祇園祭長刀鉾稚児舞披露2026年7月5日(太平の舞)

稚児舞披露

祇園祭長刀鉾稚児舞披露(日程時間・アクセス・概要・・・)

祇園祭長刀鉾稚児舞披露(日程・時間・・・)を紹介しています。長刀鉾稚児舞披露は例年7月5日に行われます。長刀鉾稚児舞披露は先ず稚児が長刀鉾町関係者の前で稚児舞(太平の舞)を披露し、了承が得られた場合、長刀鉾町の町会所二階の窓を長刀鉾に見立てて、一般に稚児舞を披露します。稚児舞は祇園祭山鉾巡行(前祭)中などに披露されます。(詳細下記参照)

★祇園祭最新情報。

【祇園祭長刀鉾稚児舞披露2026 日程時間(要確認)】

祇園祭長刀鉾稚児舞披露2026は2026年(令和8年)7月5日(日曜日)15:30頃から行われます。
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2026日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭長刀鉾稚児舞披露 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約3分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
祇園祭山鉾マップ(前祭)by グーグルマップ

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【祇園祭長刀鉾稚児舞披露 簡単概要】

祇園祭長刀鉾稚児舞(なぎなたほこちごまいひろう)は7月5日の長刀鉾町の吉符入(きっぷいり)に合わせて披露されます。長刀鉾では稚児の名簿を吉符と言い、これを祭壇に納めることを吉符入と言うそうです。稚児は吉符入の際に初めて長刀鉾町の方々と顔合わせをするそうです。なお祇園祭では7月1日から吉符入するが、吉符入の日程は山鉾町によって異なります。
長刀鉾稚児舞披露では先ず稚児が長刀鉾町関係者の前で稚児舞(太平の舞(たいへいのまい))を披露し、了承が得られた場合、長刀鉾町の町会所二階の窓を長刀鉾に見立てて、一般に稚児舞を披露します。ちなみに稚児舞は7月17日の山鉾巡行(前祭)の中で、巡行中に町名が変わる度や注連縄切り(しめなわきり)の際に披露されます。稚児舞は太平の舞とも言われ、山鉾巡行のコースを清め祓い、疫病の退散を祈願します。
祇園祭長刀鉾稚児(歴代稚児・・・)

●稚児舞(太平の舞)では両手に握ったバチを交差させ、体を大きく、優雅に旋回させて胸に抱いた鼓(つづみ)を叩きます。稚児舞は長刀鉾の外に身を大きく乗り出して舞うことから稚児の足は父親などが支え、稚児係が後ろからサポートします。なお稚児は白塗りにクジャク(孔雀)の羽を飾った蝶蜻蛉(ちょうとんぼ)の冠を被り、青海波(せいがいは)に鶴模様の藤紫色の振り袖と薄緑紗の肩衣袴(かたぎぬばかま)を着用します。
●長刀鉾稚児は現在唯一の生稚児(いきちご)です。祇園祭ではかつて船鉾(ふねほこ)・大船鉾(おおふねほこ)以外の鉾には生身(なまみ)の子供である生稚児が搭乗していました。しかし江戸時代後期の1788年(天明8年)の天明の大火で被災した函谷鉾(かんこほこ)が1839年(天保10年)に再興した際、生稚児に代わって稚児人形を使うようになってからは他の鉾も徐々に人形に代わり、1929年(昭和4年)に放下鉾(ほうかほこ)が人形に代わって以来、祇園祭で生稚児を乗せるのは長刀鉾だけになりました。なお放下鉾の稚児人形・三光丸(さんこうまる)は稚児舞を披露できるように作られています。稚児舞を披露できるように作られている稚児人形は三光丸だけだそうです。
祇園祭稚児

【長刀鉾 歴史・簡単概要】

長刀鉾1441年(嘉吉元年)またはそれ以前に創建されたと言われています。また長刀鉾は1225年(嘉禄元年)に八坂神社に寄進された長刀を鉾頭に掲げて創建されたとも言われています。長刀鉾は現在存在する祇園祭の全山鉾の中で最古の山鉾と言われています。室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))前の山鉾と地名を記した「祗園社記」第15(八坂神社記録)には「長刀ほく(四条東洞院烏丸間)」と記されています。長刀鉾の名称は山鉾の先端である鉾頭に疫病邪悪を祓う大長刀を付けていることに由来しています。鉾頭にはかつて三条小鍛冶宗近が造った長刀、1522年(大永2年)に三条長吉が造った長刀、1675年(延宝3年)に和泉守来金道が造った長刀が使われていたが、現在は竹に錫箔を張ったレプリカが使われています。なお長刀鉾では長刀の刃先が京都御所・八坂神社には向かないように南向きに取り付けています。
*参考・・・長刀鉾(祇園祭山鉾前祭)ホームページ

【祇園祭長刀鉾稚児舞披露 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2026日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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