南禅寺観光マップ・地図（南禅院・永観堂・金地院・・・）

南禅寺観光マップ・地図と周辺スポット

南禅寺観光マップ・地図では琵琶湖疏水の水路閣がある南禅寺周辺の観光スポットを紹介しています。南禅寺には歌舞伎「楼門五三桐」で、盗賊・石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな。」と見得を切ったとされる三門もあります。南禅寺周辺には金地院・南禅院・永観堂・熊野若王子神社・平安神宮・金戒光明寺・真如堂などがあります。

【南禅寺観光マップ・地図】

【南禅寺（なんぜんじ）　概要】

南禅寺は京都を舞台とするテレビドラマなどのロケ地として知られています。南禅寺は1264年（文永元年）に後嵯峨天皇が営んだ上の御所・下の御所からなる離宮・禅林寺殿があった場所です。南禅寺は1291年（正応4年）に亀山法皇が東福寺3世住持であった大明国師・無関普門を開山として離宮を寺院に改め、龍安山禅林禅寺と名付けたのが起源です。南禅寺は皇室発願の最初の禅寺になりました。
京都・南禅寺（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）・南禅寺見どころ（水路閣・三門など）

【金地院（こんちいん）　概要】

金地院は南禅寺の東側に位置しています。金地院には小堀遠州が作庭した資料が唯一残されている庭園・鶴亀の庭があります。また徳川家康の遺髪と念持仏を祀る東照宮もあります。金地院は応永年間に室町幕府4代将軍・足利義持が洛北鷹ケ峯に創建したと言われています。その後1605年（慶長10年）に江戸幕府の参与として「黒衣の宰相」と言われた金地院崇伝（こんちいんすうでん）が現在の場所に移しました。
金地院（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）・金地院見どころ

【南禅院（なんぜんいん）　概要】

南禅院は南禅寺の南側に位置しています。南禅院は臨済宗南禅寺派の大本山で、室町時代に京都五山・鎌倉五山の上に置かれた南禅寺の発祥の地と言われています。南禅院は亀山上皇の離宮・禅林寺殿（ぜんりんじどの）の上の御所（上の宮）があった場所です。南禅院は1287年（弘安10年）に上の御所に持仏堂が建立されたのが起源です。
南禅院（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）

【永観堂（えいかんどう）・禅林寺（ぜんりんじ）　概要】

永観堂（禅林寺）は南禅寺の北側に位置しています。永観堂は古くから「秋はもみじの永観堂」と言われる紅葉の名所です。永観堂は853年（仁寿3年）に真紹（しんじょう）が都における実践道場の建立を志して、藤原関雄の邸宅跡を買い取って五智如来を安置したのが起源です。863年（貞観5年）に清和天皇から寺号「禅林寺」を賜わりました。永観堂の名称は第7世・永観律師に因んでいます。
永観堂（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）・永観堂見どころ（阿弥陀堂・方丈など）

【熊野若王子神社（くまのにゃくおうじじんじゃ）　概要】

熊野若王子神社は南禅寺の北側に位置しています。熊野若王子神社は近くを走る哲学の道とともに桜の名所です。熊野若王子神社は社伝によると1160年（永暦元年）に後白河上皇が紀州・熊野三所権現を勧請し、永観堂（禅林寺）の守護神として創祀しました。熊野若王子神社は熊野神社・新熊野神社（いまくまのじんじゃ）とともに平安時代の院政期に創建された「京都三熊野（みくまの）」と言われています。
熊野若王子神社（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）

【平安神宮（へいあんじんぐう）　概要】

平安神宮は南禅寺の西北西に位置しています。平安神宮では例年10月に時代祭を行っています。時代祭は1895年（明治28年）平安神宮の創建と平安遷都1,100年祭を盛大に奉祝する行事として創始され、葵祭・祇園祭とともに京都三大祭りに数えられています。平安神宮は1895年（明治28年）に平安京遷都1,100年を記念し、京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として、平安京遷都当時の大内裏の一部復元したものです。
京都・平安神宮（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）・平安神宮見どころ（大極殿・神苑など）

【金戒光明寺（こんかいこうみょうじ）　概要】

金戒光明寺は南禅寺の北北西に位置しています。金戒光明寺には高さ20メートルを超る文殊塔やアフロ仏があります。金戒光明寺は浄土宗の開祖・法然上人（ほうねんしょうにん）が初めて置いた草庵が起源です。法然上人が大きな石に腰を掛けた時、石から紫の雲が立ち上り、西の空には金色の光が放たれたと言われ、名称の由来になっています。幕末には京都守護職・松平容保の会津藩の本陣になりました。
金戒光明寺（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）・金戒光明寺見どころ

【真如堂（しんにょどう）・真正極楽寺（しんしょうごくらくじ）　概要】

真如堂（真正極楽寺）は南禅寺の北北西に位置しています。真如堂には高さ約30メートルの三重塔があります。
真如堂は984年（永観2年）に比叡山の僧・戒算上人（かいさんしょうにん）が夢告により、比叡山・常行堂の本尊・阿弥陀如来を東三条院の女院離宮に安置したのが起源です。真如堂は浄土宗の重要な仏教行事であるお十夜（10日間の昼夜を一つの区切りとして行われる念仏会）の発祥地です。
真如堂（アクセス・見どころ・歴史概要・・・）

【南禅寺観光マップ・地図　備考】
マップ・地図ではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。