京都非公開文化財特別公開2024年10月26日~12月8日(日程時間)

千本釈迦堂見どころ

京都非公開文化財特別公開

京都非公開文化財特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。京都非公開文化財特別公開は毎年春(4月下旬~5月上旬)と秋(10月下旬~11月上旬)の2回行われています。京都非公開文化財特別公開では通常一般公開されていない寺院・神社などを拝観できたり、文化財を見たりすることができます。

【京都非公開文化財特別公開2024 日程時間(要確認)】
京都非公開文化財特別公開2024は2024年(令和6年)10月26日(土曜日)~12月8日(日曜日)9:00~16:00に行われます。(日程時間に例外があり。また変更の可能性もあり。)
●東寺講堂・五重塔は8:00~16:30です。
●八坂神社は10:00~15:30です。

【京都非公開文化財特別公開 歴史・簡単概要】
京都非公開文化財特別公開(きょうとひこうかいぶんかざいとくべつこうかい)は1965年(昭和40年)11月第1週の文化財保護強調週間に因んで、開催されるようになりました。京都非公開文化財特別公開では例年春(4月下旬~5月上旬)と秋(10月下旬~11月上旬)に通常公開されていない寺社などの建物・庭園・襖絵などの文化財を特別に一般公開しています。
*参考・・・京都古文化保存協会ホームページ・pdf

【上賀茂神社(北区)10月26日(土)~12月8日(日)】
上賀茂神社(賀茂別雷神社)は社伝によると神代の昔に賀茂別雷命が現社殿の北北西にある秀峰・神山に降臨したのが起源とも言われています。
公開・・・本殿(国宝)・権殿(国宝)と神職による案内(随時)、高倉殿(重文)で社宝公開など
上賀茂神社(アクセス・歴史概要・・・)上賀茂神社見どころ

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【千本釈迦堂(上京区)10月26日(土)~12月1日(日)】
千本釈迦堂(大報恩寺)は1221年(承久3年)に奥州藤原氏3代当主・藤原秀衡の孫で、比叡山で修行した求法上人・義空が公卿・藤原光隆の従者・岸高の寄進によって創建したと言われています。
公開・・・洛中最古の木造建築物である本堂(国宝)、六観音像(国宝)、地蔵菩薩坐像(国宝)、快慶作の十大弟子像(重文)、傅大士並びに二童子像(重文)、狩野山楽筆襖絵など
千本釈迦堂(アクセス・歴史概要・・・)千本釈迦堂見どころ

【冷泉家(上京区)11月1日(金)~11月4日(月)】
冷泉家は1606年(慶長11年)に徳川家康から賜った現在の場所に屋敷を構えました。その後1788年(天明8年)の天明の大火によって屋敷が焼失し、1790年(寛政2年)に現在の冷泉家住宅が再建されました。
公開・・・現存唯一の公家住宅である冷泉家住宅(重文)、光格天皇からの下賜金で制作された月次図屏風など
冷泉家(アクセス・歴史概要・・・)

【廬山寺(上京区)11月11日(月)~11月24日(日)】
廬山寺は天慶年間(938年~947年)に比叡山延暦寺の中興の祖で、厄除け大師とも言われる比叡山天台18世座主である元三大師・良源が船岡山の南に創建したのが起源と言われています。
公開・・・元三大師堂と元三大師坐像・お前立ち鬼大師坐像・明智光秀の念持仏である地蔵菩薩像、阿弥陀如来及両脇侍坐像(重文)、源氏庭、源氏物語ゆかりの展示など
廬山寺(アクセス・歴史概要・・・)

【下鴨神社(左京区)10月26日(土)~12月8日(日)】
下鴨神社・賀茂御祖神社は社伝によると初代・神武天皇の時代(紀元前660年~紀元前582年)に比叡山西麓の御蔭山に祭神・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が降臨したのが起源とも言われています。
公開・・・東西本殿(国宝)と浦の廻廊から東西本殿を参拝、三井神社(重文)、大炊殿(重文)、氷室、神服殿(重文)、鴨社資料館秀穂舎など
下鴨神社(アクセス・歴史概要・・・)下鴨神社見どころ

【知恩院(東山区)11月1日(金)~11月10日(日)】
知恩院は1175年(承安5年)に浄土宗の開祖・法然上人が東山・吉水に草庵を結び、専修念仏を布教したのが起源です。知恩院は当初吉水御坊・大谷禅坊などと称されていました。
公開・・・三門(国宝)と宝冠釈迦如来像(重文)、善財童子像(重文)、須達長者像(重文)、十六羅漢像(重文)など
公開・・・大方丈(重文)、小方丈(重文)、狩野尚信・狩野信政・久隅守景等筆金碧障壁画、方丈庭園(名勝)
知恩院(アクセス・歴史概要・・・)知恩院見どころ

【八坂神社(東山区)11月16日(土)~11月24日(日)】
八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗から来日した調進副使・伊利之使主が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都の僧・円如が堂を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。
公開・・・常磐殿で神宝の展示
八坂神社(アクセス・歴史概要・・・)八坂神社見どころ

【泉涌寺(東山区)11月9日(土)~12月1日(日)】
泉涌寺は天長年間(824年~834年)に弘法大師・空海が草庵を結んで、法輪寺と名付けたのが起源とも、855年(斉衡2年)に藤原緒嗣が神修上人に山荘を与えて寺院に改め、仙遊寺と称したのが起源とも言われています。
公開・・・舎利殿、宝塔、韋駄天像(重文)、月蓋長者像(重文)、狩野山雪筆の天井画「雲龍図」、木村了琢筆の十六羅漢像など
泉涌寺(アクセス・歴史概要・・・)泉涌寺見どころ

【智積院(東山区)11月23日(土)~12月8日(日)】
智積院は南北朝時代に根来寺の学頭・真憲坊長盛が平安時代に興教大師・覚鑁が創建した大伝法院(根来寺)の学頭寺院(塔頭)として根来山内に創建したのが起源と言われています。
公開・・・宸殿、講堂、大書院、求聞持堂、拝殿、三社壇など
智積院(アクセス・歴史概要・・・)

【東寺(南区)10月26日(土)~11月3日(日)】
東寺は796年(延暦15年)に桓武天皇の発願により、西寺とともに国家鎮護の官寺として、都の入口である羅城門の東に創建されました。その後823年(弘仁14年)に弘法大師・空海が嵯峨天皇から賜りました。
公開・・・講堂(重文)と立体曼荼羅(国宝・重文)、五重塔(国宝)初層内陣
東寺(アクセス・歴史概要・・・)東寺見どころ

【阿弥陀寺(山科区御陵天徳町)11月1日(金)~11月10日(日)】
阿弥陀寺は728年(神亀5年)に僧・行基が創建したと言われています。行基は奈良・興福寺の前身・山階寺跡を訪れ、荒れ果てた墓地を整備し、堂を建立したと言われています。
公開・・・恵心僧都作で、小松内大臣重盛の念持仏である阿弥陀如来坐像、山門(赤門)、狩野岑信の釈迦三尊像など
阿弥陀寺(アクセス・歴史概要・・・)

【隨心院(山科区)11月1日(金)~12月1日(日)】
隨心院は991年(正暦2年)に曼荼羅寺があった場所とも言われています。隨心院は鎌倉時代に曼荼羅寺5世住持・増俊が曼荼羅寺の塔頭として創建したのが起源と言われています。
公開・・・如意輪観世音菩薩坐像(重文)、金剛薩だ坐像(重文)、阿弥陀如来坐像(重文)、小野小町文張地蔵尊像、卒塔婆小町坐像、表書院、狩野派筆奥書院襖絵など
隨心院(アクセス・歴史概要・・・)

【勧修寺(山科区)11月1日(金)~11月10日(日)】
勧修寺は900年(昌泰3年)に醍醐天皇が生母・藤原胤子の追善の為、胤子の同母兄弟である藤原定方に命じ、胤子の祖父・宮道弥益の邸跡を承俊律師を開山として寺院に改めたのが起源と言われています。
公開・・・本堂(市指定)、千手観世音菩薩立像、書院(重文)と書院障壁画(土佐光起筆の「近江八景図」・土佐光成筆の「龍田川紅葉図」)、池泉庭園など
勧修寺(アクセス・歴史概要・・・)

【元慶寺(山科区)11月1日(金)~11月10日(日)】
元慶寺は877年(元慶元年)に六歌仙の一人で、天台宗の僧・遍昭が貞明親王(第57代・陽成天皇)の生母・藤原高子の発願によって創建しました。
公開・・・御前立薬師如来坐像、十一面観音菩薩立像、僧正遍昭像、「花山法皇」と「花山法皇出家の図」、妙法院宮真仁法親王像など
元慶寺(アクセス・歴史概要・・・)

【鹿王院(右京区)10月26日(土)~11月5日(火)・11月15日(金)~12月8日(日) 拝観休止は11月6日(水)~11月14日(木)】
鹿王院は1387年(嘉慶元年)に宝幢寺内に開山塔(塔頭)として建立され、鹿王院と称したのが起源です。宝幢寺は応仁の乱によって廃絶し、残った鹿王院が寺籍を引き継ぎました。
公開・・・庭園(市名勝)、仏牙舎利の御開帳、「出山釈迦図(重文)」、茶室「芥室」など
鹿王院(アクセス・歴史概要・・・)

【浦嶋神社(与謝郡伊根町)日程調整中】
浦嶋神社は478年(雄略天皇22年)に浦嶋子(浦島太郎)が美婦に誘われ常世の国へ行き、825年(天長2年)に帰ってきました。この話を聞いた第53代・淳和天皇が浦嶋子を筒川大明神と名付け、小野篁を勅使として派遣して社殿を建立したとも言われています。
公開・・・本殿(国登録)、浦嶋明神縁起絵、亀甲紋門櫛笥(玉手箱)など
浦嶋神社(アクセス・歴史概要・・・)

【京都非公開文化財特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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