京都非公開文化財特別公開2024/4/27~6/16(日程時間・・・)

鹿王院

京都非公開文化財特別公開

京都非公開文化財特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。京都非公開文化財特別公開は毎年春(4月下旬~5月上旬)と秋(10月下旬~11月上旬)の2回行われています。京都非公開文化財特別公開では通常一般公開されていない寺院・神社などを拝観できたり、文化財を見たりすることができます。

【京都非公開文化財特別公開2024 日程時間(要確認)】
京都非公開文化財特別公開2024は2024年(令和6年)4月27日(土曜日)~6月16日(日曜日)9:00~16:00に行われます。東寺五重塔は8;00~16:30です。(日程時間に例外があり。また変更の可能性もあり。)
拝観料(要確認)・・・1か所大人1,000円、中高生500円(東寺五重塔大人800円、高校生700円、中学生以下500円、浦嶋神社大人800円、中高生400円)
*参考・・・春期京都非公開文化財特別公開

【京都非公開文化財特別公開 歴史・簡単概要】
京都非公開文化財特別公開(きょうとひこうかいぶんかざいとくべつこうかい)は1965年(昭和40年)11月第1週の文化財保護強調週間に因んで、開催されるようになりました。京都非公開文化財特別公開では例年春(4月下旬~5月上旬)と秋(10月下旬~11月上旬)に通常公開されていない寺社などの建物・庭園・襖絵などの文化財を特別に一般公開しています。

【上賀茂神社(北区) 4月27日(土)~5月6日(月)】
上賀茂神社は起源が明確ではありません。上賀茂神社は社伝によると神代の昔に賀茂別雷命が現社殿の北北西にある秀峰・神山に降臨したのが起源とも言われています。
公開・・・本殿(国宝)・権殿(国宝)を神職による案内で参拝、高倉殿(重文)で御神宝の公開
上賀茂神社(アクセス・歴史概要・・・)上賀茂神社見どころ(本殿・細殿立砂など)

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【梅辻家住宅(北区) 4月27日(土)~5月10日(金)】
梅辻家住宅は上賀茂神社に代々仕えた神主筋の社家の住宅です。神主筋の社家には賀茂七家(梅辻家・松下家・森家・鳥居大路家・林家・富野家・岡本家)があったが、梅辻家住宅が賀茂七家唯一の遺構になりました。
公開・・・賀茂七家唯一の社家住宅(市指定文化財)、江戸城本丸秘図、「龍の口」と言われる排水口
梅辻家住宅(アクセス・歴史概要・・・)

【常照寺(北区) 4月27日(土)~5月12日(日) ただ5月5日は休止日】
常照寺は1616年(元和2年)に本阿弥光悦とその子・本阿弥光嵯が法華の鎮所を建立し、鷹峰に弘通していた寂照院日乾上人を招じ、寂光山常照寺と号したのが起源と言われています。
公開・・・秘仏三面大黒天像、秘仏妙見大菩薩像、鷹峰檀林関係資料、吉野太夫ゆかりの品
常照寺(アクセス・歴史概要・・・)

【鹿王院(右京区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
鹿王院は1387年(嘉慶元年)に宝幢寺内に開山塔(塔頭)として建立され、鹿王院と称したのが起源です。宝幢寺は応仁の乱によって廃絶し、残った鹿王院が寺籍を引き継ぎました。
公開・・・舎利殿・仏牙舎利の御開帳、釈迦三尊并三十祖像(重文)、文阿弥花伝書、勝軍地蔵、茶室「芥室」
鹿王院(アクセス・歴史概要・・・)

【宝筐院(右京区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
宝筐院は平安時代に第72代・白河天皇の勅願により、鎮護国家・玉体安穏の為の勅願寺として創建されました。宝筐院は当初、善入寺と称し、その後数代に渡って皇族が入寺して住持になりました。
公開・・・書院・谷文中筆襖絵「四季花鳥図」、茶室「丹照庵」、十一面千手観世音菩薩、庭園
鹿王院(アクセス・歴史概要・・・)

【松尾大社(右京区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
松尾大社は太古の昔、松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の上部の磐座に生活の守護神として祭神・大山咋神を祀ったのが起源とも言われています。その後秦氏が松尾山の神を秦氏一族の総氏神として祀りました。
公開・・・本殿(重文)を神職による案内で参拝、重森美玲作庭「松風苑」、神像館にて御神宝の公開
松尾大社(アクセス・歴史概要・・・)

【下鴨神社(左京区) 4月27日(土)~5月6日(月)】
下鴨神社は起源が明確ではありません。下鴨神社は社伝によると初代・神武天皇の時代(紀元前660年~紀元前582年)に比叡山西麓の御蔭山に祭神・賀茂建角身命が降臨したのが起源とも言われています。
公開・・・東本殿(国宝)・西本殿(国宝)を拝所から参拝、三井神社(重文)、大炊殿(重文)、浦の廻廊、神服殿(重文)、鴨社資料館秀穂舎
下鴨神社(アクセス・歴史概要・・・)下鴨神社見どころ(舞殿・細殿など)

【廬山寺(上京区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
廬山寺は平安時代中期の天慶年間(938年~947年)に比叡山延暦寺の中興の祖で、厄除け大師とも言われる比叡山天台18世座主である元三大師・良源が船岡山の南に創建したのが起源と言われています。
公開・・・元三大師堂(元三大師坐像・お前立鬼大師像・明智光秀公念持仏地蔵菩薩)、阿弥陀如来及両脇侍像(重文)、源氏庭、源氏物語「若紫」などゆかりの展示物
廬山寺(アクセス・歴史概要・・・)

【金戒光明寺(左京区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
金戒光明寺は1175年(承安5年)に浄土宗の開祖・法然上人が比叡山黒谷を下り、草庵を最初に結んだのが起源と言われています。金戒光明寺は浄土宗最初の寺院で、当初白河の禅房とも言われていたそうです。
公開・・・山門(府指定文化財)、宝冠釈迦如来及び文殊菩薩・普賢菩薩像、中殿暁園筆天井画「蟠龍図」
金戒光明寺(アクセス・歴史概要・・・)金戒光明寺見どころ

【知恩院(東山区) 4月29日(月)~5月12日(日)】
知恩院は平安時代後期の1175年(承安5年)に浄土宗の開祖・法然上人が東山・吉水に草庵を結び、専修念仏を布教したのが起源です。知恩院は当初吉水御坊・大谷禅坊などと称されていました。
公開・・・大方丈(重文)、小方丈(重文)、狩野尚信・狩野信政・久隅守景等筆襖絵、方丈庭園(名勝)
知恩院(アクセス・歴史概要・・・)知恩院見どころ(御影堂・三門など)

【伏見稲荷大社(伏見区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
伏見稲荷大社は社伝によると711年(和銅4年)2月初午の日に伊侶巨秦公が勅命を受け、伊奈利山(稲荷山)の三つの峯の平らな場所に稲荷大神を祀ったことが起源と言われています。
公開・・・社家・荷荷田春満旧宅(史蹟)、御所から下賜のお茶屋(重文)、松の下屋及び茶室「瑞芳軒」
伏見稲荷大社(アクセス・歴史概要・・・)伏見稲荷大社見どころ(本殿・千本鳥居など)

【隨心院(山科区) 4月27日(土)~5月12日(日)】
隨心院は991年(正暦2年)に曼荼羅寺があった場所とも言われています。隨心院は鎌倉時代に曼荼羅寺第5世住持・増俊が曼荼羅寺の塔頭として創建したのが起源と言われています。
公開・・・如意輪観世音菩薩(重文)・金剛薩た菩薩(重文)・阿弥陀如来(重文)、小野小町文張地蔵尊像、表書院、奥書院など
隨心院(アクセス・歴史概要・・・)

【東寺(南区) 4月27日(土)~5月6日(月)】
東寺は796年(延暦15年)に桓武天皇の発願により、西寺とともに国家鎮護の官寺として、都の入口である羅城門の東に創建されました。その後823年(弘仁14年)に弘法大師・空海が嵯峨天皇から賜りました。
公開・・・五重塔(国宝)初層内陣(内拝)
東寺(アクセス・歴史概要・・・)東寺見どころ(金堂・五重塔など)

【石清水八幡宮(八幡市) 4月27日(土)~5月12日(日)】
石清水八幡宮は859年(貞観元年)に南都(奈良)大安寺の僧・行教が豊前(大分)・宇佐八幡宮の祭神・八幡大神から神託を受け、男山の峯に神霊を奉安したのが起源と言われています。
公開・・・本社(国宝)、織田信長寄進の「黄金の雨樋」、左甚五郎作「目貫の猿」
石清水八幡宮(アクセス・歴史概要・・・)石清水八幡宮見どころ

【浦嶋神社(与謝郡伊根町) 5月11日(土)・12日(日)・19日(日)・25日(土)・26日(日)・6月1日(土) ・2日(日)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)】
浦嶋神社は478年(雄略天皇22年)に浦嶋子(浦島太郎)が美婦に誘われ常世の国へ行き、825年(天長2年)に帰ってきました。この話を聞いた第53代・淳和天皇が浦嶋子を筒川大明神と名付け、小野篁を勅使として派遣して社殿を建立したとも言われています。
公開・・・本殿(国登録)、浦嶋明神縁起絵、亀甲紋門櫛笥(玉手箱)
浦嶋神社(アクセス・歴史概要・・・)

【京都非公開文化財特別公開2024 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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