祇園祭見どころ(前祭)2025(宵山・山鉾巡行・神幸祭・・・)

長刀鉾

祇園祭見どころ(前祭)

祇園祭見どころ(前祭)を紹介しています。祇園祭見どころ(前祭)には山鉾建て・山鉾曳き初め・宵山・山鉾巡行・神幸祭などがあります。その内、駒形提灯が灯され、祇園囃子が奏でられる宵山と長刀鉾を先頭に山鉾23基が巡行する山鉾巡行が祇園祭見どころ(前祭)となっています。

★祇園祭最新情報。

【祇園祭前祭 日程時間(要確認)】

祇園祭前祭の日程は下記の通りです。
●宵山(前祭)・・・・2025年(令和7年)7月14日(月曜日)~16日(水曜日)
祇園祭宵山(前祭)
●山鉾巡行(前祭)・・・2025年(令和7年)7月17日(木曜日)9:00 四条烏丸出発
祇園祭山鉾巡行(前祭)
●神幸祭(神輿渡御)・・・2025年(令和7年)7月17日(木曜日)16:00 八坂神社出発
祇園祭神幸祭

●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭 歴史・簡単概要】

祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟り(たたり)であるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑(しんせんえん)に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れ(けがれ)を祓い、薬師如来(やくしにょらい)の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。

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【山鉾建て(やまほこたて)】

山鉾建て(山建て・鉾建て)は7月10日から行われます。山鉾の組み立ては釘を一本使わず、縄などで縛って組み立てられ、組み立て風景が祇園祭の見どころです。なお大型の山鉾は横に組み立てられ、縦に引き起こす作業も祇園祭の見どころです。
祇園祭山鉾建て(前祭)

【山鉾曳き初め・舁き初め(やまほこひきぞめ・かきぞめ)】

山鉾曳き初め・舁き初めは7月12日から行われます。山鉾は組み立てが終わると一部の山鉾で曳き初めなどが行われ、その光景が祇園祭の見どころです。一般の方も曳くことができます。なお山鉾曳き初めの日程は次の通りです。(要確認)
●函谷鉾の曳き初め・・・7月12日14:00~(四条通)
●鶏鉾の曳き初め・・・7月12日14:30~(室町通)
●月鉾の曳き初め・・・7月12日15:00~(四条通)
●菊水鉾の曳き初め・・・7月12日15:00~(室町通)
●長刀鉾の曳き初め・・・7月12日15:30~(四条通)
祇園祭山鉾曳き初め(前祭)(7月12日)
●蟷螂山の舁き初め・・・7月13日12:00~(西洞院通)
●放下鉾の曳き初め・・・7月13日15:00~(新町通)
●船鉾の曳き初め・・・7月13日15:00~(新町通)
●岩戸山の曳き初め・・・7月13日15:00~(新町通)
祇園祭山鉾曳き初め(前祭)(7月13日)

【宵山(よいやま)】

宵山(宵山・宵々山・宵々々山)は7月14日から16日です。
●宵山では山鉾の駒形提灯が灯され、囃子方を持つ山鉾では祇園囃子(コンチキチン)が奏でられ、その光景が祇園祭の見どころです。なお囃子方は鉦(かね)・笛・太鼓で編成されています。
●綾傘鉾では宵山に棒振り踊りが行われ、その光景が祇園祭の見どころです。
●宵山では浴衣姿の子供が京わらべ歌を歌いながら粽・護符などを売り、その光景が祇園祭の見どころです。
●宵山(7月15日・16日)では室町通(むろまちどおり)などに屋台露店が並び、夕方から四条通(しじょうどおり)・烏丸通(からすまどおり)の一部が歩行者天国になり、その光景が祇園祭の見どころです。
祇園祭屋台露店
●宵山(7月16日21:00頃)では日和神楽が行われ、その光景が祇園祭の見どころです。囃子方がある山鉾町では祇園囃子を奏でながら御旅所に行き、囃子を奉納して晴天を祈願します。
●宵山では屏風祭・菊水鉾お茶席・山伏山茅の輪くぐり・山伏山護摩焚きなどのイベントも行われます。

【山鉾巡行(やまほこじゅんこう)】

山鉾巡行は7月17日に行われ、山鉾は9:00に四条烏丸を出発します。山鉾巡行には長刀鉾などの山鉾が23基参加します。
●祇園囃子は囃子方を持つ山鉾で奏でられ、祇園祭の見どころ(聞きどころ)です。
●太平の舞は注連縄切りの時だけでなく、巡行中に町名が変わる度に披露され、祇園祭の見どころです。
●くじ改めは四条堺町で行われます。くじ取らずの山鉾を除き、各山鉾の町行司がくじの入った文箱を扇子を使って紐を解き、蓋を開けてくじを差し出し姿などが祇園祭の見どころです。
●注連縄切りは四条麩屋町で行われます。長刀鉾稚児が太平の舞を披露し、注連縄を太刀で切り、神域との結界を開放する姿が祇園祭の見どころです。
●辻回しは四条河原町・河原町御池の交差点などで行われます。道路に青竹などを敷って水を掛け、山鉾を90度方向転換させる光景が祇園祭の見どころです。

【神幸祭(しんこうさい・おいで)】

神幸祭は7月17日に行われ、18:30頃に八坂神社の石段下で神輿が差し上げが行われます。神幸祭では中御座神輿(なかござみこし)・東御座神輿(ひがしござみこし)・西御座神輿(にしござみこし)の3基が八坂神社から御旅所まで巡行します。
●八坂神社から氏子地区を回って、御旅所に到着するまでの順路では神輿を担いで上下に揺らしたり、神輿を腕を伸ばして持ち上げる差し上げ、神輿を差し上げたて右回りに回転させる差し回しが行われ、祇園祭の見どころです。なお神輿を担ぐ掛け声は「わっしょい、わっしょい」ではなく、「ほいっと、ほいっと」です。

【祇園祭見どころ(前祭) 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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