京都の人気桜名所ランキング(嵐山・哲学の道・清水寺)

嵐山

京都の人気桜名所ランキング

京都の人気桜名所ランキングを紹介します。1位が京都で超人気の嵐山、2位が哲学の道、3位が清水寺、4位が円山公園、5位が醍醐寺、6位が仁和寺、7位が平野神社、8位が原谷苑、9位が岡崎疏水、10位が二条城です。嵐山・哲学の道・円山公園・岡崎疏水では無料でお花見を楽しめます。京都の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。

【京都の桜開花・満開予測】

●2025年1月9日、ウェザーニュースは京都嵐山で3月28日にソメイヨシノが開花すると予想しました。(順次情報更新中)
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)

【嵐山(桜見ごろ:3月下旬~4月上旬頃)】

  • 嵐山には山一帯に染井吉野・山桜など約1,500本が分布しています。NHK「ブラタモリ」でタモリさんが国有林内に桜を植樹しました。嵐山は渡月橋・桂川(大堰川)との構図が美しいと言われています。嵐山は日本さくら名所100選に選ばれた京都随一の名所とされ、貸しボートや人力車を楽しめることから国内外の観光客に大変人気があります。
  • 嵐山見ごろ

  • 嵐山は渡月橋の西、西京区にある標高約382メートルの山です。嵐山は平安時代に貴族の別荘地で、古くから歌枕として和歌などに詠まれる景勝地でした。嵐山は国の史跡・名勝に指定されています。嵐山と言う場合、山ではなく、桂川右岸の嵐山と桂川左岸の嵯峨野を含めたエリアを指すことがあります。
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【哲学の道(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 哲学の道には琵琶湖疏水沿い約1.8キロ(銀閣寺付近~若王子神社)に染井吉野など約430本が植えられています。哲学の道は京都市内で唯一「日本の道100選」に選ばれた名所で、小径を散策したり、カフェなどで飲食を楽しめることから国内外の観光客に大変人気があります。
  • 哲学の道見ごろ

  • 琵琶湖疏水は京都近代化政策の一環として計画され、哲学の道は1890年(明治23年)に完成した分線の管理用道路が起源です。哲学の道は北側にある銀閣寺道交差点付近の浄土寺橋から南側にある若王子神社付近の若王子橋までの長さ約1.8キロの小径です。明治時代に文人が多く住んで、散策するようになりました。

【清水寺(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 清水寺には山桜・染井吉野など約1,500本が分布しています。清水の舞台を一部とする本堂周辺が桜に包まれ、奥の院から眺めたり、写真撮影したりできます。清水寺は普段から国内外の観光客に人気があるが、春には更に人気が高まります。
  • 清水寺見ごろ

  • 清水寺では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)清水寺は西国三十三所の札所になっている観音霊場で、観音さまの慈悲の心を表す青い一筋の光が夜空に向かって放たれます。幻想的な光景が見られます。
  • 清水寺ライトアップ

  • 清水寺は778年(宝亀9年)に奈良・子島寺で修行していた延鎮上人・賢心が「南の地を去れ」という霊夢により、京都・音羽山に庵を結んだのが起源と言われています。780年(宝亀11年)に征夷大将軍・坂上田村麻呂が延鎮上人から鹿狩りの殺生を戒められ、観音さまの教えを諭されて、自邸を仏殿に寄進しました。

【円山公園(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 円山公園には祇園のしだれ桜や染井吉野など約680本が植えられています。祇園の枝垂桜は樹齢約100年で、樹高約12メートル・枝張り約10メートルです。円山公園では茶店が出店されたり、京都一の繁華街である祇園に近いころから国内外の観光客に人気があります。
  • 円山公園見ごろ

  • 円山公園では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)2代目・祇園の枝垂桜がライトアップされ、暗闇の中で幻想的な姿が浮かび上がります。また期間中の一部でかがり火も焚かれます。
  • 円山公園ライトアップ

  • 円山公園は江戸時代まで八坂神社・安養寺・長楽寺・雙林寺の社地・寺地でした。しかし1871年(明治4年)の上知令により、社地・寺地の一部が政府に没収され、1886年(明治19年)12月25日に公園として開園しました。1912年(大正元年)に小川治兵衛によって池泉回遊式の日本庭園が作庭されました。

【醍醐寺(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 醍醐寺には染井吉野・山桜など約1,000本が植えられています。桃山時代に関白・豊臣秀吉は畿内から700本の桜を集めて醍醐の花見を楽しみ、和歌「あらためて 名をかへてみむ 深雪山 うつもる花も あらはれにけり」を詠みました。醍醐寺は日本さくら名所100選に選ばれた京都を代表する名所とされ、国内外の観光客に人気があります。
  • 醍醐寺見ごろ

  • 醍醐寺では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)昼間と違った幻想的な光景が見られます。また例年4月の第2日曜日に豊太閤花見行列も行われます。(要確認)桃山時代の装束を身に着け、豊臣秀吉・北政所・淀殿などに扮した人々が練り歩きます。
  • 醍醐寺ライトアップ

  • 醍醐寺は874年(貞観16年)に弘法大師・空海の孫弟子である理源大師・聖宝が上醍醐山上で横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝観音・如意輪観音を祀ったのが起源です。907年(延喜7年)に醍醐天皇の御願により、薬師堂が建立されて薬師三尊が造仏されました。

【仁和寺(桜見ごろ:4月中旬頃)】

  • 仁和寺には御室有明(御室桜)・染井吉野など約500本が植えられています。御室桜は江戸時代に儒学者・貝原益軒が「洛中洛外にて第一とす」と絶賛しました。仁和寺は日本さくら名所100選に選ばれた京都を代表する名所とされ、国内外の観光客に人気があります。
  • 仁和寺見ごろ

  • 仁和寺では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)御室桜は遅咲きで、シーズン最後のライトアップを楽しめます。
  • 仁和寺ライトアップ

  • 仁和寺は886年(仁和2年)に光孝天皇が西山御願寺を創建することを発願したのが起源です。ただ翌887年(仁和3年)に光孝天皇が崩御し、888年(仁和4年)に宇多天皇が父の遺志を引き継いで創建しました。仁和寺は西山御願寺と言われていたが、その後年号寺・仁和寺に改められました。

【平野神社(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 平野神社には魁・平野妹背・御車返など約60種・約400本が植えられています。早咲き(河津桜・桃桜)から遅咲き(平野突羽根)までが植えられ、約1か月半に渡ってお花見を楽しむことができ、国内外の観光客に人気があります。
  • [平野神社見ごろ

  • 平野神社では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)平野神社は江戸時代に「平野の夜桜」とも謳われました。また例年4月10日に桜花祭も行われます。(要確認)桜花祭の神幸祭では鳳輦・天平の織り姫などが巡行します。
  • 平野神社ライトアップ

  • 平野神社は「続日本紀」に記され、782年(延暦元年)には平城宮の宮中に祀られていました。794年(延暦13年)の桓武天皇による平安京遷都とともに三神(今木神・久度神・古開神)が平安京に遷されたのが起源です。

【原谷苑(桜見ごろ:4月中旬頃)】

  • 原谷苑には枝垂桜など20数種・約400本が植えられています。原谷苑は標高が少し高いことから市街地よりも遅くお花見を楽しめます。ベンチや桟敷席(床几席)が設置され、座って楽しめます。原谷苑は交通の便が少しよくないが、シャトルバスが運行されことから観光客に人気があります。花見弁当を予約できる場合があります。
  • 原谷苑見ごろ

  • 原谷苑は北区大北山原谷にある個人の桜苑です。原谷は満州から引き揚げてきた者の入植地とされ、開拓が始まりました。原谷苑も1957年(昭和32年)に開拓を続けることを条件に譲り受けた村岩農園が起源です。その後桜などの観賞木が植えられました。

【岡崎疏水(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 岡崎疏水には染井吉野など約400本が植えられています。東側には染井吉野など約90本が植えられら蹴上インクラインがあり、一緒に楽しむのがおすすめです。岡崎疏水・蹴上インクラインはいずれも琵琶湖疏水の一部です。
  • 岡崎疏水見ごろ

  • 岡崎疏水では見ごろに十石舟めぐりが行われます。(要確認)南禅寺舟溜り乗船場から夷川ダムまでを運航し、船上からお花見を楽しめます。京都でも船上からお花見を楽しめる場所は多くありません。
  • 岡崎疏水十石舟めぐり

  • 岡崎疏水は琵琶湖取水口から瀬田川を源とする宇治川までを結ぶ琵琶湖疏水の第1疏水の一部です。琵琶湖疏水は第2疏水・疏水分線を含めると長さ約30キロになります。岡崎疏水は南禅寺舟溜(琵琶湖疏水記念館前)から夷川ダムまでの約1.5キロを言います。

【二条城(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 二条城には染井吉野・山桜など約50種・約380本が植えられています。城内には大休憩所・和楽庵茶房などがあります。二条城は世界遺産で、京都でも珍しいお城でお花見ができることから国内外の観光客に人気があります。
  • 二条城見ごろ

  • 二条城では見ごろにライトアップが行われます。(要確認)ライトアップではプロジェクションマッピングが行われることもあります。また例年4月9日に観桜茶会も行われます。(要確認)野点席でお茶などを楽しむことができます。
  • 二条城ライトアップ

  • 二条城は平安時代に宮中の庭だった神泉苑の一部でした。1601年(慶長6年)に江戸幕府初代将軍・徳川家康が京都御所の守護・将軍の宿泊所として築城を開始し、1603年(慶長8年)に二の丸御殿が完成しました。家康は伏見城で将軍宣下を受け、その後二条城で公家衆らを招いて将軍就任の祝賀の儀を行いました。

【石清水八幡宮(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 石清水八幡宮には山桜・染井吉野など約2,000本の桜が植えられています。最盛期には石清水八幡宮がある男山がピンクに彩られます。石清水八幡宮では八幡宮口駅と八幡宮山上駅を結ぶ参道ケーブルが運行され、お花見を楽しめることから観光客に人気があります。
  • 石清水八幡宮桜ごろ

  • 石清水八幡宮では見ごろに男山桜まつりが行われます。(要確認)神事が行われたり、伝統芸能・武道が奉納されたり、お茶席が設けられたり、様々なイベントが行われます。
  • 石清水八幡宮男山桜まつり

  • 石清水八幡宮は859年(貞観元年)に奈良・大安寺の僧・行教が大分・宇佐八幡宮の八幡大神から神託を受け、男山の峯に神霊を祀ったのが起源と言われています。翌860年(貞観2年)に清和天皇が八幡造りの社殿(六宇の宝殿)を建立しました。

【背割堤(桜見ごろ:4月上旬頃)】

  • 背割堤には約250本の染井吉野が植えられています。東側にはさくらであい館があり、高さ約25メートルの展望塔から背割堤の桜並木を一望することができ、観光客に人気があります。
  • 背割堤見ごろ

  • 背割堤では見ごろにさくらまつりが行われます。(要確認)さくらマルシェ・さくらであいクルーズ・お花見船Eボートなどのイベントが行われます。
  • 背割堤さくらまつり

  • 背割堤は八幡市にある長さ約1.4キロの堤防です。背割堤は宇治川と木津川が合流する直前に2つの河川を区切るように設置されています。宇治川・木津川は明治まで京都市伏見区淀付近で合流していたが、度々水害を起こした為、桂川・宇治川・木津川の三川合流部に付け替え改良工事が行われました。

【京都の人気桜名所ランキング 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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