哲学の道観光マップ・地図(銀閣寺・南禅寺・永観堂・・・)

哲学の道(Philosopher's Path)

哲学の道観光マップ・地図と周辺スポット

哲学の道観光マップ・地図では京都屈指の桜名所である哲学の道周辺の観光スポットを紹介しています。哲学の道は地元民や日本人だけでなく、外国人にも広く知られ、桜シーズンには国内外の観光客で大変賑わいます。哲学の道周辺には銀閣寺・法然院・安楽寺・霊鑑寺・大豊神社・熊野若王子神社・永観堂・南禅寺などがあります。

【哲学の道観光マップ・地図】

【哲学の道(てつがくのみち) 概要】

哲学の道は京都を代表する桜の名所で、染井吉野など約430本の桜が植えられています。桜は1922年(大正11年)に日本画家・橋本関雪と妻・よねが苗木を寄贈したのが起源と言われています。哲学の道は琵琶湖疏水分線沿いに北側の銀閣寺付近から南側の熊野若王子神社に続く約1.8キロの道で、京都市内で唯一「日本の道100選」に選ばれています。琵琶湖疏水は京都府知事・北垣国道が京都近代化政策の一環として計画し、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水分線が完成し、その管理用道路が哲学の道の起源です。
哲学の道(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)哲学の道桜見ごろ

【銀閣寺(ぎんかくじ)・慈照寺(じしょうじ) 概要】

銀閣寺(慈照寺)は哲学の道の北端に位置しています。銀閣寺には銀閣があります。銀閣は東山文化(室町時代)を代表する歴史的建築物で、金閣(鹿苑寺)・飛雲閣(西本願寺)とともに京の三閣と言われています。銀閣寺は平安時代に智証大師・円珍が創建した浄土寺があった場所です。銀閣寺は1473年(文明5年)に室町幕府8代将軍・足利義政が長子・義尚に将軍職を譲り、浄土寺跡に東山山荘・東山殿の造営したのが起源です。
銀閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)銀閣寺見どころ(銀閣・東求堂など)

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【法然院(ほうねんいん) 概要】

法然院は哲学の道の北部に位置しています。法然院は紅葉の名所として知られています。法然院は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が弟子の安楽・住蓮とともに念仏三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えた鹿ヶ谷草庵が起源です。後鳥羽上皇が寵愛した女房・鈴虫と松虫が出家した事件・建永の法難により、法然上人は讃岐へ流罪、安楽・住蓮は死罪となりました。
法然院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【安楽寺(あんらくじ) 概要】

安楽寺は哲学の道の中部に位置しています。安楽寺は例年7月に行われる鹿ヶ谷カボチャ供養で知られています。安楽寺は浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が建永の法難により、死罪になった弟子である安楽上人・住蓮上人の菩堤を弔う為に草庵を復興するように命じ、「住蓮山安楽寺」と名付けたのが起源です。天文年間に現在の場所に本堂が再建されました。
安楽寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【霊鑑寺(れいかんじ) 概要】

霊鑑寺は哲学の道の中部に位置しています。霊鑑寺は椿・紅葉の名所です。霊鑑寺は1612年(慶長17年)に持明院基子(じみょういんもとこ)が妙法院門跡・尭然法親王(ぎょうねんほっしんのう)から鹿ヶ谷の地を贈られ、住居を建てた場所でした。その後1654年(承応3年)に後水尾天皇が皇女・多利宮を開基として創建されました。
霊鑑寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【大豊神社(おおとよじんじゃ) 概要】

大豊神社は哲学の道の南部に位置しています。大豊神社は梅・桜・椿の名所です。大豊神社は社伝によると887年(仁和3年)に藤原長良の娘で、宇多天皇の女官・藤原淑子が宇多天皇の病気平癒祈願の為、医薬祖神・少彦名命を椿ヶ峰に祀ったのが起源と言われています。藤原淑子が亡夫・藤原氏宗の菩提を弔う為、889年(寛平元年)に創建した円成寺の鎮守社で、椿ヶ峰天神とも言われていました。
大豊神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ) 概要】

熊野若王子神社は哲学の道の南部に位置しています。熊野若王子神社は桜の名所です。熊野若王子神社は社伝によると1160年(永暦元年)に後白河上皇が紀州・熊野三所権現を勧請し、永観堂(禅林寺)の守護神として創建しました。熊野若王子神社は熊野神社・新熊野神社(いまくまのじんじゃ)とともに「京都三熊野(みくまの)」と言われています。
熊野若王子神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

【永観堂(えいかんどう)・禅林寺(ぜんりんじ) 概要】

永観堂(禅林寺)は哲学の道の南側に位置しています。永観堂は京都を代表する紅葉名所で、古くから「秋はもみじの永観堂」と言われました。紅葉の見ごろにライトアップを行うこともあります。永観堂は853年(仁寿3年)に真紹(しんじょう)が都における実践道場の建立を志して、藤原関雄の邸宅跡を買い取って五智如来を安置したのが起源です。863年(貞観5年)に清和天皇から「禅林寺」の名称を賜わりました。
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【南禅寺(なんぜんじ) 概要】

南禅寺は哲学の道の南側に位置しています。南禅寺は琵琶湖疏水の一部である水路閣があることで知られています。山門は歌舞伎「楼門五三桐」の中で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな……」と言ったとされています。南禅寺は1264年(文永元年)に後嵯峨天皇が造営した離宮・禅林寺殿があった場所です。その後1291年(正応4年)に亀山法皇が無関普門(むかんふもん)を開山として禅林寺殿を寺に改めました。
京都・南禅寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)南禅寺見どころ(水路閣・三門など)

【哲学の道観光マップ・地図 備考】
マップ・地図ではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。

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