
木賊山(読み方:とくさやま)
木賊山(ちまき販売日程・ご利益・マップ)を紹介しています。木賊山ちまき販売は例年7月14日から16日です。(要確認)木賊山ちまきのご利益は迷子除け・再会です。木賊山の「木賊」はトクサ科トクサ属の植物です。
【祇園祭ちまき販売(前祭) 販売日・時間(要確認)】
祇園祭ちまき販売(前祭)は例年7月14日~16日です。一部の山鉾町では7月13日から始まります。ネットでちまき販売が行われることもあります。
祇園祭ちまき販売(前祭)2023
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2023日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【木賊山 マップ・アクセス】
場所・・・京都府京都市下京区仏光寺通油小路東入木賊山町
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約13分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
●祇園祭山鉾マップ(前祭)by グーグルマップ
【木賊山 ちまき(粽)などの授与品】
ちまき(粽)・手拭・迷子のお守りなど
【木賊山 搭乗(要確認)】
–
【木賊山 ご利益】
迷子除け・再会
【木賊山 歴史・簡単概要】
木賊山(読み方:とくさやま)は起源が明確ではありません。木賊山は室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))前の山鉾と地名を記した「祗園社記(ぎおんしゃき)」第15(八坂神社記録)に記されておらず、応仁の乱後に創建されたとも言われています。木賊山は我が子を人にさらわれ、信濃伏屋(しなのふせや)の里で一人木賊を刈る翁(おきな)を描いた謡曲・木賊に由来しています。都の僧が一度父に会いたいと少年を連れ、信濃に下りました。僧は老人と会い、老人は僧と少年をもてなし、旅舎を営みながら我が子の行方を探していると切々と訴えました。少年は老人に一子松若よと名乗り、再会を喜び合いました。謡曲・木賊は室町時代の猿楽師・世阿弥(ぜあみ)の作と言われています。木賊は地下茎が横に伸び、地上茎が直立したトクサ科トクサ属の植物で、本州中部から北海道に掛けての山間湿地に自生しています。木賊の茎は煮て乾燥させ、紙ヤスリのように研磨に使われるそうです。また干した茎は目の充血や涙目に効果があると生薬・木賊(もくぞく)にもなるそうです。
*参考・・・木賊山(祇園祭山鉾前祭)
●祇園祭山鉾は平安時代中期の999年(長保元年)が起源とも言われています。
祇園祭山鉾とは疫神を鎮める依り代
【木賊山 特徴・懸装品(変更の場合あり)】
- 御神体は等身大の翁人形で、腰に蓑(みの)を付け、右手に鎌(かま)、左手に木賊を持っています。御神体の足台には江戸時代中期の「元禄五年(1692年)六月吉日」の墨書銘があり、頭は仏師・春日(かすが)が造ったと言われています。
- 水引は日輪鳳凰文様(にちりんほうおうもんよう)の綴錦(つづれにしき)及び道釈(どうしゃく)人物刺繍(ししゅう)、前懸は唐人交易図(とうじんこうえきず)刺繍、見送は中国明代の牡丹双鳳文様(ぼたんそうほうもんよう)綴錦です。左右の胴懸の中国故事人物図綴織は1999年(平成11年)~2001年(平成13年)にレプリカに代えられました。なお旧見送の仙人聞香図(せんにんもんこうず)の綴錦、旧水引の中東幾何文様(きかがくもんよう)イギリス織絨毯(じゅうたん)、後懸の緑地草花文様などが保管されています。
- 欄縁(らんぶち)金具は雲龍文様(うんりゅうもんよう)、角金具は唐団扇(とううちわ)木賊と銀兎文様(ぎんともんよう)です。
【木賊山 行事・イベント(要確認)】
- 宵山(7月14日~7月16日)では夕方から駒形提灯を灯します。
- 山鉾巡行(7月17日)では四条烏丸から四条通・河原町通・御池通の順に巡行します。
【木賊山 備考(要確認)】
●ちまきの販売などの日程・時間は変更になっている場合があります。必ず確認して下さい。
祇園祭2023日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)
●祇園祭の山鉾(前祭23基・後祭11基・休山1基)の名称・読み方・由緒・ちまき(粽)などの情報を確認できます。
祇園祭山鉾一覧