くじ改め祇園祭注連縄切り

  • 四条御旅所は1591年(天正19年)に豊臣秀吉が大政所御旅所と少将井御旅所を統合し、現在の場所に移しました。

四条御旅所(アクセス・マップ・・・)

【四条河原町交差点辻回し 9:45頃山鉾到着】★辻回し

四条河原町(しじょうかわらまち)交差点では大型の山鉾がルートを変更する為に辻回しを行います。辻回しは長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・岩戸山・船鉾が行います。
祇園祭辻回し

【河原町通を山鉾が北に進む】

河原町通(かわらまちどおり)を山鉾が北に進みます。奏でられる祇園囃子は荘重で厳粛な曲からテンポが速く軽快な曲に変わります。ルートの途中で舞妓による献酒が行われることがあります。

  • 河原町通は北端の葵橋西詰から南端の十条通まで南北に走っています。河原町通は安土桃山時代の関白・豊臣秀吉による京都改造後に開かれ、名称は鴨川の河原だったことに由来しています。

河原町通(アクセス・マップ・・・)

【河原町御池交差点辻回し 10:30頃山鉾到着】★辻回し

河原町御池(かわらまちおいけ)交差点では大型の山鉾がルートを変更する為に辻回しを行います。辻回しは長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾・放下鉾・岩戸山・船鉾が行います。

【御池通を山鉾が西に進む】

御池通(おいけどおり)を山鉾が西に進みます。ルートの途中で京都市役所の前を通ります。

  • 御池通は東端の川端通から西端の佐井通まで東西に走っています。御池通の名称はかつて禁苑(宮中の庭)だった神泉苑(しんせんえん)の前を走っていることに由来しています。

御池通(アクセス・マップ・・・)

【新町御池交差点 11:25頃山鉾到着】

新町御池(しんまちおいけ)交差点に到着すると長刀鉾から稚児が降ります。稚児が長刀鉾を降りると公式的に山鉾巡行(前祭)が終了して解散になります。

  • 新町通は北端の上賀茂橋から南端の十条通南まで南北に走っています。新町通には通りを横断する電線が張られておらず、大型の山鉾が通ることができます。

新町通(アクセス・マップ・・・)

【山鉾巡行(前祭)の解散】

解散後はくじ順に関係なく、新町通(しんまちどおり)・室町通(むろまちどおり)などのルートを通って、山鉾町に帰ります。大型の山鉾は新町御池交差点・四条新町交差点などで辻回しを行います。通りが狭い新町通は山鉾巡行(前祭)の人気の見物場所・穴場になっています。

  • 室町通は北端の北山通から南端の十条通南まで南北に走っています。室町通の名称はかつて室があったとも、室町川が流れていたからとも言われています。室町通には足利将軍家室町第(室町殿・花の御所)が造営され、室町幕府・室町時代の由来になっています。

室町通(アクセス・マップ・・・)

【過去の祇園祭山鉾巡行ルート(前祭)】

過去の山鉾巡行(前祭)ルートは四条烏丸を出発し、四条通を東に巡行し、御旅所の手前である四条寺町で辻回しを行って寺町通を南下し、寺町松原で辻回しを行って松原通を西に巡行し、松原烏丸で解散していました。室町時代中期に中原康富(なかはらのやすとみ)が記した「康富記」1419年(応永26年)6月7日の条に「鉾山已下風流、四条已下至五条、悉如例年結構云々、(略)浄居庵四条高倉桟敷構見物云々、」と記され、四条通から五条通(松原通)を巡行し、四条高倉に見物の為の桟敷が設けられていたことが分かります。五条通は安土桃山時代に関白・豊臣秀吉が現在の場所に五条大橋を架けたことから五条通の名前が移り、松原通になりました。

【祇園祭山鉾巡行ルート(前祭) 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2024日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)
交通規制は四条通・河原町通・御池通を中心に正午頃まで行われます。

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る